空港都市：パリ
空港名：シャルル・ド・ゴール空港
ターミナル・コンコース：1
ラウンジ運営航空会社：スターアライアンス系列
ラウンジ名：スターアライアンスラウンジ
ラウンジ利用日：2023年3月17日（金）
ラウンジ利用時間：07:00～10:00頃
ラウンジ利用時の混雑状況：混雑していた

＜資格対象者＞

＊スターアライアンスゴールド会員（スタアラ系出発便の場合のみ）、もしくは
＊スターアライアンス系のビジネス・ファースト乗客
＊プライオリティ・パス会員

＜とても分かりにくい位置＞

シャルル・ド・ゴール空港の第1ターミナルは、1974年に開港し、円形の未来的な建物でデザインはセンス良いのですが、利用者としてはとても不便！コロナ禍で改装工事を実施しましたが、それでも建物自体が広くなった訳では無いので、21世紀の飛行機利用者にとっては混雑状況が追い付かない！

このスターアライアンスラウンジですが、非シェンゲン出発便のエリアに位置するので、国内線（＝シェンゲン加盟国への出発便）として利用する際は、一度出国してラウンジ利用が終われば再入国しなければなりません。ま、これができるだけでも凄いと思いますが。。。

エレベーターに乗り、11階まで（！）まで行く必要があります。あれ、このターミナルそんなに高かったっけ？？一応、出国審査が終わるとラウンジの表示があります。

＜コンパクトなラウンジ＞

恐らく、今回利用できたエリアはメインだけで、階段はロープが掛かって上がれず、もう一つのラウンジ部屋も閉まっていました。そのため、一箇所に集中的に利用客が集まったため、利用した朝の時間帯はとても混雑していました。

まだ3月の寒い時期だったので、テラスの利用者はいませんでした。生憎、景色を味わえる様な雰囲気ではありません。

＜食事の内容は悪くない＞

朝食の時間帯でしたが、一通りコールドとホットアイテムが揃っていました。アルコール類も。

その他、オートミールやヨーグルトのステーションもあった様な気がします（定かじゃないけど）。

コーヒーメーカーも写真に収めてないですがあります。

クレープにかけるメイプルシロップが、ちゃんとカナダ産の100%ものには脱帽。ハム類は美味しかった。この後クロワッサンも食べましたが、まぁあまり記憶に残っていないので普通だったのかな？ソーセージは缶詰感あり。

＜嬉しいユニバーサル電源は至る所にある＞

このラウンジの嬉しいのは、ソファーや座席付近にしっかり電源がある事です。ユニバーサルなので、変換プラグを持たなくても良し。以外に、少ないんですよね、ユニバーサル電源があるラウンジって。

＜シャワー室は広いがシンプル＞

シャワー室は受付で搭乗券を預けて、鍵を受け取るシステムです。

アメニティーはタオルとボディーソープ兼シャンプーのみですが、14時間のフライトの後に浴びるシャワーは気持ち良かったです。水圧も申し訳なく。

＜セキュリティーチェックのため十分に余裕時間を＞

CDG空港の第1ターミナルでは、セキュリティーチェック（保安検査所）がゲート付近で行われます。混雑する可能性が高いので、早めにラウンジを出発された方が良いです。また、シェンゲンゾーン（＝ヨーロッパ内国内線）へ向かうフライトは、再度フランスに入国しなければならず、審査所に並ばなければなりません。幸い、日本国籍はアメリカやカナダの国旗が表示されている、ビザフリー国籍の指定なので比較的早く入国できますが。

＜ラウンジ評価＞

スタッフの対応：☆☆☆☆（受付スタッフの対応はとても良かったが、ラウンジ従業員はそこまででも無い）
ラウンジの清潔度：☆☆☆（清潔だが、使用済みの食器を下げるのが遅い印象）
ラウンジの快適度※：☆☆☆（結構密集している感じでそこまで快適に思わなかった）
ラウンジのデザイン性：☆☆☆（テラスがあって自然の光が入るが、景色が見えないのが残念）
設備・アメニティー：☆☆☆☆（シャワー室あるのは嬉しいがアメニティーは最低限）
食事・飲み物の種類：☆☆☆☆（朝食としては悪くないかも）
食事・飲み物の質：☆☆☆（クレープやハムは美味しかったが、微妙なのもあった）
※体験時の混雑状況も重なるので、必ずしも参考になるものではありません。

＜ラウンジの印象＞

正直、ごちゃごちゃ感がありました。他の利用者の使用済みプレートや食器は結構長時間置きっぱなしだったし、利用者も多い。食事は美味しいものもありましたが全体的にまぁまぁで種類は豊富でした。シャワーがあったのは有り難かった。あまり長時間滞在したいというラウンジでは無いかな。