シンガポール航空777プレミアムエコノミー搭乗記:シンガポール→成田(2022年)

航空会社:シンガポール航空
便名:SQ 12
フライト区間:シンガポール→成田
フライト利用日:2022年5月10日(火)
予定出発時刻:09:25発
実際の出発時刻:09:30発
予定到着時刻:17:30着
実際の到着時刻:17:17着
時刻表上のフライト時間:7時間05分
実際のフライト時間:6時間47分
機種:ボーイング777-300ER
利用クラス:プレミアムエコノミー
座席番号:33A

<レイアウト>

2-4-2配列が3列となり、窓際は全部で6席です。最前列の窓際は、非常口の前でとても広いですが窓がありません。そのため、窓のある窓際はたったの4席のみです。

プレエコキャビンの様子
プレエコキャビンの様子

<座席>

全席専用の電源コンセントがあり、それとは別にUSB電源が設置されています。シンガポール航空のプレエコは、A380、A350、777を全て試しましたが、総合的にこの777が一番快適です。シートピッチが広く、比較的足を伸ばせるからです。そのため、前回ヨハネスブルグ→シンガポール航空のA350では時差ボケもあり全く寝付く事ができませんでしたが、このフライトではほぼ離陸から着陸まで食事以外はずっと快適に寝ていました。そのため、普段の搭乗記よりも写真が少ない事をご了承下さい。

777プレエコシート
777プレエコシート
777プレエコシート
777プレエコシート
小物入れ
小物入れ
シートピッチ
シートピッチ
レッグレストをあげた状態
レッグレストをあげた状態

このレッグレストとフットレストの位置が筆者の身長(167センチ)と丁度良いバランスを保つ事ができ、フットレストでふくらはぎをサポートさせて真っ直ぐ足を伸ばすとかなり快適でした。前回のA350機ではうまい具合にいきませんでした。

<アメニティー>

前回のヨハネスブルグ→シンガポール便同様、ノイズキャンセリングヘッドフォンが各座席で提供されました。リクエストベースで、ウェットティッシュやマスク、歯ブラシセット(これらはトイレにも常備)、靴下、アイマスクなどが提供されます。以前あったおしぼりのサービスはありません。

アメニティーメニュー
アメニティーメニュー

<窓の外の景色>

プレエコはもろに主翼の横に位置するので、景色は見にくいですが何とか楽しむ事ができました。

窓の外の景色
窓の外の景色
シンガポール航空A350機
シンガポール航空A350機
離陸直後の景色
離陸直後の景色
離陸直後の景色
離陸直後の景色

何てこと無い日常のシンガポールの光景にとても感動しました。3週間ぶりに戻ってきたアジア。アフリカだとある程度気を引き締めていたので、このアジアの安心感は格別です。恐らく、その安心感から成田へ着陸するまでずっとぐっすりしてしまったのでしょう。

<機内食>

この区間では、事前にBook the Cookでミーシアムを指定しました。ビーフンの辛口炒めで揚げ豆腐やハンペン、シーフード、卵が入っています。

朝食
朝食

クロワッサンは温めて提供されました。

付け合わせにフルーツとヨーグルト。

このSQ12便、年々機内食の提供内容が変わってきています。この便は20年以上前から何度も利用していますが、当時は2回温かい食事が提供され、離陸後に温かい軽食(焼きそばかパンケーキ)が2種類から選べて、成田到着前に前菜やデザートを含めた昼食(2種類)が提供されていました。5年前の利用時は、機内食は1回の昼食になり、そして今回は朝食1回のみになりました。昼食や夕食と比べると朝食は大抵しょぼいので、コスト削減かな?

でも、美味しく頂きました。ちょっとフルーツがしょぼかったですが。。。

因みに、当便のメニューはこんな感じ。

メニュー
メニュー

シンガポール航空では紙のメニューは配られなくなったので、全てスマホ等のデバイスで確認する事ができます。

このフライトのメインは3種類から選べ、鯖の照り焼き、チキンソーセージとスクランブルエッグ、もしくはポーク焼きそばからのチョイスでした。

到着前のスナックは、リクエストベースで以下のものを頼む事ができます。以前提供されていたナッツ類はありませんでした。

スナックメニュー
スナックメニュー

ポテチ、ビスケット、チョコレートなどしか無いので、ちょっと物足りなさがあります。

<新型コロナウィルス対策>

飲食時以外のマスク着用は必須です。クルーも皆マスクをしています。サービス内容はおしぼりのサービスが無くなり、紙のメニューや雑誌は全てデジタル化。Wi-Fiは有料ですが、これらの雑誌やサービス内容のコンテンツについては無料で機内で接続ができます。プレエコで提供されるヘッドフォンは、使い捨てのイアカバーが付きます。

<成田着陸>

この便はロサンゼルス行きなので、成田が目的地の乗客だけ先に降機し、その後ロサンゼルス行きの乗客が成田で降りてトランジットする事になります。

夕方の成田空港
夕方の成田空港

成田空港は水際対策のため完全に迷路になっていました。色々な手続きのためにあっち行ったりこっち行ったり。。。そして、コロナウィルスの抗原検査が待っています。結果が出るまでの待ち時間は約1時間45分でした。

飛行機から降りて、2時間程経過して到着ロビーへ出る事ができました。

<搭乗評価>

機内クルーの対応:☆☆☆☆(寝ていたので殆ど関わらなかった)
アメニティー・シートの設備:☆☆☆☆☆
エンターテインメント:☆☆☆☆☆(ヨハネスブルグ→シンガポール便で判断)
シートの快適度:☆☆☆☆☆(ぐっすり眠れた)
機内食・飲み物のクオリティー:☆☆☆(美味しかったが物足りない)
コスパ:☆☆☆☆☆(ヨハネスブルグ発成田行き片道10万円弱なのでお得)

<フライトの印象>

シートが快適だったため、食事以外はずっと寝る事ができました。機内食についてはメインは美味しかったけど、7時間近いフライトでは朝食だけでは物足りません。元々朝食は昼食や夕食と比べると前菜やデザートが無いためしょぼいので、到着前にサンドイッチなどの軽食でもあれば良かったです。以前、このフライトは昼食の提供だったので、食事面ではコストカットが鮮明でした。ただ、依然としてシンガポール航空の安心感は半端ありません。

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