航空券検索サイト比較:スカイスキャナーとグーグルフライトどちらが優秀?

先にお伝えしておくと、僕は航空券検索の際にはグーグルフライト一辺倒です。

非常に使いやすいためなのですが、今回は日本では一般的なフライト検索方法として利用されるスカイスキャナーと比較をしてみたいと思います。

結論から言うと、グーグルフライトが圧勝です。

①カレンダー運賃表示機能:グーグルフライト優位

グーグルフライトは最初検索画面で目的地を入力してから、日付を選択する際にカレンダーでそれぞれの日付の最安値の組み合わせを細かく表示してくれます。

今回は、東京⇄バンコクのエコノミークラス往復で検索してみます。

グーグルフライトカレンダー運賃機能
グーグルフライトカレンダー運賃機能

表示されている運賃は往復の総額です。

往路を最安値「3.36万」円と表示されている10月22日に選択してみましょう。

すると、次に復路の合計運賃が表示されます。

グーグルフライトカレンダー運賃機能
グーグルフライトカレンダー運賃機能

「3.36万」円と表示されている10月28日を復路と指定します。

スカイスキャナーの場合はどうでしょうか。

スカイスキャナーカレンダー運賃機能
スカイスキャナーカレンダー運賃機能

細かな料金は表示されず、「¥」、「¥¥」、か「¥¥¥」の3段階で色分けされるのみです。

これだと、実際金額がいくらであるのか想像はし難いですね。

グーグルフライトと同様に往路を10月22日に指定してみます。

スカイスキャナーカレンダー運賃機能
スカイスキャナーカレンダー運賃機能

あら、往路の選択によって、復路の運賃は変動するはずなのですが、それでも往路の際と色が変わらない(往路指定日の22日以外)・・・

この辺はちょっと適当かもしれません。

②フライトの選びやすさ:グーグルフライト優位

表示方法が両者で異なります。

スカイスキャナーは最初からおすすめの往復分が一括表示されるのに対し、グーグルフライトは往路を選択してから復路と片道づつ。

後者の方が、選択はし易いです。

一括表示の方が考える時間は省けますが、面倒臭いのが同区間に同じ航空会社が複数便運行する場合。

例えば、タイ国際航空は毎日5便運行するので、組み合わせだけで5X5=25通りもあり、希望の組み合わせをスクロールしながら探し出すのは結構面倒臭いです。

スカイスキャナーは往復一括表示
スカイスキャナーは往復一括表示
同区間に同一航空会社便が多く運行する場合は選択幅が広がりすぎる
同区間に同一航空会社便が多く運行する場合は選択幅が広がりすぎる

片道づつであれば、すぐに希望のフライトを探し出す事ができるでしょう。

グーグルフライトの方がとてもシンプルで閲覧しやすいです。

グーグルフライトの検索結果
グーグルフライトの検索結果
グーグルフライトの検索結果
グーグルフライトの検索結果
グーグルフライトの検索結果
グーグルフライトの検索結果

グーグルフライトでは希望の往路便を選択した後、同じ様なフォーマットで復路便の選択画面が現れます。

③フィルター機能の充実さ:グーグルフライト優位

両社ともフィルター機能はほぼ一緒です。

経由地数、航空会社、手荷物、料金、時刻、CO2排出量、移動時間の7項目は共通します。

ただし、「乗継地の選択」だけはグーグルフライトにある機能です。

例えば、国際線の乗り継ぎが面倒臭いから(出入国審査が発生する可能性があるため)中国本土の空港は避けたい!と言う場合、ここで対象空港のチェックを外す事ができます。

スカイスキャナーではこれができません。

グーグルフライトフィルター機能
グーグルフライトフィルター機能
スカイスキャナーフィルター機能
スカイスキャナーフィルター機能
スカイスキャナーフィルター機能
スカイスキャナーフィルター機能
スカイスキャナーフィルター機能
スカイスキャナーフィルター機能

(④代理店料金比較の対象:スカイスキャナー優位)

こちらが()表示にしているのは、もともとスカイスキャナーとグーグルフライトで検索目的の趣旨が異なるのと、それ以前に予約サイトの代理店(通称OTA)を通して航空券の購入を個人的にはお勧めしないからです。

スカイスキャナーはオンライン予約サイトの寄せ集めでマージンとしてビジネスが成り立っているので、代理店の数は多くなりますが、グーグルフライトはもともと検索だけするために開発され、そこから航空券を購入できるシステムではありませんでした(今はできますが)。

なぜ予約サイトでのチケット購入をお勧めしないかは、以前の記事に掲載しています。

その代わり、個人的にはグーグルフライトで運賃を参考にして、航空会社のホームページから直接購入しています。

そのメリットもその過去記事に記述しています。

今回は、エアジャパンのオプションでそれぞれのサイトから進んでみましょう。

スカイスキャナーの発券オプション
スカイスキャナーの発券オプション
グーグルフライトの発券オプション
グーグルフライトの発券オプション

⑤その他機能:グーグルフライト圧勝

グーグルフライトの本領発揮は、ただのA地点からB地点のフライト検索ではありません。

<目的地が決まっていない場合>

なんと、行きたい場所がまだ明確では無いのに検索ができます!

例えば、金額に応じて目的地を決めたい場合にはとても有利。

目的地の指定なしでも検索できる
目的地の指定なしでも検索できる
全世界地図が現れる
全世界地図が現れる

地域だけでも決まっていたら、「アジア」、「ヨーロッパ」だけでも絞る事ができます。

<様々な都市を同時検索して比較する場合>

出発地・到着地共に、複数入力する事ができます。

例えば、到着地を、バンコク、シンガポール、香港、クアラルンプールの複数候補の中から選択したい!

可能です。

反対に、出発地も東京だけでなく、同時に大阪や名古屋という形で増やす事もオッケー。

結構優秀です。

到着地を複数候補に設定できる
到着地を複数候補に設定できる
出発地を複数候補に設定できる
出発地を複数候補に設定できる

これらは、グーグルフライトのオリジナルシステムです。

まとめ

この様に比較すると、グーグルフライトの方が検索能力や選択の確認方法は明らかに軍杯が上がります。

代理店で条件が悪くなっても良いから購入したい、という場合でしたらスカイスキャナーの方が様々な運賃オプションが表示されますが、個人的には航空会社のサイトで購入した方がメリットが大きいのであまり使う事は無いでしょう。

もし、この記事に触れていないスカイスキャナーのメリットがありましたら、教えて下さい。

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