インドで歯科矯正を決定！

30代後半になったここ数年、自分の歯並びに対して若干コンプレックスを感じる様になりました。友人からは「そんなに悪くないんじゃないかなぁ」とか、日本でかかりつけの歯医者さんも「綺麗な歯並びしていますね」とまで言われたのですが（←これは確実に調子の良いじっちゃまのお世辞）、前歯が少し飛び出ていて、歯を見せて笑う時に抵抗を感じる様になりました。

そこで、日本で歯科矯正を検討したのですが、ワイヤー矯正をしている同年代の友人に聞くと100万円は見ておいた方が良いとの事。歯科矯正は例外を除き保険適応外だし、歯並びがそこまで悪い訳ではないので、それほどの予算は掛けなくても良いかなぁというのが正直な印象でした。

背景

デリー到着後2週間わずかにして、チョコレートを食べてたら奥歯の詰め物が取れてしまい、チョコレートと共に「ゴリッ」と音が。あー、これは歯医者見つけて再度詰め物をやってもらわないとなぁ。

グルグラームに住む日本人の友人が良いところあるよ、と言って紹介してもらった歯科院。グルグラームのSushant Lokが本院の様なのですが、調べてくれたらデリーにもあり、しかもわりと今住んでいるところから近いという事が判明したので、すぐにWhat’s Appのメッセージでアポを取り、その日に来て良いよ！との事。

閑静な住宅街の中にあり、こじんまりとしたデリーの支院。なんだかとても豪華でした。若い女性の歯科医師2名が最初詰め物に対して担当してくれましたが、とても丁寧で発音の綺麗な英語を話されていました。

「詰め物が終わったら、矯正したいのですが貴院で可能ですか？」

と聞いたら、専門の様ですぐに矯正歯科医とアポを翌日に取ってくれました。行動が早い！！因みに、矯正歯科医は英語で何というでしょうか。はい、orthodontistです。初めて知りました。

初回相談

翌日また同じ歯科院に戻り、矯正歯科医がとても親切にオプションを説明してくれました。値段も最初からはっきり言ってくれるのが嬉しい。

提示されたオプションは3つ

①一般のワイヤー矯正（インド製）：所謂典型的な歯科矯正の方法で、歯の表面にメタル製のブラケットと呼ばれる矯正装置をつける。歯の表側のみで金額はRs. 60,000前後（約10万円前後）。これだけで日本より大分安い！

②上記①のアメリカ製のものを使用。条件は一緒で、こちらの予算はRs. 125,000前後（約22万円前後）。

③アメリカのインビザライン社のマウスピース矯正。ワイヤーを装着するのでは無く、パカッと歯にはめる透明なプラスチックタイプのもの。定期的にマウスピースを替えること事で、マウスピースによる圧力で歯の並びを変えていく方法。日本でも最近流行っている？様。こちらの料金はマウスピース数無制限のオプション（全体矯正）で、Rs. 250,000ピッタリ（約43万円）。

先生に各メリット・デメリットを相談した結果、③のマウスピース矯正にする事にしました。理由は：

＊①、②だと、大好きなチョコレートやチーズなど歯にくっつき易い食べ物を制限しなければいけない（大泣）。③だと、食事中は取り外しができるので特に食事制限は無し。

＊①、②だと歯磨きが大変。③は取り外しができるので楽。

＊①、②だとブラケットが目立つ。③は透明で目立ちにくい。

＊③は裏面にも圧力が与えられるため、①、②と比べて装着時期を短縮できる。

＊③は事前にコンピューターで全て計算された量のマウスピースがカスタマイズして製造されるので、①、②程に定期的に歯科院に通う必要性は無い。

うん、正にマウスピース矯正はメリットが多いな！

因みに、日本で同じインビザラインを行う際の相場はGoogle検索すると80万円前後だとか。だとすると、とても良い買い物です。