トリップアドバイザーでアブダビのアトラクションナンバー1はThe Yellow Boatsと言うスピードボートで周るアブダビの海でした。興味があり、事前にメールして参加を申し込みました。
まず、タクシーでエミレーツパレスホテルの敷地内にある、マリーナへ向かいます。途中、ホテルの検問がありますが、ボートツアーに参加するというとすぐに通してくれました。
そして。。。タクシー降りるとびっくり!そこは真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海、そしてエミレーツパレスホテルとそのバックにはさっき訪れたエティハドタワーや高層ビル群。美しすぎる。アブダビの人口220万と言われていますが、とてもそんな人口が居る都市には見えない。。。
The Yellow Boatsは見つけにくかったです。マリーナに到着するとヨットが停泊している場所に2階建ての建物がありますが、そこの2階が待ち合わせ場所です。ボートのガイド兼操縦士であるダニーがやって来ました。ダニーはインド洋に浮かぶ南国のセイシェル出身です。参加者は僕以外にはドイツ人の親子3人、アメリカ人のカップル2人、イギリス人っぽい若い女性2人の計8人でした。
出発してすぐ、何とダニーがイルカがいると言いました。確かに、イルカの背中が海に浮いているのが分かりました。こんな大都会の海に野生のイルカが!生憎写真は取りそびれてしまいましたが、ここでイルカが見えるのはラッキーだそうです。
まず、ボートは各国大使公邸が集まる住宅街の周りと通りました。すごく立派なビラが並びます。ここにまとまって各国の大使が住んでいる様でした。
そして、ボートはまずアブダビ市内中心部付近のコルニーシュと呼ばれる海岸沿いへ。このボート、かなり速くスピードが出せます。この日はアブダビ沖の波が高かった事から、ジェットコースターに乗っている気分でした。波を渡る度にあのジェットコースターで聞こえる叫び声を皆さんでやりましたw。かなりスリルがあって面白かったですが、船酔いをしやすい方や年配の方は参加を考えた方が良いかもしれません。
コルニーシュの次は、アラブ伝統のダウ船が並ぶ船着き場へ案内してくれました。石油が採掘される前、アブダビの唯一の収入源は真珠でした。ダウ船は元々釘を一本を使わないというボートで、漁師はゴーグルを付けず、そのまま海の中をもぐって真珠をハンティングしたそうです。今では漁業船となっているそうですが、昔ながらの雰囲気が残る場所でした。
次は石油を採掘する場所へ。ここでは海の中から採掘するそうですが、今ではほとんど掘り出していなく、内陸の砂漠地帯からメインで採掘している様です。実際、あまり稼働している様にも見えませんでした。どうやらこの辺の石油は最初海から採掘され、その後内陸で見つかったそうです。
ツアー時間は約50分。あっと言う間に時間が経ちました。帰りはそのままエミレーツパレスへ戻ります。ダニーが、是非エミレーツパレスホテルの内部を見ていった方が良いとお勧めしてくれ、当初予定には入っていませんでしたが時間もあるしホテルまで近いので、行ってみる事にしました。ここには話題の24カラットの金箔入りカプチーノが飲めるそうで、話のネタに行ってみるか!と決心しました。