ヨハネスブルグ周辺で一番のアトラクションと言えばここです!車でたった2時間で野生動物の宝庫があります。有名なクルーガー国立公園は遠いですし広すぎて、今回の様な短い旅行で最も沢山の動物を観るならここピラネスバーグ国立公園です(発音はピランスバーグが近いです)。面積もクルーガー程広く無く、南アで最もビッグファイブ(ライオン、サイ、水牛、豹、そして象)を目撃できる可能性が高いらしいです(短時間と言う意味で)。
友人B君の母親が旅行会社に勤めていて国立公園内のサファリロッジが割引で宿泊できたので有難かったです。バクボンと言う名の唯一の設備が整ったサファリロッジです。結構高額なので、もし予算に合わなければサンシティーのホテルに宿泊されると良いです。僕らも割引が無ければ手が出せないです。。。
まずはリゾートへチェックインにしようかと向かいましたが、午前中のためチェックイン時間まで待つように言われました。その間、サファリに向かう事にします。
ピラネスバーグは自家用車で園内移動できます。友人の車で回ります。
一番最初に見かけたのはビッグファイブの一つである象!お尻だけ道路に突き出ていました。
そしてインパラ。
ちなみにピラネスバーグに野生動物が多く生息する理由がこの一帯クレーターの様になっていて、真ん中に池があり、動物が集まりやすくなっているそうです。確かに周辺は小高い丘に囲まれていて、盆地の様になっています。
一度ロッジに戻り、 部屋に入ります。大きなダブルベッドが2つ。普通に大人4人が寝られます(笑)。ベランダからは国立公園の全景が楽しめます。
昼食タイム。先ほどボリュームある朝食を食べたので、プールサイドのバーで軽くサラダだけに。カクテルと一緒に^^。
南アは大抵何を頼んでもボリュームがたっぷり。。。このサラダも日本で言う2人半前ぐらいありました。上にはビルトンと言う南アバージョンのビーフジャーキーを粉末にしたものが掛かっています。
丁度ロッジの前にはヌーの群れが居ました。
午後はリゾート主催のジープサファリに参加しました。車高があるので、一般車では味わえない楽しみがあります。一つ気づいたのですが、ロッジに宿泊していた客やサファリに参加した人はすべて外国人でした。南ア人はB君だけ。話に聞くと、南ア人はロッジ等に泊まらず、園内のキャンプ場で自分でテントを張ってブラーイ(南ア版バーベキュー)をするのが一般的だそう。自然を楽しみに来たのだから自然と一体化する意味ではロッジは邪道ですね(笑)。
ジープサファリが始まります。早速また象さんからスタートです。今度は群れで現れています。
赤ちゃんがおっぱいを飲んでいる母象、鼻が上がっているのが見えますでしょうか。これは僕らに挨拶をしているのだそうです。何度かこちらを向いて鼻を上げていました。象は結構狂暴にもなるらしく、耳の動き方で判断するそうです。一般車両なんて潰せるそうなので、先ほど友人カーで移動した時には象の前はかなり気を付けて運転しました。
次はサイ!お尻が可愛すぎる。。。
さて、南アの国立公園にはHide(ハイド)と呼ばれる隠れ小屋がいくつか点在します。大抵水源の前にあり、静かに野生動物ウォッチングをする場所です。トイレもあるので(しっかり水洗トイレ)便利。
サファリは4時間ぐらいで、途中の休憩タイムにはレンジャー兼運転手が冷えたビールや飲み物とサモサ(れっきとした南ア料理でもあります)が提供されます。冷えたビールは嬉しい!
さて、この夜ラッキーな事が起きました。
初めて野生のライオンを観る事ができました!もう既に夜でしたが、これには感動しました。動物の王ですからね!
丁度ロッジに帰るギリギリ手前だったので、諦めかけていたライオンが目撃できて嬉しかった。これでビッグファイブの3つ(象、サイ、ライオン)を観る事ができました。
夕食はロッジのビュッフェ。肉って感じ!南アは肉が美味いので問題ありません!
翌朝。
6時に公園がオープン。自家用車で回ります。
早速ライオンが!しかも我々にポーズまでしてくれました!
結構厚い雲が掛かっていました。
おっと、またまたライオンに出会いましたよー!鬣があるので、今度はオス。オスライオンって目撃できる可能性が低いそうです。大抵草の中に隠れて寛いでいる事が多いそうで。
この時、獲物を狙っていました。先にはヌーが一頭だけ。狩りを期待していましたが、逃しました。オスでもまだ若いとB君が言っていました。
一度ロッジに戻って朝食タイム。
チェックアウトして引き続きサファリを。
スプリングボックは南アの国獣です。ラグビーのチームもスプリングボックと呼び、この動物がロゴになっています。
ヒヒって写真では判りませんがかなりでかいです。立ち上がると小学生と同じぐらい。
結果的に、ビッグファイブの中の3つしか観れませんでしたが十分に満足です♪
付き合ってくれた友人B君に感謝。動物ウォッチングは楽しいです。動物園の動物とは違い、生き生きとしているのでこちらも元気をもらいます。
最高の体験でした。