クウェート航空A340エコノミークラス(ビジネス座席)搭乗記:デリー→クウェート

航空会社:クウェート航空
便名:KU382
フライト区間:デリー→クウェート
フライト利用日:2016年6月5日(日)
予定出発時刻:05:55発
予定到着時刻:07:30着
フライト時間:4時間05分
機種:A340-300
座席番号:7D→6D
機材番号:9K-AND
機材導入日:1995年7月5日

丁度日本の一時帰国を終えてデリーに着いてから1週間ですが、既に次の旅行が控えていました。それは、昨年エティハド航空のマイルを利用してゲットしたアブダビ→ムンバイのファーストクラスチケットの有効期限がちょうど6月初頭に切れる事になっていたのです。それと同時に、クウェート→アブダビのビジネスクラス特典航空券も保持しており、同じ有効期限。クウェートは湾岸諸国で唯一未訪問国で昔からとても興味があったので、クウェートへ行く事にしました。でも、この度の目的はクウェートでは無く、エティハド航空のファーストクラスに乗る事でした。クウェートは、「ついで」の旅行です。

デリーからクウェート航空で行くクウェートへの片道チケットは非常に安価で、Rs. 11,000とLCC並みに安かったです。最近値上がりしましたが、それでも結構安いです。ビジネスクラスでもRs. 23,000だったのでとても魅力的でしたが、日本の一時帰国でかなりの予算を掛けてしまい、そう毎回贅沢にはできないので今回はエコノミーでの移動。

しかし、このデリー線、今回利用する機材は長距離路線用で、ファースト、ビジネス、エコノミーの3クラス制なのですが、デリー便を含むアジア路線にはファーストクラスの料金設定はありません。元々ファーストクラスの座席をビジネスクラスとして販売し、ビジネスクラスのシートはエコノミーとして販売しています。エコノミーの料金でもビジネスクラスの座席に運良ければ座れると解っていたので、わざわざビジネスクラスにしなくても良かった訳です。

クウェート航空のエコノミークラスは予約時に事前座席指定ができません。オンラインチェックインの際、このビジネスクラスシートが解放されるかな、と思いましたが、その時は指定できず、後部座席のみに空席がありました。一応、後ろの通常エコノミー座席の窓際を指定しましたが。

空港でのチェックインの際、ダメ元で「もしあれば、最初の4列(これがビジネスクラスシートのため)でどこか空席ありませんか?」と聞いたら、返事はありませんでしたが実際搭乗券を確認したら、座席は7Dと記載ありました。ビジネスシートは座席番号5から始まるので、お、これはビジネスクラスシートだ!ラッキー!と思いました。ただ、大好きな窓際では無く、通路側でしたが。。。ま、朝2時起きの出発だし、クウェートは日帰りで同日にアブダビへ飛ぶちょっとハードスケジュールでもあるので、寝るためには最適です。

デリー空港のチェックインカウンター
デリー空港のチェックインカウンター
チェックインカウンタースクリーン
チェックインカウンタースクリーン
搭乗券
搭乗券
鮮やかなバゲージタグ
鮮やかなバゲージタグ

中東の航空会社は大体制覇しました。エミレーツから始まり、エティハド航空、オマーンエア、ガルフエア、カタール航空、サウディア航空、ロイヤル・ヨルダン航空、イエメニア航空、エジプト航空等。。。クウェート航空だけはまだ体験が無く、非常に興味深い航空会社でした。

正直、クウェート航空はそんなに評判の良い航空会社ではありません。主な理由は、オンボロ機材だらけ(だった)。今回乗る機材もなんと20年以上前のビンテージ機ですが、オンボロだけでメンテはあまりされてず、シートも当時のままで何も改良無し。アンティーク好きならたまらないですが。。。クウェートは産油国でかなり国は裕福なのに、そしてライバルの湾岸系航空会社(エミレーツやエティハド、カタール等)は最高のおもてなしを提供し新型機材を導入しているのに、何故かクウェート航空はかなり取り残されていると言う状況。。。唯一の良い点は、料金が安価な事でしょう。

