(速報)インドの水際対策正式決定:ツイッターでは批判の嵐

以下、在インド日本大使館より正式な通達がありました。そのまま文章を引用します。


●インド保健省は12月29日、日本を含む6か国(日本以外に中国、シンガポール、香港、韓国、タイの5か国)からインドに到着する全国際線旅客に対し、出発72時間前以内のRT-PCR検査受検の義務付け、また、デリー空港ホームページの「Air Suvidha」ポータル上でのRT-PCR検査陰性証明書及び自己申告書(self-declaration form)の提出を求める旨正式に発表しました。

●インド保健省によれば、この措置はインド時間で2023年1月1日午前10時から実施に移されます。

●なお、インド保健省は12月24日午前10時以降、出発地を問わずインドに到着する全国際線旅客の2%に相当する人数に対し、到着時の空港におけるランダムなRT-PCR検査を実施しているところ、この措置も継続されます。


インドの各メディアはこの件を大々的に報道しています。判断を下したマンダヴィヤ保健大臣のツイートには批判の嵐が。

保健大臣のツイート
保健大臣のツイート

感染流行が著しい中国以外はどの様な理由でこれらの国々を含めた事は不明ですが、正式に発表する前のインタビューでは、タイの事をバンコクと呼んだり、どうも思いつきで知っている東アジアの国(都市)の名前をとりあえず並べたと個人的な印象を受けました。

日本、韓国、香港は感染者数の増加傾向があるので理解できます。謎なのはそこまで状況が酷くなっていないタイとシンガポール

シンガポール在住者の反応
シンガポール在住者の反応

保健大臣にしっかり事実を精査してから判断し、再検討をする様お願いしています。

シンガポール滞在者の反応
シンガポール滞在者の反応

シンガポールが含まれている事は多くのインド人にも謎。また、現在新年の休暇で多くのインド人旅行者がタイやシンガポールを訪問中です。

特に共通して皆が訴えている事は、RT-PCR検査代が現地だと非常に高額である事。どこもRs. 10,000(約1.7万円)は下らないと言っています。

インドだと、RT-PCR検査代は日本円でも1,500円以下で、わざわざ自宅まで来てくれますからね。

こちらのツイートは新年ですぐの検査は無理だからインド大使館で実施してくれ!もしくは期限を延ばしてくれ!という要請。

検査代が高額である事を訴える反応
検査代が高額である事を訴える反応

メインのクレーム内容は現地での検査代についてが多いイメージです。

その件に対して、こんな反応も。

検査代についての反応
検査代についての反応

↑文句言うならタイなんか行くな!飛行機代は負担できるのに検査代は払えない?たった一部の旅行者のために一般のインド人は犠牲なんかできない!

正論!

次は中国に7年間在住のインド人。

中国の陰性証明書は偽が多いと言う反論
中国の陰性証明書は偽が多いと言う反論

中国では偽の陰性証明書が取得しやすい。だから、インドに到着してから検査する方が確実だ!と。

また、一度廃止されたAir Suvidhaのオンラインポータルがまだ機能していないと言うクレームも。

Air Suvidhaについてのクレーム
Air Suvidhaについてのクレーム

どうやったら1月1日にインドに到着する乗客は規則通り従えるんだ?と。正論。

まだ機能していないAir Suvidha
まだ機能していないAir Suvidha

この水際対策、色々な課題がまだあります。

*日本から、例えば上記に指定されていない第3国(マレーシア等)を経由して到着する場合はどうか。個人的な意見としては、到着の際に過去数日間の訪問国によって判断されるかと思われるので、途中の経由地は関係無いと受け止めます。

*該当国に入国せずトランジット利用はどうか?特に、仁川、香港、バンコク、シンガポールは正にアジアのハブ空港です。

*上記以外の国からインドへ戻るインド在住の日本人はどうなるか。例えばヨーロッパから来る場合で、過去数日間に該当国に滞在が無ければ問題ないのか。

これが最後のコロナ騒動である事を願うばかり!

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