国際線に搭乗すると、座席の交換依頼をお願いされる事があります。
特に、ソロでの搭乗者に対して、座席が一緒に確保できなかった夫婦や家族連れから、クルーを通して依頼される事が長距離路線であります。
僕も近年では2回ありました。
正直、座席指定をする際には事前に精査して選択しているので、交換依頼は気持ちの良いものではありません。
1回目:ターキッシュエアラインズ
最初は2017年にサンフランシスコからイスタンブールへターキッシュエアラインズに乗った時。
搭乗して間も無く、年配の女性が、僕の座っていた座席3Kにやってきて、2列後ろの5Kと交換をお願いされました。
どうやら夫が3J、本人は5Kだったみたいです。
まぁ、たった2列の差だし、同じ進行方向の右側の窓際だから良いか、と承諾。
後で後悔しました。
まず、バルクヘッドの座席なので前方は壁で、シートテレビの位置が高くて見にくい。
更には、ギャレーにとても近い位置のため、あまり落ち着かない・・・
まぁ、でも希望だった側の窓際で変更は無かったし、機内食は希望した食事を頂く事ができたので、そこまで不満はありません。
2回目:エジプト航空
つい最近です。
カイロ→成田便での出来事。
こちらは、搭乗後にクルーから依頼をされました。
今回は、10Kから16Aへ変更して欲しいとの事。
夫が僕の座席から通路を挟んだ真ん中席の10G、妻が後方の16Aに座っていました。
本来なら10Dが隣同士で最適では?と思うので、恐らく先に断られた可能性あり。
本人がつい近くに座っている前で言うのも気が引けたけど、今回は2つの理由で断りました。
理由①:タクラマカン砂漠と天山山脈の景色を楽しみたかったので進行方向右側は必須
理由②:前フライトに同機種で機内中央部に座っていたが、既に希望の機内食が切れてしまっていた
という事は、一番後ろの座席だと理由②は明らか。
満席の機内だったので、3種類選択できるメインディッシュが、恐らく選択無しになった可能性が高い。
お陰で、人気のあったサーモンのメインディッシュを美味しく頂く事ができました♪
子連れの場合は仕方が無い
2回とも、立派な大人である夫婦による座席交換依頼でしたが、これが子連れであれば非常に断りにくいです。
僕も子供の頃、満席の機内で親と離れた座席になってしまった時、交換をしてくれた方が見つかった時にはとてもホッとしました。
もしどうしても子連れの家族が僕の座席しか交換オプションが無い時にはモラル的に譲る事になるでしょう。
ただし、これがエコノミーの場合で、通路もしくは窓際から、両方にも属さない真ん中のシートへ依頼されれば、断ります。
相手も最低2席確保しなければならないので、そういうケースはなかなか無いかと思いますが。
まとめ
座席交換依頼の当初、断る事は申し訳ないと思っていましたが、次第に相手への配慮も大事だけど自分の希望も大切だと理解しました。特に、飛行機に乗る事が最高の思い出になる場合には、後悔したくありません。ただし、子連れの場合などどうしてもお互いが近くに座る必要がある場合には、仕方が無いです。