カップルは仕様機材でフライトを決めよう!プレミアム価値ある2人がけ座席

昔のエコノミークラスでは一般的だったのに、今ではなかなか見かけなくなったものは何でしょう。

それは2人掛け座席です。

以前主流だった、ボーイング767やエアバスA300/A310/A340等の機材は2−3−2や2−4−2配列が多く、現在活躍するボーイング777でさえ今より横が1席少ない2−5−2配列が珍しく無かったので、比較的カップルに適した配置の機材に当たる可能性が今よりも高かったです。

エチオピア航空旧767機
エチオピア航空旧767機

国際線の主流は3人掛け座席

現在、ナローボディ機で一般的なエアバスA320シリーズや、ボーイング737のエコノミークラスは基本3−3配列。

ワイドボディ機でもボーイング777や787、エアバスA350は3−4−3配列及び3−3−3配列と基本3人掛け席が主流です(JALの787のみ2−4−2で例外)。

そのため、2人での旅行だともし窓際を指定された場合はトイレに行く際に通路側座席の方にお声がけしなければならない状態で、少々気を使わなければなりません。

シンガポール航空A350
シンガポール航空A350

エアバスA330とJALのボーイング787はあたり機材

現在でも生産されているボーイングとエアバスの飛行機だけで判断すると、唯一エコノミークラスで2人掛け座席が主流になっている機材はエアバスA330のみです。

座席配列は2−4−2が一般的になっています。

また、JALは世界で数多く運行されているボーイング787の中で唯一、横一列の座席数が8席(他社は9席)なのでゆったり2−4−2配置になっており、例外的です。

生産が停止して大分近年では珍しい存在になりましたが、まだJALやANAで現役のボーイング767は座席配列が2−3−2なのでこちらもカップルには適している機材ですね。

JAL国際線787のエコノミーは例外の配置
JAL国際線787のエコノミーは例外の配置

その他ワイドボディ機も後部座席は2人掛け座席が配置されている

3人掛け座席が基本のA350や777であっても、機体後部は幅が狭くなるため、一列あたりの座席が減ります。

そのため、3−3−3配列であれば2−3−2配列、3−4−3配列であれば2−4−2配列になる傾向があります。

ほんの数列のみの設定が多いのでこれらの座席は人気があり、先に埋まりやすくなりますがもし空席があればラッキーです。

ただし、航空会社によってはこれらの2人掛け座席をあえて普通より座席指定料を高額に設定している可能性がありますが・・・

ANAの777後方は窓際2人掛け座席が並ぶ
ANAの777後方は窓際2人掛け座席が並ぶ

A330でもLCCは要注意!

エアバスA330でもエアアジアXやセブパシフィック航空等のLCCは横を1席詰めている場合が多いので、その際は2−4−2では無く、3−3−3配列が主流になります。

これらはかなり激狭!

エアアジアXのA330普通席
エアアジアXのA330普通席

チケットを予約する前に運行機材を比べるのもあり!

航空券を購入する際、大抵フライト詳細に運航機材が掲載されているので、一度ここを確認するのも良いです。

座席のシートマップは航空会社のホームページや、その他個人的には以前おすすめしたAerolopaがとても良いです。

Aerolopaだと、窓の位置がしっかり分かるので窓際族にとっては最強です。

まとめ

日本を発着する航空会社で2人掛け座席が主流な機材を導入している航空会社をまとめてみました。

2人掛け座席が主流の機材 運行する航空会社
A330-200/300/900neo 大韓航空、アシアナ航空、チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空、キャセイパシフィック航空、香港航空、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、タイ国際航空、マレーシア航空、ガルーダインドネシア航空、ネパール航空、スリランカ航空、デルタ航空、ハワイアン航空
767-300 JAL、ANA
787-8/9 JAL

日経以外の航空会社であれば、A330に集中しているのでこれらの機材はカップルにとってはあたり機材でしょう。

もし価格設定が各社で大幅に変わらないのであれば、運航機材によってフライトを選ぶのは賢いです。

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