いや〜、世界的に評判の高いドイツ式効率の良さはどこへ!?
フランクフルトの出入域手続きは今まで何度か体験しましたが、今回は酷かったです。
場所は、シェンゲン協定地域外へのフライトが発着する第1ターミナルのBコンコース。
ルフトハンザや、ANA、シンガポール航空、タイ国際航空などの主要スターアライアンス系航空会社が発着するコンコースです。
その様子がこれ。
出域審査カウンター手前にはしっかりロープがあって一列になっているものの、あまりにも短すぎてロープのある入口一箇所から三角州の様にあらゆる方向から列が集まるから、カオス状態。
並び始めてから、出国審査が終わるまで掛かった時間は40分。
出国手続きでこれだけ時間がかかったのは初めてかもしれない。
周りで「乗り継ぎに間に合わない!」と叫ぶ人が多くて、とても焦ってた。
フランクフルト空港での乗継は十分な余裕が必要
ヨーロッパの多くの国々が加盟するシェンゲン協定地域と日本などのシェンゲン協定地域以外のフライトを乗り継ぐ際、十分な乗継時間が必要です。
例えば、パリ→フランクフルト→羽田の様なフライトに関しては、出域(出国)手続きはパリでは無くフランクフルトで行われるので、もし今回の様なケースに遭遇したら乗継フライトに間に合わない可能性が出てくる。
航空券を購入する際、普通にフランクフルトの様な巨大なハブ空港でも1時間以内の乗継時間で発券される場合があるので、こればかりはできるだけ避けましょう。
パスポート審査だけで無く、預け荷物の飛行機間の移動も時間を要するので(今回、フランクフルト空港で預け荷物のピックアップが必須だったのですが飛行機が到着してからターンテーブルに現れるまで30分以上も要しました)。
まとめ
最近のヨーロッパの空港ではスタッフ不足の影響などで予期せぬ出来事が頻繁に起きています。筆者もできるだけ乗継には十分な時間を設けている様にしています(目安は最低2時間かそれ以上)。特に、シェンゲン国と非シェンゲン国間の移動には十分な注意が必要です。