有料座席指定は基本的にLCCに多い現象でしたが、最近ではフルサービスキャリアも有料にする航空会社が増えてきました。
JALやANAもエコノミークラスの一部割引運賃や非常口座席も徴収する様になりましたが、まだ可愛い方です。
ブリティッシュエアウェイズやフィンエアーはビジネスクラスであっても高額(◯万円単位)な座席指定料を徴収するので、エグい。
①同じ指定金額内であれば自由に変更はできる
有料座席は同じフライトでも様々な料金設定に分けられています。
特にLCCは、非常口座席、前方エリア座席、後方エリア座席など、細かい場合が多いです。
基本的に同じ指定金額内であれば、一度指定した後でもオンライン上で変更する事が可能です。
今までの例だと、エアアジア、セブパシフィック航空、ベトジェットエア、インディゴ、キャセイパシフィック航空等で指定後、数回無制限み無事変更する事ができています。
②異なる指定金額の座席はオンラインでは変更できない
例えば、普通席を先に指定して、後からもっと広い非常口座席を確保したい、となった場合は複雑です。
まず今までの個人的な体験からですとオンラインでは不可能です。
この場合、試した事はありませんが、カスタマーケアへ電話して個々の対応になるかと思います。
もしこの様な異なる有料座席へ変更する可能性がある場合は、チケット発券時には座席指定をせず、時間が経ってからホームページの予約管理画面から希望の座席を指定するのがベスト。
③万が一機材変更等でダウングレードされた座席になった場合:日系を除き返金はあまり期待できない
これは筆者の体験では無いので、あくまで聞いた話をまとめているのでどれだけ参考になるか分かりませんが、もし航空会社が機材変更等で実際確保した有料座席と異なる場合、以下のシナリオが考えられます。
<シナリオ1:座席指定料の返金>
ANAは明確に返金するとなっています。
が、この様な事は珍しいでしょう。
<シナリオ2:同社で利用できるバウチャーとして発行>
欧米系の航空会社で今不評なのが、このシステム。
航空会社側の事情で何かハプニングが起こって乗客に不都合が起こった時、補償方法が現金では無く、その航空会社やグループ会社内だけで利用できるバウチャーが提供される事。
その航空会社にまた利用するなら便利かもしれないけど、一度嫌な経験してしまったら二度と使うか!と成りかねないのであまり嬉しくないかもしれない。
この場合、交渉して現金で返金してもらう、てのも可能ですが、座席指定代の返金だけに労力使うのも割に合わないかもしれません。
<シナリオ3:泣き寝入り>
外資系LCCはこのケースが多そうです。
ダウングレードされたのに何も補償が無かった、って話はよく聞きます。
予約時点で何があっても座席指定分は戻らない覚悟でいた方が良いかもしれません。
まとめ
同じ指定金額内であれば、何度でもホームページの予約管理画面で変更は可能がケースが殆どです。面倒臭いのは、一度指定した座席から非常口座席等の異なる指定金額の座席へ変更する際。もし予約時に座席指定に迷う様であれば、先に発券だけして後から座席指定する手段もありです。