シンガポール航空新A380ビジネスクラス搭乗記:シンガポール→香港

航空会社:シンガポール航空
便名:SQ 856
フライト区間:シンガポール→香港
フライト利用日:2018年5月13日(日)
予定出発時刻:09:55発
実際の出発時刻:10:06発
予定到着時刻:13:55着
実際の到着時刻:14:10着
時刻表上のフライト時間:4時間00分
実際のフライト時間:4時間04分
機種:エアバスA380-800
利用クラス:ビジネス
座席番号:97K→95K
機材番号:9V-SKU
機材導入日:2017年12月13日

2017年12月にシドニーに初就航した新型のA380機材。宣伝された時は一目ぼれしてしまい、いつかは乗ってみたいと誓った。ファーストクラスは完全にベッドと座席が分かれた個室型タイプ。ビジネスクラスも十分に色々な工夫が仕組まれて魅力的。

その中の一つが、同クラスとしては航空業界初の「ダブルベッド」。これをを試してみたかった。ただし、「ダブルベッド」にするには広いA380機材の中でも3つのペアしか無く、これが埋まっていたら意味が無い。

果たしてすしまるは「ダブルベッド」を体験する事はできたのか!?

香港行きのA380機
香港行きのA380機

搭乗口は、スイートクラス、ビジネスクラス、PPSクラブメンバーが一つのレーン、スタアラゴールド、プレエコ、エコノミーがもう一つのレーンの2つに分かれていました。

搭乗口
搭乗口
隣にはジェットエアウェイズの機体が
隣にはジェットエアウェイズの機体が

機内に入ります。

まだ導入されて半年も経っていない新しい機材です。初印象としては、前日に乗ったA350機のビジネスクラスよりももっとスッキリとした感じ。

シンガポール航空 新A380 ビジネスクラス:新A380ビジネスクラス
新A380ビジネスクラス
新A380ビジネスクラス
新A380ビジネスクラス
ビジネスクラスのキャビン
新A380ビジネスクラス
後ろから撮影
新A380ビジネスクラス

座席は一番後ろを選びました。何故かというと、後方へ行くほど周りの座席が空席になる可能性が高く、特に真ん中2席の「ダブルベッド」席を何とか窓際とは別に確保したかったからです。

こちらが最後部の97Kの座席。すぐ後ろはトイレとギャレーなので、長距離移動でゆっくり休みたい時には気になるかもしれません。

最後部の座席97K
最後部の座席97K
シート
シート
シートコントローラー
シートコントローラー
折り畳み式のアームレスト
折り畳み式のアームレスト

アームレストが折り畳み式になったり、さすがシンガポール航空で凝っています。

照明効果
照明効果
鏡
コンセントとICカード反応マシン?
コンセントとICカードリーダー?
テレビ画面
テレビ画面
寝具は足置き場の中に
寝具は足置き場の中に
シートポケット
シートポケット

このフライトには4名のクルーにお世話になりましたが、皆僕の名前を憶えてくれ、サービスを提供する度に「Mr. Sushimaru」と呼んでくれました。まず着席すると、クルーが「日本語の新聞でもお持ちしましょうか」と言ってくれた気遣いが凄い!なんせ、このフライトは日本路線じゃなくて香港路線であり、しかも自分が日本人だって事がどうして判った(まぁ名前見れば判るのかもしれませんが)。

ウェルカムドリンクはオレンジジュースを。シンガポール航空のオレンジジュースはとても新鮮で粒々入り。エチオピア航空に並んで好きなタイプです。

ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンク

グラスの大きさで判断できるかと思いますが、シートはかなりデカい。

シートのメーカーは、エティハド航空のファーストクラスにも使用されているポルトラーノ・フラウ製で、本革。フェラーリのシートにも利用されているとか。

ポルトラーノ・フラウのロゴ
ポルトラーノ・フラウのロゴ

ここで、クルーのデビッドさんが是非座席を移る様に勧められました。どうやら、この97番の窓際席は飛行機後部がカーブ状になっているため、横が狭くなっているとか。実際、2つ前の座席へ移ったら、更に広さを感じたので確かに結構な違いがあります。特に、オレンジ色のサイドテーブルが、上記の写真と下記の写真で広さが異なると見た目でも明らかに実感ができます。

