2016年3月1日から日本国籍保持者限定で、インドの主要空港で事前にビザ申請無しに空港で取得できるようになりました。
条件は以下の通り:
<取得可能な空港>
デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイデラバード
<訪問目的>
観光、ビジネス、医療、カンフェレンス
<インド滞在期間>
1ヶ月
ビザ・オン・アライバルは実は2010年代初頭から2014年11月まで日本国籍を含む14ヶ国の国籍へ実施していましたが、Eツーリストビザ(インターネットで種類申請して後から空港でビザをもらうシステム)に切り替わってからそのシステムは廃止されました。
このEツーリストビザはインターネット上で申請しなければいけなくなり、パソコンに不慣れであれば致命的でその場合はわざわざインドビザセンターへ行って取得しなければなりませんでした。
このビザ・オン・アライバル復活により、インターネットで事前申請をしなくても良ければビザセンターへ行く必要もありません。
更に、今回のビザが凄いのはビジネス目的でも大丈夫!以前のビザ・オン・アライバルは観光目的だけで万が一仕事で来ていると係官に探られればその場で強制送還させられていた例もありましたが、もうその心配は無い訳です。
先日、ちょうど出張帰りの到着便が国際線ターミナルだったので、そのビザ・オン・アライバル専用のカウンターに興味があり見てみました。また、到着が深夜でANA便が到着したばかりの時間帯だったので、ちゃんとカウンターが空いているかチェックできる!場所はエスカレーターを降りた後、イミグレカウンターが並ぶところの一番奥に位置します。
すると。
ちゃん区切られていて、椅子まで並んでいる!隣のEツーリストビザカウンターは狭いスペースの中すごい行列で扱いが正反対!ビザ・オン・アライバルは広々した空間の中日本人だと思われる方々が3人ぐらいいました。カウンターも沢山(でもオープンしているのは1箇所ぐらい)。まさか日本人だけにここまでの空間を使用するとも思えないので、恐らく今後他の国籍にも適応され始めるのだと思います(インド政府によると、次は韓国国籍保持者へのビザ・オン・アライバルを検討している様です)。
それまでは。。。日本人はかなり特別優遇感ありますね!
ちなみに、従来通り、Eツーリストビザを申請する方法もできれば(あまり意味ないですが)、一番確実なのは日本のビザセンターでしっかり取得する事ですね。インドまでビザ無しで来て、いちゃもん付けられてビザが下りなくて入国できない、という可能性は否定できませんから(例えば、パスポートに沢山パキスタン出入国スタンプがある、等)。。。
参考記事はこちら(英語)。