インドで縫手術②:待たされない病院

さて、インドで初めての手術。とは言っても、縫うだけなので軽いものです。

近所にある、私立のAashlok Hospital。以前はFortis系列でした。こじんまりとした病院で、アットホームな感じです。

以前、日本人の同僚が腸チフスで1週間入院した時にこの病院にお世話になっていたので、馴染みがあります。

Aashlok Hospital外観
Aashlok Hospital外観

まず、受付。

殆ど待っている人が居ません。日本だと混雑している病院しか知らないので、受付でとても待たされる!というイメージがあるのですが、状況伝えるとすぐに医者に面会させてくれました。カルテ作成に5分待機していたぐらいかな。

医者は切り傷を確認し、唇を縫う事を提案されました。同意して、20分ぐらい?手術室の準備したらもう開始!

何故か手術前のセルフィー
何故か手術前のセルフィー

この時、小柄な女性の院長(写真には写っていません)が、大まかな費用を教えてくれました。国民皆が手厚い国の医療保険に恵まれている日本と異なり、インドでは基本民間保険か、加入していないかどちらか。病院側もしっかり相手が支払いできる人物であるか判断する必要があるのが現実です。

幸い、インドの医療はお手頃感覚の割に高いレベルの治療が受けられるので、僕の様に医療保険に未加入でも手が出せる。

手術時間は約30分。麻酔を噛まれた唇の上下へ打つ。麻酔の注射だけ唇という敏感なエリアもあり、痛かったですがそれ以外は何も問題ありませんでした。

破傷風の注射と、狂犬病ワクチンも腕に打たれた。

終了後、医者が処方箋を書いてくれます。善玉菌やら抗生物質やら数種類。

さて、気になるお値段は。。。

こちら!

領収書
領収書

縫手術代がRs. 10,000、ワクチンやその他消耗品がRs. 2,566、手術室使用代(= Operation Theatre Charge)がRs. 6,000の合計Rs. 18,566。

現在の換算レートで約30,000円!

悪くないです。待ち時間がほぼゼロで、合計の滞在時間は1時間ちょい。気分的にはVIP待遇。

全治一ヶ月で、今は正常になりました。まぁ、流石に噛まれた痕跡はありますが。

非常に満足です♪

一点、日本とインドの治療で大きく違うのは、日本では事前にプロセスを丁寧に説明してくれます。インドでもそういう場所もあるかもしれませんが、基本あまり詳細は説明しなく、大まかな事だけ。個人的には「まぁ変な事は無いだろう」と思っているので任せっきりにしますが、もし色々と個人的な指定をしたい場合には日本の方が無難かもしれません。

<まとめ>

メディカルツーリズムにおいては世界に誇るインド。私立の病院では、基本待たされずに、比較的お手頃な価格で医療を受けられるので安心できます。ただし、若干大雑把なところはあるかもしれないのでそこには目を瞑る必要があるかもしれない。相変わらず、この惨状の責任者は今日も膝の上で寛いでいるのでした。

事件きっかけの猫
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