概要
搭乗総合評価:85点
<利用詳細>
航空会社:マレーシア航空
便名:MH 608
フライト区間:シンガポール→クアラルンプール
フライト利用月:2023年9月
予定出発時刻:18:10発
実際の出発時刻:18:35発
予定到着時刻:19:20着
実際の到着時刻:19:47着
時刻表上のフライト時間:1時間10分
実際のフライト時間:1時間12分
機種:ボーイング737-800
利用クラス:普通席
座席番号:8A
機材番号:9M-MXD
機材導入日:2011年03月15日
<チケット代>
13,894円でした。
搭乗記
・改装してスッキリしたチャンギ空港第2ターミナルの出発ロビー
以前ずらっと並んでいた有人チェックインカウンターがほぼ撤去され、自動チェックインカウンターに置き換えられていました。
マレーシア航空の場合にはバゲージドロップ用の有人ブースが2つ用意され、エコノミーとビジネスクラス・上級会員ように分かれていました。
・指定ラウンジはSATSプレミアラウンジ(第2ターミナル)
ワンワールドサファイア以上・ビジネスクラスの乗客は、SATSプレミアラウンジが利用可能ですが、もし時間があれば第1ターミナルまで足を運び(制限エリアで繋がっている)、素晴らしいカンタス航空やブリティッシュエアウェイズのラウンジの利用がお勧めです。
・事前の連絡も無く遅延
チャンギ空港の第2ターミナルでは、各ゲートで保安検査が実施されるので搭乗時間より前には並んでいる必要があります。
が、搭乗時間頃ゲートに向かっていたら、なんと同航空の一本前の飛行機がまだ駐機しているではないか!
マレーシア航空は頻繁に本数を運行しているので、まだ前の飛行機が居るという事は、自分のフライトは遅延が確定。
事前に連絡が無いので、ゲート付近は保安検査場が開くまで混雑。
搭乗時間自体は搭乗券に記載よりも1時間程遅れましたが、一切謝罪等のアナウンス無し。
LCCのエアアジアは羽田ですこ〜し遅延が発生するだけでも何度も繰り返して状況報告していたのに。
・新しい内装の機材
機材自体は2011年製と古いですが、近年マレーシア航空のボーイング737-800機は次々に一新しています。
今回の機材は新品ピカピカの座席でとても居心地良かったです。
・新しいビジネスクラス
従来と比較して簡素化されました。
シートテレビを取り外され、その分機内Wi-Fiと通じてエンターテインメントを手持ちのスマホやデバイスで楽しむ事ができます。
・エコノミーの座席は広々としている
短距離用機材としては、かなり快適では無いでしょうか。
背もたれが薄くなり、その分足元に余裕が見られます。
↑拳2個ぐらい行けちゃいます。
USB電源が2タイプ用意されているのは便利です。
空調は各列で調整が可能なのは嬉しい。
・定刻より25分遅れて出発
機内でもやはり遅延に関しての情報や謝罪は一切無かった。
大したな遅れでは無いけど、これもエアアジアは同じ様な遅延でしっかり機内でも機長より連絡があった。
・機内食はピーナッツとミネラルウォーターのみ
羽田→中部と同じぐらいの短距離路線なので機内食はシンプル。
ピーナッツの袋にミネラルウォーターのボトル一本のみ。
・化粧室はシンプル
アメニティーはハンドソープと、何気にエアフレッシュナーが置いてあるのは嬉しいですね。
場合によっては前の使用者から残る匂いが強烈の場合があるので、これが置いてあると使いやすくなります(笑)
評価
地上&機内クルーの対応:7/10(機内サービスやクルーの対応は凄く良かったが、遅延について一切の謝罪無し)
機内の清潔感:5/5(座席は一新され、新鮮だった)
シートの設備:10/10(USB電源2つ、スマホホルダーなど便利で短距離仕様としては文句無し)
シートの快適度:10/10(短距離仕様としてはかなり快適)
アメニティー:LCCなので対象外
機内食・飲み物の種類・量:3/5(ピーナッツと水のみ;飲み物がもう一点何かあると嬉しい)
機内食・飲み物のクオリティー:7/10(まぁ、ただのピーナッツなんで・・・一応健康的!?)
エンターテインメント:4/5(機内雑誌があり、Wi-Fiが作動していたか未確認)
コスパ:8/10(LCCと比較すると高価だが、座席は広いしまぁ快適なので)
総合評価:55/65 = 85点
まとめ
新しいシート、足元の広い座席、とても対応の良いクルーが印象を良くしています。その反面、遅延対策がしっかりなっていなかった事と、例え30分程の遅延だとは家一切地上でも機内でも報告が無かったのは、時間に厳しいアジアの航空会社としてはどうなのかなぁ、と疑問に思いました。内装は素敵だし、また利用してみたいとは思います。