今日から、インド全土でASI(Archaeological Survey of India)が管理する遺跡の入場料が2倍~3倍に上がります。
クトゥブミナールも、アグラ城も、エローラ・アジャンタ遺跡も、有名どころはほぼすべてです。
料金改正は以下の通り:
<外国人料金(BIMSTECとSAARC加盟国を除く)>
入場料Rs. 100の遺跡→Rs. 200(約340円)
例:世界遺産指定以外の遺跡(スィカンドラ廟、ビビ・カ・マクバラ廟等)
入場料Rs. 250の遺跡→Rs. 500(約850円)
例:世界遺産指定の遺跡(エローラ・アジャンタ遺跡、アグラ城、フマユーン廟等)
タージマハールRs. 750→Rs. 1,000(約1,700円)
<インド人料金>
入場料Rs. 5(外国人Rs. 100)の遺跡→Rs. 15
入場料Rs. 10(外国人Rs. 250)の遺跡→Rs. 30
正直、インド人料金が3倍の値上げしたとしてもまだ安いかと思いますが、外国人料金の2倍と言うのは、結構大きな違い。インド在住者は、基本的にFRRO発行のResidential Permitをチケットカウンターで見せればインド人料金で入れる場合がありますが、例外的にその融通が利かないアグラの遺跡だと、結構な出費になります。
ま、でも料金改正は16年ぶりに実施されたもので、この期間高度成長期と共にかなりの物価上昇とインフレがあったので値上げの気持ちは理解できますが。。。インド人と外国人との料金違いがあまりにもでかすぎる!
結構高い様に思えますが、ヨルダンのペトラ遺跡なんて入場料だけでJOD 50(約7,900円)だし、スリランカのシーギリヤロックもLKR 4,200(約3,200円)はするので、それと比べればそんなに高くは無いかも。
でも、いっきに2倍や3倍の値上げって、インパクト強し!幸い、タージマハールだけは大幅な値上げじゃなくて良かった。。。