エアインディアのインド国内線は乗るフライトによって国際線ターミナルから発着します。
これ、先に知っておかないと、到着してから戸惑ったり、国内線だからとぎりぎりに空港着いたら乗り遅れる可能性が高くなります。
※注意が必要なフライト:
AI 010 – AI 399
AI 900 – AI 999
デリーやムンバイ空港の様に、国内線も国際線も同じターミナル発着の際でも、要注意です。国内線でも、上記フライトナンバーであれば国際線出発チェックインカウンターへ並ばなければいけません。
①国内線のチェックインはスムーズだけど、国際線のカウンターは時間帯によってはかなりチェックインに時間がかかる。特に中東方面へ出発のフライトは出稼ぎ者が多く、チェックインで書類チェックが時間がかかるので一人あたりのチェックイン時間が長い。
②国際線のチェックインカウンターは規定上は出発1時間前にクローズする。国内線カウンターは45分前までOK。30分以上並ぶこともあるので、出発2時間前までに空港に到着していないとリスクあり。
③空港に到着しても、必ず搭乗券の半券は持っていること!到着も国際線ターミナルになるので、搭乗券が無いと国内線で到着したという証が無い。一度、搭乗券を無くしてしまった事があり、何とかEチケットがあってそれを見せて通りましたが、面倒くさい事になる可能性があります。
さて、国際線ターミナル発着の場合気になるのがイミグレ。いくら国際線便専用でも、国内線は国内線なので、イミグレの一番端に国内線専用カウンターがあり、ここで搭乗券を表示するとスタンプを押してくれそのままセキュリティーチェックへ進みます。
到着の際も、イミグレカウンターの一番端に係員が立っているか国内線到着カウンターがあり、搭乗券を見せます。
疑問なのが、なぜ国内線なのに、国際線ターミナルからの発着になるのか。2つの状況があります。
<その一:国際線のフライトの延長だから>
エアインディアでは、ムンバイ⇔デリー⇔香港⇔大阪や、ムンバイ⇔デリー⇔ニューヨークと言ったフライトを運行しています。なので、この場合インド国内線のムンバイ⇔デリーは国際線フライトの延長に過ぎないのです。
<その二:国際線の乗り継ぎを便利にするため>
もう一つは、デリーやムンバイのハブ空港でインド地方都市から国際線への乗り継ぎを便利にするためです。例えば、バンガロールからデリー経由でロンドンへ行くとき、バンガロールの空港で出国手続きができ、デリーに到着した際にわざわざ国内線から国際線への無駄な手続きをせずに、そのまま同じターミナル内でスムーズにトランジットができます。反対にロンドンからデリー経由でバンガロールへ飛ぶ際、デリーでスムーズにトランジットができて入国手続きはバンガロールで行える訳です。
空港によっては、同じエアインディアでも国内線と国際線でターミナルが全く別で車で移動しなければ距離の場合があります(アーメダバードやチェンナイ空港等)。必ず、便名を確認してどちらのターミナルから発着するか調べておきましょう。僕も一度アーメダバード空港でデリー便のフライトへチェックインするとき、間違えて国内線ターミナルで降りてしまい、急いで送迎車へ戻ってターミナルを移動した事があります。
搭乗券にも、国際線ターミナル発着の国内線フライトの場合には大きく「D」と印刷してあります。国際線は「I」、トランジット客は「T」です。