新しい座席95K
新しい座席95K
さっきの座席より広いサイドテーブル
さっきの座席より広いサイドテーブル
小物入れ
小物入れ

さて、このシートの座り心地ですが、A350の様に横が広すぎず、ちょうど良いサイズです。

シートピッチ
シートピッチ

足置き場はこんな感じ。座席がゆったりしているのであまり狭い感じはありません。

比較的広い足置き場
比較的広い足置き場
足置き場
足置き場アップ

座席下には結構広い荷物の収容スペースもあり、スーツケースもイケそうです。

たっぷりの収納スペース
たっぷりの収納スペース
座席下の収納スペース
座席下の収納スペース
ベッドシーツと掛布団
ベッドシーツと掛布団
機内安全ビデオ
機内安全ビデオ
外の景色
外の景色

そして離陸。

第4ターミナル
第4ターミナル
東海岸へ出ます
東海岸へ出ます
シンガポール沖
シンガポール沖
飛行マップ
飛行マップ

離陸後の飲み物はまたもオレンジジュース。

オレンジジュース
オレンジジュース

Wi-Fiはビジネスクラスの乗客は30MBまで無料で使用可能です。こんなの直ぐに終わるので、気を付けて使わないと。使用しない時には、勝手にデータが使用できないように一時停止もできます。

Wi-Fi案内ページ
Wi-Fi案内ページ
現地の天候が表示
現地の天候が表示
データの容量表示
データの容量表示

化粧室チェック。

化粧水、ハンドクリーム、香水は他の機材に置いてあるアメニティーと異なり、こちらは「Penhaligon」製でした。

アメニティー
アメニティー

そして定番の歯ブラシセット、髭剃りセット、櫛、女性用ナプキン等。

アメニティーキット
アメニティーキット

トイレは常に清潔で清掃済みな感じで、とても気持ち良いです。スペースは他の機材と比べると狭めでした。

トイレ
トイレ
ミラー
ミラー

座席に戻ると食事タイム。このフライトではブランチが提供されます。メインまでが朝食で、〆にデザートが付きます。

メニューはこちら。

メニュー
メニュー

飲み物のメニューはムンバイ→シンガポール便のフライトとほぼ同様。違いは、ラッシーが無く、代わりに豆乳があるのと、下記の様な中国茶の種類が増えます。そして、インド路線には無い日本酒と梅酒も追加してあります。

就航先によって飲み物メニューが微妙に異なるのも流石シンガポール航空です。

中国茶のメニュー
中国茶のメニュー
ブレッドバスケット
ブレッドバスケット

パン類は温めて提供されます。

香港便はフライト時間が短いため、他のフライトとは異なりトレーに載って提供されます。

フルーツとクロワッサン
フルーツとクロワッサン
フルーツのアップ
フルーツのアップ

飲み物は、アイスココアを頼みました。こういう地味な飲み物を選べるのは嬉しい。

アイスココア
アイスココア

次に、ヨーグルト2種類(プレーンかフルーツ味)かシリアル(グラノーラかコーンフレーク)を選びます。グラノーラを選び、低脂肪牛乳で一緒に頂きました。

グラノーラと低脂肪牛乳
グラノーラと低脂肪牛乳

メインは、3種類から。魚のお粥(地元風)、ポーチドエッグ(洋風)、牛肉麺(中華風)から選べましたが、この区間は事前に「Book the Cook」から牛フィレ肉のステーキを指定しました。飲み物は、イタリアの赤いワインを:2016 Fontanafredda Briccotondo Piedmonte Barbera, Piedmont, Italy。

ステーキは見た目は良かったけどお味は。。。

牛フィレ肉のステーキ
牛フィレ肉のステーキ
違う角度から
違う角度から

残念ながら、かなりのウェルダン。もうだいぶ固くなってしまい、勿体なかったです。味付けは何だか独特のアジアン的な香りがあり、何とも言えない味付けでした。これはちょっと。。。ガッカリかな。

かなりウェルダンされたステーキ
かなりウェルダンされたステーキ

でも、デザートは最高に美味しかった。ベルギーチョコのムースで、濃厚で凄く上品な味でした。これもう一回食べたい。。。

デザートのムース
デザートのムース
チョコムース
チョコムース

食後の飲み物はTWGのシルバームーンティーを選びました。これは、緑茶ベースにバニラとベリーのアクセントが効いたもの。TWGのお茶は本当に美味しいです。

TWGのティーバッグ
TWGのティーバッグ

クルーのサービス効率がとてもよく、離陸して1時間程度で全コース終える事ができました。

さて、このフライトの目的:ダブルベッドメーク、お願いしちゃいました!

