マーチソンフォールズ国立公園(以下MFNP)は滝だけじゃない!
後ほど滝の様子をアップしますが、まずは2種類のサファリから。
皆さん、ナイル川というと、エジプトを想像しますよね。
コアな方なら、スーダンも含めるかもしれません。
でもウガンダが源流だって事はご存知でしたか?
正確にはナイル川には2つの源流があって、一つはエチオピアのタナ湖を発祥とするブルーナイル、もう一つはウガンダのビクトリア湖を源流とするホワイトナイルです。
ウガンダには、このホワイトナイルが流れ、マーチソンフォールズの滝となってMFNP内を横切ります。
このホワイトナイルは更にアルバート湖に流れ、そこから北上して南スーダンへ繋がり、スーダンの首都ハルツームでブルーナイルと合流します。
ナイルデルタ地帯をクルーズ
朝、パラア・サファリロッジ付近からボートに乗り、2時間程アルバート湖に注ぐデルタ地帯へ向けてクルーズします。
マーチソンフォールズとは反対方向です。


野生動物はそこまで確認できなかった
訪問時期と関連しているかもしれませんが、このボートサファリでは思ったよりも野生動物の種類は少なかったです。
カバは沢山居て川で気持ち良さそうにしていましたが、その他は川沿いの樹木に生息する様々な種類のサルや野鳥を見かけたぐらいでした。






アルバート湖に近づくと川幅がどんどん広くなっていきます。
この辺は絶景でした。

遠くには、コンゴ民主共和国の山々が見渡せます。


絶滅危惧種のウガンダキリンが世界で一番多く生息するMFNP
ボートサファリが終えたら今度はMFNP内のゲームドライブです。
イメージするアフリカの草原らしい景色ですが、ここもそこまで多くの種類の動物を確認できませんでした。
そもそも猫科の猛獣を観るのであれば、活発になりやすい早朝か夕方なので、今回の視察の様に真っ昼間に動物観察のは異質です。
ただし、世界でたった1,400頭程しか生息しないと言われているウガンダキリン(ロスチャイルドキリン)を多く見かける事ができました。
その1,400頭の中で1,250頭はここMFNPに集中している様です。

普通のキリンとの違いは、足まで模様が伸びていなく、白いストッキングを履いている様に見えます。

そしてアフリカスイギュウ(アフリカンバッファロー)です。

昼食はパラア・サファリロッジで手配されたランチボックス
リンゴ一個、ドライフルーツとナッツを固めたもの、ヨーグルト、アップルジュース、そしてメインはフライドチキン一個のみ。
付け合わせにポテトとかパンがあれば嬉しかったです。

まとめ
ぶっちゃけ、この記事に記載している2つのサファリは、そこまで感動は無いかもしれません。珍しい種類のキリンに興味が無ければ。ボートサファリであればこれからご紹介するカジンガ水路の方が様々な生き物が居て面白いし、ゲームドライブであればクイーンエリザベス国立公園の方が楽しいでしょう。広大なデルタ地帯の風景は良かったです。