本日、ドバイエアショーでエミレーツが待ちに待った新しいファーストクラスのシートを発表しました。
何が進化したか
〇最初はB777-300ER機材に搭載され、1-2-1のシートアレンジから1-1-1のシートアレンジへ変化。ファーストクラスの合計座席数は8席から6席へ。
〇世界初の床から天井までドアが伸びている完全に仕切られた空間。
〇各個室でエアコンの温度調整ができる(世界初)。
〇シートは「ゼログラビティー」(和訳で重力ゼロ)をモットーに、完全水平では無い、一番人間がリラックスできるとされる角度の調整ができる。
〇各窓際座席には双眼鏡も置いてある。
まずはエミレーツのツイッターアカウントから写真をシェアします。
ビジネスとエコノミーも一新!
ネットでは、何故この時代に2-3-2配列で各座席通路アクセスでは無いかと不評だけど個人的には結構落ち着いて格好良いと思う。一応フラットにはなるし、ちょっとしたホテルの一室みたいな雰囲気がする。エミレーツは昔から座席を詰めながらも快適にする事が上手なので、これは悪くないかも。
シートの色が落ち着いた青の鮮やかさがあって黄色のイメージから少し変わった。
最初の導入路線は、2017年12月1日よりドバイ午前発のブリュッセル便と、午後発のジュネーブ便からスタート。その後、新型のB777-300ERとA380機にはこれらの新型シートが搭載される。
魅力的なプロモーションビデオ
これが一番魅力を引き立たせる。。。破産しないためにも自分をコントロールせねば。
観ると凄く乗りたくなるビデオ宣伝!
ちなみに、現時点ではどうやらマイルでの特典航空券でこの新型ファーストクラスに乗る事は出来ないらしい。色々調べたら、コロンボ発ジュネーブ行きが一番安いかな。料金は片道30万円前後。
他社と比較して
やはりエティハド航空が2014年に発表したあの「すげー」感動が一番かな。先日のシンガポール航空も凄い贅沢な広さだったけど、結果的にはエティハドの真似に過ぎないし、今回のエミレーツも座席と窓が離れている意味があまり無いかな、と感じてしまう。でも、今までに無い完全にお部屋となってエアコンの温度設定も自由にできて、窓を好きなように開けっ放しにしても注意されない(他人に迷惑を掛けない)というのは、非常に大きなプラスだと思います。
いつ日本に来るかな♪