同僚(日本人)はオールドデリーガイドのプロで、今まで何度もお客様との同行でオールドデリーを案内しています。実は僕はまだあまりオールドデリーのエキスパートでは無かったので、今回は同僚の昔からの友人でグルガオン駐在のHさんと3人で初スパイスマーケット訪問。ここは一応アジア最大の香辛料専門の市場だそうな。日曜日のオールドデリーは(比較的)静かです。休みの店が多く、スパイスマーケットも日曜日は休み。ここの訪問の理由は階段で上がり、そこから中庭や古いモスク、そしてオールドデリーの全景が見渡せます。
スパイスマーケットは建物の中にあります。看板がある訳では無いので、結構見つけるのが大変。初めて行く方は地元の人に場所を聞いた方が良いかも。
暗い建物に入っていくと、四方が建物になって中庭にまた別の建物が建っているというとても面白い構造。生活感たっぷり。
建物も古く、今にも崩れ落ちそうな風情があります。正直清潔とは言えず、階段には犬や人間の糞も落ちたりしているので要注意!特に暗い箇所もあるので、間違えたり踏んづけないように!
何故か、ここは西洋人観光客に人気があるんですよね。
屋上に上がると、オールドデリーが一望できます。特に横にはファテプール・マスジッドというモスクがあって、ここは1650年に建てられた巨大なジャマ・マスジッドと並ぶ古い回教寺院です。個人的には観光地化しずぎて金にがめつい(本来モスクが来客から入場料を徴収してはいけません)ジャマ・マスジッドより落ち着いたこちらのモスクの方が好きです。
さて、スパイスマーケットの中庭を眺めると生活感ありありで凄い!ザ・インドという感じがします。四方に囲まれた中に後から建てられたと思われる住居ビルが。
商店はすべて閉まっているのに、もの凄い香辛料の匂いでした。クシャミも何回か止まりません(笑)。平日だったらもっとすごいんだろうな。香辛料ってマジで武器になります。唐辛子スプレーとかあったら胡椒よりも効きそうだし一時的に敵から襲われた時に良いかもw。