エコノミーの座席は一見どの航空会社も同じ様に見えて、実際座ってみるとそれぞれ全く別物。
JALとANAのエコノミー比較。どちらが快適か。
結論から言うと、JALのエコノミーは桁違いに快適です。特に、ボーイング787機材。
<JAL787のエコノミーは世界一快適なエコノミー>
何故これを断言できるかと言うと、JALは世界で唯一ボーイング787のエコノミークラス配列が横8席、その他航空会社はANAを含めて全て横9席だからです。
横幅が広いだけでは無く、シートピッチも84センチと、業界水準の79〜81センチを超える。
横も広いし前も広い!
↑この快適度は他社のプレミアムエコノミーに近いです。
ただし、同じ787でも中国・香港・韓国・台湾路線を中心とした短距離路線仕様機材は、足元は79センチと広くないので要注意。
見分け方は、もし座席の色が白っぽいグレーだった場合が足元が狭いバージョン↓
これはかなり狭いですが、横幅はゆったりとしているのでまだ許せる。
近距離路線であれば耐えられるでしょう。
<JAL777も横幅はゆったり配列>
ボーイング777のエコノミーは航空会社によって横9席配列か、10席配列で分かれますが、JALは前者、ANAは後者。
JALボーイング777のシートピッチは84センチ〜86センチなので、一部座席は787以上に足元が広くなります。
<頑張るANAはシートピッチが凄く広い>
対するANAは、ボーイング777の機材では横10席配列と横幅は狭くなりますが、シートピッチは全席86センチととても足元を広くして対抗しています。
この広さはエコノミーの次元を超えています。
確かに、横幅の狭さは実感できるけど、この広さであれば長距離移動も苦では無いです。
ANAの787エコノミーのシートピッチは86センチなのでJALより若干広い。
ただし、横幅の狭さは結構実感させられます。
ANAの近距離路線仕様の787はJALと同様にシートピッチが79センチともっと狭くなります。
まとめ
もし足元の広さだけで判断するならANAの777はかなり快適ですが、横幅の違いは大きい。特にJALの787は他社のプレミアムエコノミー並みのゆったり感を感じる。両者を比較して、JALの方が一列あたり一席少ないと言うのは快適度をかなりアップさせている上、シートピッチも業界水準より高いのでワンランク上です。
「JALとANAのエコノミークラス座席比較:どちらが快適?」への6件のフィードバック
JALの777はシートピッチが34インチ(86cm)なのでANAと同一ですね
787は33インチ(84cm)ですが
JALの公式サイト情報ですと、84~86センチなので、86センチは一部の座席になりそうですね。とは言え、ANAと一緒の広さになるので、文章を変更しました。ご指摘ありがとうございます。
ANAの787のシートピッチが84cmというのはどこからの情報でしょうか?
HPには86cmと記載されています。
ご指摘ありがとうございます。
確かに、ANA787-9のシートピッチは86センチとJALの同機材より2センチ程ゆったりしていますね。
記事に反映しました。
幅は何センチですか?色々書いているのに肝心な事書かない?
完璧なブログでは無いからです(笑)
座席が自慢のJAL公式ホームページでは横幅を公表してますが、ANAは公表していないので正式な数字での比較は厳しいです。