2016年4月1日からインド全土で遺跡の入場料2倍以上の値上げ!

今日から、インド全土でASI(Archaeological Survey of India)が管理する遺跡の入場料が2倍~3倍に上がります。

クトゥブミナールも、アグラ城も、エローラ・アジャンタ遺跡も、有名どころはほぼすべてです。

料金改正は以下の通り:

<外国人料金(BIMSTECとSAARC加盟国を除く)>

入場料Rs. 100の遺跡→Rs. 200(約340円)
例:世界遺産指定以外の遺跡(スィカンドラ廟、ビビ・カ・マクバラ廟等)

入場料Rs. 250の遺跡→Rs. 500(約850円)
例:世界遺産指定の遺跡(エローラ・アジャンタ遺跡、アグラ城、フマユーン廟等)

タージマハールRs. 750→Rs. 1,000(約1,700円)

<インド人料金>
入場料Rs. 5(外国人Rs. 100)の遺跡→Rs. 15
入場料Rs. 10(外国人Rs. 250)の遺跡→Rs. 30

正直、インド人料金が3倍の値上げしたとしてもまだ安いかと思いますが、外国人料金の2倍と言うのは、結構大きな違い。インド在住者は、基本的にFRRO発行のResidential Permitをチケットカウンターで見せればインド人料金で入れる場合がありますが、例外的にその融通が利かないアグラの遺跡だと、結構な出費になります。

ま、でも料金改正は16年ぶりに実施されたもので、この期間高度成長期と共にかなりの物価上昇とインフレがあったので値上げの気持ちは理解できますが。。。インド人と外国人との料金違いがあまりにもでかすぎる!

結構高い様に思えますが、ヨルダンのペトラ遺跡なんて入場料だけでJOD 50(約7,900円)だし、スリランカのシーギリヤロックもLKR 4,200(約3,200円)はするので、それと比べればそんなに高くは無いかも。

でも、いっきに2倍や3倍の値上げって、インパクト強し!幸い、タージマハールだけは大幅な値上げじゃなくて良かった。。。

3月撮影のタージマハール
3月撮影のタージマハール

スパム防止のため、コメントは管理者が承認してから反映されます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近の投稿

シンガポール航空A350機

非常口座席のデメリット

非常口座席って、大抵足元が通常より広いから価値があるだろう!と思いがちですが、実は僕は指定料金が無料であっても、例外を除き、選びません。 この記事では、あえて非常口座席のデメリットだけを並べて、最後に

もっと読む>

アーカイブ

過去投稿
上部へスクロール