今回の旅の始まりはアルナーチャル・プラデーシュ州です。旅のルートはこんな感じ。
空港のあるディブルガルは⑤。そこから、船で対岸に渡り、現地協力会社の友人が住むアルナーチャル州の州都イタナガル①へ。そして、来た道を戻り、東へ向かいます。
今レポートするのは②のパシガートという場所にある、友人が経営するお洒落なエコロッジの滞在記。エメラルドグリーンに輝くシアン川の脇、森の中にある小さなリゾート、アボールカントリー・キャンプです。現地の伝統デザインで建てられ、ほとんど竹を編んでできたもの。まだ昨年後半に出来たばかりの新しいリゾートです。
料理に使う野菜はほとんどが自家菜園している野菜を利用。デリーでは無いような珍しい野菜もあります(巨大なえんどう豆みたいなやつとか)。シンプルで家庭的な味付けです。ここでは、ご飯が主食でその米もちょっともちもちして、形も日本米に近いです。
このキャンプにはとても人懐っこいワンちゃんがいます。すぐに飛びついてくるので、犬好きにはとても楽しい。
現在は3部屋のみのロッジですが、将来的に部屋を増やす予定だとか。すぐ後ろは森です。バスルームは各部屋にあり、自家発電でギザを使う事もでき、暖かいシャワーを浴びられます。
このロッジは最寄りのディブルガル空港から車とボートを乗り継いで約5時間です。最短デリーから2泊3日でも訪れらます。近所にはラフティングに最適なシアン川が流れ、去年の同じ時期に楽しみました。また、友人は地元の山奥にあるダムロと言う場所にもお洒落なエコリゾートを持っています。こちらは山の上に位置し、とても眺めが良く、星空が最高に綺麗。去年の同じ時期に訪問しましたが、個人的にはこちらの方が好きです。どちらにしろ、デリーから来ると大自然のスケールの迫力に圧倒されます。
だって、周辺はこんな景色:
ちなみにこの辺はオレンジの産地。旬の季節である今は路上至る所でオレンジを売っていて、これがまた安くて甘い!デリーのオレンジだと、酸っぱいだけだったりするけど、ここのオレンジは本当に甘酸っぱくてとても美味しい。10日間の旅行用にスナックとして買いだめ(笑)。