しかーし!ここ近年でクウェート航空もそろそろやばいと思ったのか、新型導入を急速なスピードで導入しています。新しいタイプのA320機を始め、中距離路線用にA330-200を導入し、オンボロイメージはこれから薄れていくかと思います。

でも、これからのフライトはオンボロですが(笑)。

クウェート航空がユニークなのは、世界で数少ない女性が社長の航空会社です。しかも、アラブ世界で。そのせいか、搭乗の際はレディースファーストで、ビジネスクラス客や子連れ客と一緒に、レディースも優先搭乗ができました。こんなの初めて!

男はレディーの皆さんの後。

クウェート航空A340-300機
クウェート航空A340-300機

クウェート航空の鮮やかな水色のロゴ、結構好きです。

さて、ビジネスクラスの座席に着席。何だか特別感があります。ビジネスクラスのシートに座っていた乗客はご年配の方が多かったです。航空会社の配慮ですね。

このビジネスクラスシート、本当に20年前の定番型シートそのもの(笑)。長距離用機材ですが、今の時代だとこれはビジネスクラスでは無く、プレミアムエコノミーレベルです。でも、もちろんエコノミーと比べると広さは大分違います。

クウェート航空 搭乗機:ビジネスクラスシート
ビジネスクラスシート
ビジネスクラスシート
ビジネスクラスシート

僕の座席は、前が壁でした。

シートピッチ
シートピッチ

シートの設備を観察。

テレビは生憎、全く反応なしw。完全に壊れています。

壊れたシートテレビ
壊れたシートテレビ
エンターテイメント用コントローラー
エンターテイメント用コントローラー
ハンドセット
ハンドセット
ハンドセット裏
ハンドセット裏

いや~、このアンティークなハンドセットいいですね。正に昔そのもの!これ、95年当時はかなり豪華シートだと思います。だって、各座席に衛星電話が付いている訳ですから。

リクライニングとレッグレストそしてランバーサポートボタン
リクライニングとレッグレストそしてランバーサポートボタン
初めて見たランバーサポート操作
初めて見たランバーサポート操作

↑これ、くるくる回して、背もたれの腰の空気圧をコントロールします。こんなの見た事ありませんでした!アンティーク!

ポケットの中には色々な雑誌が入っていました。機内雑誌、エンターテイメント雑誌(意味無し)、免税雑誌、そして面白いのがクウェート航空のロゴが入ったレターセットも付いていました。いいね、これ。でも、ちょっぴりダサかったので、持って帰って来ませんでした(笑)。

シートポケットの中
シートポケットの中

機内雑誌を拝見。特に、機材案内のページに目が留まりました。あれ、新型機材ばかりの紹介で、今乗っているA340-300機の紹介ないぞ!しかも、まだ導入されていないB777-300ERやA350が既に紹介されている。。。完全に、今乗っている飛行機の機種、会社からも見捨てられていますね(笑)。確かに、A340機もうすぐリタイアする様です。現時点、この機材が運航されているルートはインド便やクウェートからの近距離路線だけで、中・長距離には新型のA330機や、メンテが入ったB777-200機が運航します。

新型の機材案内
新型の機材案内
ヘッドフォン(意味無し)
ヘッドフォン(意味無し)
隣のご年配夫婦
隣のご年配夫婦

離陸後、前方の同じD席が空いて事が判り、座席を移動しました。隣に乗客も居ないし、荷物も前のシートの下に収納できるので、良かった。

6Dの座席シートピッチ
6Dの座席シートピッチ
そこそこ広いです
そこそこ広いです

こちらは、テレビ画面のスイッチを押すとオンになりました!

