日本に居る両親がコロナに感染してしまいました。喋るのも厳しそうで、喉が痛く、歩くのもとてもしんどいとの事。父親は、自宅で介護を受けているので介助無しではトイレへ行けないし、食事もできない状態。普段からお世話になっているデイケアの施設も、クラスターとなってしまっているため閉鎖中。ましてや、介護施設の責任者までがコロナ感染になって寝込んでいる状態。
その様な環境下でも、何とか助けがあったのでとても感謝しています。もしこのご時世に家族を残して海外で働く際、これだけは念頭においた方良い点をざっくり並べてみます。
①ご近所付き合いは大切
すぐに希望の食事を届けられたり、犬の散歩等をお手伝いしてくれる方が近所に住んでいると本当に安心します。もちろん、直接家の中に入る事はできませんが、玄関のドアノブに食べ物を掛けたり、間を置いて犬の散歩のための引き渡しをしたりと、コーディネートができます。こちらとは国が異なっていてもライン電話であれば通話料は無料なので、お話もできます。
親族に頼る事もできますが、近くに住んでいないとその都度通わなければならないし、家の中に入る事もできないので結構頼みづらい。
最終的に、救急車を呼んで立ち会いまでして頂き、救急隊員に状況説明までしてくれた近所の友人には感謝です。
②自宅で介護をしてデイケアに通っている場合、施設が閉まってしまう場合がある
これは予想外でした。自宅からデイケアなどの施設に介護者が通う場合、その施設がクラスターによって閉鎖されてしまう場合がある。そうなると、施設のスタッフも何もできなくなってしまい、結果的に自宅で家族が面倒を常に見なければならないのですが、家族全員が倒れてしまうと何もできなくなってしまう。
もし、これが特養など、実際に介護施設に定住している場合は安心ですが、自宅に寝泊まりしながら日中デイケアへ通う場合は心構えが必要です。
③実際低酸素状態では無いと救急車を呼んでも意味が無い?
今は医療機関も逼迫している状態なので、これは全くサプライズでは無いのですが、実際に救急車を呼んでも酸欠になっている状態では無いと医療機関が対応してくれない状況。これは介護度レベルは関係無い。なので、どんなに自宅で介護する事が厳しい状態ではあっても、介護される本人が低酸素状態と認められない限り、入院はできない。幸い(?)、今回は低酸素状態であったので、無事入院する事が出来ました。
まとめ
今回は焦りました。。。インドに来たばかりでまだ間も無く、まだ飼い猫も完全には新しい環境に慣れていないので、直ぐ日本に行く事が厳しいし、行ったとしても自分もコロナに感染してインドに戻れなくなる様では支障が生じるので、直接家族とは会えない。まだノーマルな時代に戻るまでは辛抱が必要そうです。
余談
猫は狭いところが大好き!今では勝手に引き出しを開けて、自分で入り込みます。器用な腕ですこと。。。