JALのお得なインド⇔オーストラリア間のプレエコ運賃

インド在住者に嬉しいニュース♪

JALが、インド発成田経由オーストラリア行きの運賃を発表しました。目的地はシドニーもしくはメルボルンです。

以前から、北米行きはありましたが、オーストラリアはありませんでした。

まだJALインドのホームページには一切その様な情報も無ければ予約もできない状態ですが、現地の旅行会社向けに出回っています。航空券予約システムでは既に運賃が設定されている様です。

グーグルフライトだと料金は出るけど実際のJAL日本サイトの画面まで飛ぶとエラーになる。それはそうです。これは、インド発券限定運賃ですので、同じJALでも日本サイトのホームページだと予約はできません。

メルボルン行きプレエコ運賃
メルボルン行きプレエコ運賃

これは成田でストップオーバーをしない単純往復のプレエコ運賃ですが、

デリー⇔成田⇔メルボルンが約16.5万円(予約クラスEの場合)。

JALのプレエコとしてはかなり破格な料金です。成田⇔メルボルンは約10時間のフライトになります。地図で見ても、こんな感じ。

JAL プレエコ:デリー⇔成田⇔メルボルン
デリー⇔成田⇔メルボルン ©Gcmap.com

ちなみに、デリー⇔成田のJALプレエコ単純往復だとこれ(同じく予約クラスEの場合)。

デリー⇔成田単純往復
デリー⇔成田単純往復

あれれ、同額?逆に成田止まりにした方が数百円若干高い?そう、インド⇔オーストラリア間は競争が激しく、他社のシンガポール航空やキャセイパシフィックなど低めに料金を設定しているため、JALも今回その競争に参加した様です。

JALのプレエコ
JALのプレエコ

さて、さすがインド⇔日本⇔オーストラリアとなると距離もあるので、沢山のFLY ONポイントが稼げます。

デリー⇔成田⇔メルボルン、プレエコだと何と往復で27,842ポイントも貯まる!

これはどういうことかと言えば、2往復で、年会費を払えば永久上級会員の権限が与えられるJGC(JALグローバルカード)を申請できる条件まで到達できてしまいます。

為替変動がありますが33万円で、意味も無い離島間を何往復せず、2回だけの往復旅行でしかも快適に移動して永久に上級会員になれるというのは、美味しい話です。

更に、もっとうまい条件が。

〇成田で往復のストップオーバー(24時間以上の滞在)が無料!
※ただし、数千円分の空港使用税は加算される

〇最初の区間を利用後1年間有効!

成田でストップオーバーが無料という事は、事実上デリー⇔成田の単純往復だけの航空券に無料でメルボルンまで往復ができちゃうと事なので、付けちゃった方がお得ですね(笑)。ただし、その場合メルボルンまで行かないと航空券は無効になるので(例えば、発券後、成田⇔メルボルン区間を使用しないでデリーへ帰るという事はできない)、気を付けましょう。

購入先はインド現地の旅行会社、JALのインド事務所、もしくはオンラインの航空券予約サイトでもいくつか取り扱っている様です。

また、インド各地(ムンバイ、バンガロール、チェンナイなど)から追加料金往復Rs. 12,000程でデリーまでビスタラ、エアインディア、もしくはジェットエアウェイズを利用する事ができます。

今までプレエコの話をしてきましたが、エコノミーはどうでしょう。

エコノミーの運賃
エコノミーの運賃
最大滞在日数とストップオーバーの条件
最大滞在日数とストップオーバーの条件

最安値の運賃(予約クラスS+Q)はRs. 88,000(約13.5万円)前後。プレエコの最安値と比べると、Rs. 20,000(約3.1万円)程しか違いが無いので、これはプレエコを利用するべきでしょう。プレエコとエコノミーの違いは:

〇各出発空港でビジネスクラスラウンジの利用可能
〇専用チェックインカウンター
〇シャンパンや他のアルコール類の提供
〇座席の広さ(業界最大級)
〇アメニティグッズの提供(スリッパなど)

快適度やサービス内容に関しては一昔前のビジネスクラスと遜色無いので、3万円の追加で38時間弱を機内でアップグレードして過ごせるとしたらかなりお値打ちです。更には空港でのラウンジ利用や、マイルやFLY ONポイントに関しては最安値エコノミーと比べて約2倍多く貯まりますしね。

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