空港都市:ムンバイ
空港名:チャットラパティ・シバジ国際空港
ターミナル:2
ラウンジ運営航空会社:無し(GVK社)
ラウンジ名:GVKラウンジ・バイ・TFS パフォーマ(国際線東ウィング)
ラウンジ利用日:2018年4月13日(金)
ラウンジ利用時間:01:00~03:00頃
ラウンジ利用時の混雑状況:混んでいる→空いている
ムンバイGVKラウンジは以前から何回もレビューしていますが、国際線出発のビジネスクラスに関しては本格的なレビューは今回が初めてです。過去のラウンジ訪問記は以下の通り:
国際線出発エリアの同社ラウンジはオリジナルの西ウィングと新しくできた東ウィングがあり、今回利用したのは東ウィングの方でした。
<ラウンジパス>
まずはエチオピア航空のチェックインカウンターでラウンジ招待券をもらいます。立派です。
<ラウンジの外観と内装>
多少ギラギラ派手ですが、雰囲気は落ち着いています。カーブ型になっており、広く、ソファーもゆったりしてスペースを確保しているので混雑していてもそんなに気になりません。座る場所も様々なオプションがあり、ちょっとしたリビングルームの中に居るような気分になる場所からオープンエリアでの配置、カウンターテーブル型で飛行機の景色を眺められる高いチェア、ダイニングテーブル式など、選べる楽しみがあります。
あちこちにある植物はなんと本物です!
<ビジネスセンター>
マックのデスクトップが2台とプリンター兼スキャナーが置いてあります。
<マッサージコーナー>
ラウンジ入って左の奥へ行くと植物の壁(なんていうのかな?)が現れ、そこがスパエリアになっています。ラウンジ利用者は15分間の無料フットもしくはヘッドマッサージを受ける事ができます。これ、あまり知られていないのか、ラウンジ入室した時はとても混雑していたのにマッサージ利用者は一人も居ませんでした。これは「知られざる人のみ」という感じですね。待たされずに済んだので良かったですが。
スパの受付カウンターで時間を確認し、それから始めます。壁一面に生えている本物の鑑賞植物のお蔭で森の中に居る雰囲気がして、とても落ち着きます。無料マッサージは個室では無く、オープンスペースで行われます。マッサージ師もプロで、最初は濡れたタオルで足を拭いてくれ、マッサージ中はボディークリームを塗りますがまた終了後綺麗に拭き取ってくれます。本格的です。
マッサージサービスは最高に嬉しいですね。
<シャワー室>
デリーから乗り継いだし、まだこれから目的地へ着くまで12時間以上あったのでシャワーで汗を洗い流す事にしました。最初案内された時はタオルが無かったのですが近くに居た清掃婦の方にお願いしてすぐにもらう事ができました。アメニティーはボディーソープとシャンプーしか無かったですが、お願いすれば歯ブラシなどもらえるかもしれません。今回は持参していたので必要無かったのですが。シャワーブースには壁に併設されている折り畳み式の椅子もありました。
<男性化粧室>
これは一般トイレの内部。
<食事と飲み物>
何と言ってもGVKラウンジのハイライトは豊富で質の高い食事と飲み物オプション。とはいえ、デリーのラウンジでガッツリ食事を2回取ってしまい、更にはスキップするはずの前フライトの機内食をプラスしてしまったのでここでまだ食事をするのは至難ですが。。。また美味いので、ついつい2皿もいってしまいました。腹よ、ごめんよー。
〇前菜と軽食
この深夜の時間帯、チキンサラダ、フムスその他中東系前菜、サンドイッチ、ラップ、レタス、オリーブ、茹で野菜、キムチ(もどき)などがありました。
写真を撮っていたら、「俺たちも撮ってくれ」とシェフとウェイターがポーズしてくれました。スタッフの方皆気さくでホントこのラウンジは居心地が良いです。
〇ホットミール
この時間帯、「夜食」が提供されていました。インド料理とその他が半々ぐらい。
〇デザート
スイーツの種類が豊富!特にバナナのクリームの載ったパイは格別。欧風ケーキ3種類の他にもインド風スイーツも数種類あり、チーズもインドでは貴重なカマンベールチーズ(ブリーかもしれない)がありました。
〇ソフトドリンク
ムンバイ近郊で採れる火山水のミネラルウォーターや一般的なソフトドリンクが。ナチュラルヨーグルトも置いてありました。
この時間帯、生憎この前感動したコールドプレスジュースはありませんでした。残念。
ここでは2皿いってしまいました。最初はまだホットミールが補充されていなかったので、スープとケーキ、そして腹に優しい中東系前菜を。次に、ナシゴレンやパスタなど美味しいそうな炭水化物系を。
ぎりぎりまでエチオピア航空の南アまでの旅をビジネスクラスへアップグレードしようか迷ったけど、エコノミーで良かった。せっかくビジネスに乗っても機内食はしっかり食べれなかった。
ちなみにケーキ類、本格的でヤバかった。ミニサイズのものを3つも食べてしまった。
ペリエがあったのは驚きでした。ローカルブランドのスパークリングウォーターと比べると値段は10倍ぐらい違います。300mlの缶で、裏の値段を確認したらRs. 250(約400円)。ソフトドリンクでも質にこだわっているのが利用者に嬉しいです。
〇酒類
機内でよく眠れる様にスパーリングワインを頂きました。ブランド名はJacob’s Creekというオーストラリア産。バーテンダーの方も愛想が良く、写真を撮らせてもらいました。ちゃんとシュワシュワ用のグラスに注いでくれました。
ラウンジを去る前、他の従業員も集まって、また撮影をお願いされました。今度はバーでポーズ。
深夜の訪問でしたがとても快適でした。ラウンジが利用できるメリットは本当に嬉しい。このラウンジは全航空会社共通で基本ここしかありません。生憎プライオリティーパスでは利用できませんが、各航空会社の上級会員なら同アライアンス利用時に限りアクセス可能なので是非腹を空かせて期待して訪問するのはアリです。
<ラウンジの印象>
最高のラウンジです。世界の中でもトップレベルだと思います。自分の中では、ビジネスクラスの中ではターキッシュのイスタンブール空港ラウンジの次ぐらいに良いのではないかんと思うぐらい。
【ラウンジ評価】
スタッフの対応:☆☆☆☆☆
ラウンジの快適度※:☆☆☆☆☆
ラウンジのデザイン性:☆☆☆☆☆
設備・アメニティー:☆☆☆☆☆
食事・飲み物の種類:☆☆☆☆☆
食事・飲み物の質:☆☆☆☆☆
※体験時の混雑状況も重なるので、必ずしも参考になるものではありません。