前回の<その1>で機内の体験談をレポートしたので、ここ<その2>では入札方法に関して触れたいと思います。
以前、エティハド航空の入札式アップグレードのシステムについて記事を投稿しました。これはそのフォローアップです。
予約システムにメールアドレスを登録すると、メールでアップグレードの案内が送られます。これを受け取らない場合もあるかもしれないので、僕は直接事前にエティハド航空へメールでアップグレードの件で問い合わせをしました。すぐに返信が来ました。そして、リンクを開けると以下の様なページが出てきます。
「パール・ビジネスクラスへようこそ」って記載されていますが、これ「ファーストクラス」の間違えですねw。
スライダーで最低価格と最高価格以内で希望価格を選択します。通貨はドルでも円でもインドルピーでもどれでも固定が可能です。
スライダーの横には可能性を示す表示があり、赤だとほぼ可能性が無し、緑だと可能性があるとの事ですが、正直これはあまり意味ないと思います。基本的にもし空席があり、他にもあまり入札する客がいなければ最低価格でも入札できますし(僕のケースがそうでした)、もし満席の場合にはどんなに可能性が高くても入札はできません。
僕の予定したフライトは直前まで調べても12席中2席しか埋まっていませんでした。これは明らかに入札の可能性が高いと感じました。
元々、入札価格は最低ラインのUSD 650に抑えましたが、万が一のために別途USD 10分ほど追加しました。インドルピーで決済したかったため、INR 40,700で固定しました。結構な出費でしたが、これでも実際ファーストクラスに乗るだけで何十万の世界なのでこの機会ではないとなかなか乗れないだろうと思い、また長距離路線では無いとファーストに乗る醍醐味が無いと思い、アブダビ→成田間で決断しました。
次に、クレジットカードの情報を入力します。僕のカードはインドの銀行のデビットカードでしたが、問題ありませんでした。
入力後、出発72時間以内にアップグレードの通知がされるとメッセージが現れます。万が一、アップグレードされない場合には通知は来ないそうです。
入札後、アップグレードが確定されるまではキャンセルは金額変更は自由です。僕も最初はアブダビ→デリー間で入札をしていましたが、その後キャンセルをしてアブダビ→成田間へ改めて入札をしました。
一応出発72時間前となっていますが、僕の場合には空席が沢山あったのか、80時間ぐらい前に銀行から上記額が引かれた連絡が来て、メールでアップグレード確定をもらいました。
確定後は座席指定などもできます。
フライトの混雑状況は、エティハド航空のホームページでアップグレード対象のクラスで調べると良いかもしれません。例えば、成田→アブダビ間でエコノミーからビジネスへアップグレードを希望する場合、予定日のビジネスクラスで成田→アブダビ間を9席ダミーで予約してみるとか、もし9席が満席なら8席、7席、6席と続けば、実際何席ぐらい空席があるのか分かります。
もし空席が多ければ最低価格での入札は可能性が高くなりますし、空席が少なければ、他にもアップグレードする客を見越して少し高い入札価格に設定すると良いかもしれません。
<マイレージに関して>
一度入札に成功した場合には、入札先のクラスでマイルが貯まります。エコノミーからビジネスだったらビジネスのボーナスマイルが、ビジネスからファーストだったらファーストのボーナスマイルが貯まります。