スイッチが入ったシートテレビ
スイッチが入ったシートテレビ

でも、この後が進まない。。。やっぱり壊れているのね。

シートをリクライニングにさせた状態
シートをリクライニングにさせた状態

この移ったシート、一つ欠点が。なんと、トイレの真横。何というシートアレンジ。トイレが開くたびに、トイレの匂いが伝わります。これ、長距離路線用です。とりあえず、今回はエコノミークラスとしての利用ですが、万が一ビジネスクラスの料金払ってしかも長距離だったら、この座席かなり辛い。匂いだけでは無く、音も気になります。でも、また元の座席に移るのも面倒くさいので、よしとしました。

トイレの真横シート!
トイレの真横シート!

機内食です。

トレー全体
トレー全体

チョイスは3種類あった様です。オムレツか、チキンパラーター(チキンを包んだインド風パン)、そしてイドリー(南インドの米のスポンジケーキ)。エコノミークラスで3種類選べるって稀ですね。オムレツをチョイスしました。

オムレツ
オムレツ

これ、ぱさぱさしている様に見えますが、スパニッシュオムレツです。ちょっとケーキみたい。付け合わせに茹でた芋とトマトソース、そしてソーセージが。

フルーツ
フルーツ

フルーツは缶詰のものでした。

パンはアラブ風とクロワッサン。どちらも温められていません。クロワッサンは、ちょっとぱさぱさしていました。あとはオレンジジュース。

機内食の味は全体的にまぁまぁと言う印象です。

食後の紅茶
食後の紅茶

機内食終了後、皆さん寝るムードに。

お隣さん
お隣さん

シートもそこそこ快適だったので(トイレのドアの音以外は)、少し寝る事ができました。気づいたら、ほぼクウェートに着陸態勢。結構多くの乗客がシートのリクライニングを元に戻さないままでしたが、クルーは何も注意していない様子でした。

クウェート航空のクルーは、女性がアジア諸国(タイ、フィリピンやインド)、男性がアラブ人(クウェート人も?)でした。サービスは悪くはありませんが、特別良いとも感じません。「普通」の印象。でも、シートベルトのチェックも確か無かった様な。リクライニングも着陸時そのままの乗客が多かったので、あまり安全面に気を使っていないのか、別にそんなの大した事無いと思っているのか、判りませんが。。。

窓際では無いので、着陸の様子は写せず。

別れ際には、クルーの挨拶はありませんでした(乗る時はありましたが)。ちょっとファーストクラス(このフライトではビジネスクラスとして提供)を後ろから撮ってみました。配列はビジネスと同じ2-2-2。シートピッチも150cmと、あまり広くありません。今の時代、この「ファーストクラス」はビジネスクラスとして販売してもかなりきついでしょう。ま、だから料金が安いんでしょうけど。

ファーストクラスシートを望む
ファーストクラスシートを望む

とにかく、20年前にタイムスリップをさせてくれたクウェート航空。ある意味、ビンテージでとても貴重な体験でした。少なくても、最安値エコノミークラスで、ビジネスクラスのシートに乗せてくれた事は感謝です。お陰で、(エコノミーとしては)快適に移動ができました。

クウェート空港。新しい旅が始まります。

Welcome to Kuwait
Welcome to Kuwait
クウェート空港ターミナル
クウェート空港ターミナル

まずは、ビザを購入します。日本人なら、空港で訪問ビザを取得できます。

一旦エスカレーターを降りて
一旦エスカレーターを降りて

クウェート旅行記へと続きます。

<クウェート航空の印象>

正直言うと、「また乗りたい航空会社」ではありません。新型機材には少々興味はあるものの、クルーが乗客の安全配慮に欠けている感がある事。離着陸の時に座席の背もたれを直すという行為はまぁ本当に安全のためになるのか判りませんが、少なくても基本事項だとは思います。

豊富な石油資源でクウェートは世界で最も裕福な国。そしてクウェート航空は国営。周辺諸国の航空会社は豪華さで競い合っているのに(エミレーツやエティハド航空、カタール航空等)、その気が無いクウェート航空。競争なんて考えていないですね。

料金が安いのが唯一のプラスポイントでしょうか。

後、妙に男性のお連れ無しの女性客にはクルーが凄く丁寧していました。もしかしたら、女性の乗客にはとても良いのかも。レディースファーストですし、それは良い点かもしれません。

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