4年ぶりにデリーに戻ってきてまず驚いたのは物価の高騰。対米ドルでは1割しかインドルピーの価値は下がっていないのに、一般消費財に関しては実際は1.5倍ぐらい値上がりしている印象です。
まず、新居で必要なのはベッドシーツやクッションカバーなどのファブリック類。
昔からFabIndiaのファンだったのでそこで購入しようかと思いましたが、ダブルサイズのベッドシーツが普通にRs. 3,000以上。想定以上に値上がりしており、ゲストルーム分含めて最低4セットは必要だったので、そこまで予算は掛けたくないなぁ、と言う印象でした。Good Earthも興味がありましたが、こっちは確実に予算オーバー😱
グルグラームに住む友人に相談したら、インド柄であればコンノートプレイスにある各州政府の民芸品店が良いよ、と言われて、行ってみました。
ざっと500メートルに渡って、インド各州の民芸品店が並びます。北はカシミール、南はケーララ、西はグジャラート、東はナガランドとインド各地から集まっています。
流石に30近くある店舗全てには入りませんでしたが、表から見てここよさそう!と思ったのを5店ほど入りました。
その中で最も印象に残ったのがマディヤ・プラデーシュ州政府運営のMrignayani。場所はこちら。
因みに、最初に入店したナガランド州政府民芸店もナガショールがあったり、厚手のリバーシブルのベッドカバーがあったりと、こちらもお手頃価格で販売されていて結構悩みました(結果、ベッドカバーには興味が無いのでやめましたが)。
Mrignayaniの店内、土曜日にも関わらず、閑古鳥が泣いている。。。どの州政府民芸店もそんな感じです。あまり宣伝されていないせいかな?まぁ、各州の税金で運営していると思われているので、商売繁盛しなくても関係無いかもしれませんが(笑)。そのため、どこに入っても結構親切に対応してくれました。
コットン製のベッドシーツやクッションカバー、ラグ、ランチョンマットのコーナーは日本式の3階に。
ベッドシーツの価格はシングルがRs. 1,000前後から、ダブルはRs. 1,500前後からあり、同じ価格でリバーシブルな枕カバー2セットも付いてくるものもあります。しかも、訪問時はこの価格からどれも30%オフ!
お手頃価格な分、少し糸屑が千切れている場合があったりするので購入前に一度広げて確認する必要があります。
↑エメラルドグリーンのベッドシーツと枕カバー、そしてラグがMrignayaniで購入したもの、青い掛け布団(まだ暑いのでベッドシーツですが)は、少し厚手のもので同じ通りに並ぶアッサム州政府の民芸店で購入したもの。こちらもコットン製でRs. 1,400とお手頃価格。ラグはちょっと値段を忘れてしまいましたが、Rs. 1,000前後だったと思います。しっかりした麻のものです。
ファブリックは洗濯の際色落ちするかなぁ?なんて心配していましたが、問題ありませんでした。
ランチョンマットなんて、6枚1セットで割引後Rs. 500前後。こちらもリバーシブル!
写真の緑と黄色のランチョンマットが例のもの。結構気に入っています。奥のカウチに並んでいるクッションカバーやベッドシーツも同じ場所で購入。デザインのセンス無いので色のバランス等はご容赦下さい⭐️
まとめ
まだインフレの波を感じさせない昔ながらのゆったりとした時間が流れる各州政府民芸店。掘り出し物があるかもしれません。各州の個性があってインド柄を求めるのであれば、お土産としてもとても良いお買い物スポットだと思います。
因みに、政府民芸店(=エンポリウム)と言えば同じくコンノートプレイスにあるデパート式のビルの店舗もありますが、こちらは別物なのでご注意を。
余談
モンスーンが到来し、やっと今朝は涼しくなりましたね!うちのにゃにゃも今はベランダで寛いでいます。今日の予想最高気温は31℃。東京よりも涼しい^^