幸い、機内後部はガラガラで、あまり乗客が居なく、6席しか設定ができない「ダブルベッド」の2席を遊ばせてもらいました。

何故6席かというと、前方に座席が無く、足元が広々としているシートのみ可能だからです。

他の座席は確かに仕切りを下ろしてダブルベッド風にする事はできるのですが、足元が通路側に面した足置き場に入れなければいけないので2名で座った時には「V」の様な形で寝る羽目になってしまうのです。

広い足元とはこんな感じ。前に座席が無いので、食い込む必要が無く広くなります。

足元が広いシート
足元が広いシート
前から見るとこんな感じ
前から見るとこんな感じ
こんな贅沢に
こんな贅沢に

正確には「ダブル」というよりも「ツイン」です。座席と座席の間には仕切りの凸凹があるので、クルーはもしダブルにしたい場合には間にシーツや枕を入れてフカフカにさせる方法があるとも言っていました。

ダブルベッド仕様
ダブルベッド仕様
ベッドメーク後の座席
ベッドメーク後の座席
IMG 4826 1
真っすぐ水平になってもまだ余裕

そして、これをやってみたかったのです↓

シングルユ~ズ!
シングルユ~ズ!

クルーのリム・チーさんにはわがままを付き合わせてもらって大変お世話になりました。

これら真ん中座席は間の仕切りが3段階に調整でき、通常は一番上まであがってプライバシーがありますが、それを胸あたりまで下げるか、先ほどのベッド状態にするために完全に下げおろす事もできます。

半分の高さまで仕切りを調整するとこんな感じ。友人同士だったらこれぐらいの距離感が丁度良いですね。

真ん中の高さへ上げた仕切り
真ん中の高さへ上げた仕切り
完全に上げた状態
完全に上げた状態
真ん中の仕切りを上げた状態
真ん中の仕切りを上げた状態

「ダブルベッド」を楽しませて頂いた後は自分の座席へ戻ります。こちらは完全にフラットにするとこの様な感じ。

フラットにしてみました
フラットにしてみました

新型A380のシートは、A350や旧A380型の様にシートの裏側を前へ倒さなくても、自分でリクライニングしてフラットにする事ができるので、いちいちクルーを呼ばなくても自分でベッドメーキングができるのが気軽で良いです。

ベッドメーキングをしてみました。斜めに寝る形になります。

ベッド状態
ベッド状態
他の機材よりは若干狭め
他の機材よりは若干狭め
ベッド状態
ベッド状態
ベッド状態
ベッド状態

気になる快適度は:このシート、A350のシートと比べると狭く、実は旧型タイプのA380と比べても同じスペース内で座席数を増やしています。また、シートが完全に正面に向かって足置き場の位置がずれている。A350のシートだとシート自体が斜めの方向にアームレストが向いているので、ベッドにした時自然な感じがある。

なので、結論からしてA350の方が広さもあり、シートの造りからして快適でした。広すぎても損は無いです。

このシートも十分広いので、これでも快適です。これで長距離移動でも全く問題無く満足できます。

ビジネスクラスのキャビン
ビジネスクラスのキャビン

そろそろ香港到着に。最後に、クルーに飲み物を聞かれました。この時も名前で呼ばれて何だか特別な気分に。色々と飲みすぎたのでお水だけ頂きました。

到着前の水
到着前の水

香港は幸い天気が良く、海はエメラルドグリーンに輝いていました。丁度観光を予定していたので、良かった。

香港上空
香港上空
高層ビルも見えてきました
高層ビルも見えてきました

香港、意外に山岳地帯も多いんですよね。結構険しい山が多く、平地が少ないのでその分人口が沿岸沿いに密集してしまう。日本と似たパターンですね。

香港
香港
香港
香港

そして香港国際空港到着。

香港国際空港
香港国際空港
空が綺麗
空が綺麗
キャセイA330機
キャセイA330機
ANAB737-700機
ANAB737-700機
ドラゴン航空A330機
ドラゴン航空A330機

<フライトの印象>
念願だった「ダブルベッド」を体験できて嬉しかった。そしてクルーのチームワークもしっかりあり、4名全員が自分の名前を憶えてくれたのも印象的でした。4時間という短いフライトなのに、しっかり寝具が提供される。座席も広く、とても快適です。機内食はメインのステーキがウェルダンだったのが残念だったけどデザートや飲み物は美味しく頂きました。流石シンガポール航空、ほぼ完ぺきでツッコミどころも無い。わざわざ日本へ直行しないでこの機材に乗るために香港経由にしておいて良かったです。

【搭乗評価】
出発空港でのスタッフ対応:トランジット利用のため特に評価無し
機内クルーの対応:☆☆☆☆☆+
アメニティー・エンターテインメント・シートの設備:☆☆☆☆☆
シートの快適度:☆☆☆☆☆
機内食・飲み物のクオリティー:☆☆☆☆

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