アビアンカ航空のマイル購入から特典航空券にする手法の解説

スターアライアンス系航空会社のビジネスクラスを安く乗りたい!という場合には一番安価で乗れるのは南米・アビアンカ航空のマイルをボーナスキャンペーン付与時に購入し、それを特典航空券へ換える事です。

このブログでお勧めしているエアカナダのアエロプランより、安い場合が多いです。

アビアンカ航空のマイレージプログラム、ライフマイルズについての概要はこちらをご参照下さい。

今回は実際にマイルを久しぶりに購入して特典航空券へ換えたので、解説していきます。

ステップ1:まずは会員登録(無料)

Lifemiles.comへアクセスすると、まず現れるのがこの画面。ここから「Join LifeMiles」をクリックします。

まずは登録
まずは登録

順序に従って必要事項を入力します。比較的簡単なのでここで会員になるプロセスの案内は割愛します。

ステップ2:魅力なフライトを検索

有償航空券よりも安くなければこの方法は意味が無いので、検索して希望のフライトがあるか確認。

ライフマイルズにログインしたら、左上のタブから「Travel」をクリックします。

すると以下の検索画面が。

今回はフランクフルトから東京を検索します。

検索画面
検索画面

東京は成田(NRT)と羽田(HND)、どちらかを指定しなければ表示されず、一括で「東京」の検索はできません。

次に、日付がカレンダー形式で表示。希望を選択します。

日付選択
日付選択
フライトオプション
フライトオプション

もし希望の日付に空席があれば、この様にオプションが表示されます。

今回はエジプト航空のカイロ経由便が表示されました。

因みに、大陸横断路線(日本⇄ヨーロッパや日本⇄北米)等の長距離路線のビジネスクラス以上を空席で見つけ出す事は最近非常に困難です。

有償チケットがパンデミック以前と比較するとかなり高額になったケースが多いため、このマイル購入→特典航空券変換手法がある程度定着してしまっているからです。

アジア内等地域内であれば、比較的空席は見つけやすいです(例えば、日本⇄台湾、タイ等)。

話を検索へ戻します。

ビジネスクラスを選択
ビジネスクラスを選択

ライフマイルズの面白い点は、目的地は一律の必要マイル数が設定され、もし経由便がある場合には距離の割合で、エコノミーとビジネスを分けて指定する事ができる事です。これはなかなか他社のマイレージプログラムには無いシステム。

例えば、フランクフルト→カイロはエコノミーで、カイロ→成田はビジネスクラスで、又は逆パターンなど、クラスをミックスして組み合わせる事が可能です。

両方ビジネスクラスで手配する事にします。

必要マイル数は75,000マイル、そして別途諸税がUSD 12.91。後で分かりましたが、諸税はこれより高額でした。後ほど説明します。

ステップ3:ボーナスマイル付与キャンペーンを実施しているか確認

航空ブロガーサイト、One Mile At A Timeのこのページにて、今現在キャンペーンを実施しているか一目瞭然で分かります。アビアンカ航空のメルマガでもやってきますが、タイミングが遅かったりするので直接確認するのが一番早いです。

OMAATの該当記事トップページ
OMAATの該当記事トップページ

以前は概ね2ヶ月に1回、それぞれ2週間ぐらいの期間でキャンペーンを実施していましたが、2023年では毎月のペースで行われている様です。

ステップ4:追加ボーナスキャンペーン登録

もし、キャンペーン実施時期であれば、同記事からライフマイルズの会員番号を入力すると更にボーナスが5〜10%付与されるのでお得です。

例えば、通常は最大140%のボーナス付与なのに、同ページから会員番号を追加登録するだけで、最大150%のボーナスがもらえる。

赤枠の文字から登録
赤枠の文字から登録

「Register」をクリックすると、以下のページが現れるのでここで会員番号を入力します。

赤枠内に会員番号を入力
赤枠内に会員番号を入力

因みに、同時期にメルマガでの案内は、以下なのでOMAATで追加入力するだけで10%更にマイルを入手する事ができます。

メルマガでの案内
メルマガでの案内

ステップ4:マイルの購入

OMAATで登録したら、速攻マイルを購入する際に追加ボーナスが適応されます。

ある程度、数学の知識が必要です(笑)。

75,000マイルが必要なので、21,000マイル〜60,000マイル内の範囲内で購入すれば良い事が大体理解できるかと思います。

という事は、ボーナス付与は140%。

75,000➗2.4 = 31,250マイル。

購入単位は1,000マイルずつなので、32,000マイルを購入すれば、この特典航空券を入手できます。

1,000マイルあたりの金額はUSD 33です。

マイルの購入画面
マイルの購入画面

「Buy Miles」と選択すると、キャンペーン中は「Buy Miles 2×1」が表示されるので、クリックします。

マイル数選択画面
マイル数選択画面

今回は32,000マイルの購入なので、「Choose an amount」を選択。

マイル数指定
マイル数指定

「000」の部分は自動入力されているので、「32」だけを入力して、適当に画面をクリックすると金額が表示。

32✖️USD 33=USD 1,056。

次に確認ページが現れます。

確認ページ
確認ページ

次にクレジットカード番号を入力。

郵便番号は適当に
郵便番号は適当に

この際、請求書の住所を入力しますが、郵便番号は5桁しか受け付けないので、適当の入力でOK。

そして決済!

あれれ、エラーだ!

エラー画面
エラー画面

日本に馴染みの無い南米の航空会社なので、クレジットカード会社によっては不正利用の疑いをされる事があります。

その場合、以下の様なメールがクレジットカード会社からすぐにやってくる事があるので、解除手続きをすると良いでしょう。

クレカ会社からのメール
クレカ会社からのメール

暫くして再トライすると、決済が通ります。

決済完了画面
決済完了画面

無事、76,800マイルがすぐに反映されました。

ステップ5:特典航空券の発券手続き

先程のステップ2へ戻り、希望のフライトを選択。

その後、マイルと現金の比率を選択する事ができます。

キャンペーン付与時に購入したマイルであれば、できるだけマイルの比率を高くした方が断然お得です。

マイル100%の場合
マイル100%の場合
現金を最大限にした場合
現金を最大限にした場合

前者を選択。

お客様情報しっかり入力しましょう
お客様情報しっかり入力しましょう

素通りでそのまま発券しそうですが、ちゃんと「Update traveler details」でパスポート詳細等入力しないと上記赤枠の様なエラーメッセージが表示されます。

確認画面
確認画面
変更・キャンセル費用
変更・キャンセル費用

変更は1回あたり(1便あたりではありません)、USD 150、キャンセルはUSD 200。

オンラインではできず、中南米のコールセンターへ電話しなければならないので注意。

必要なら追加の保険
必要なら追加の保険
最終確認画面
最終確認画面

ここで疑問!

予約画面では、諸税USD 12.91のはずだったのに、いつの間にかUSD 148.28になっている!

話が違う・・・許容範囲内なので発券します。

諸税を支払うのに別途クレジットカード詳細を入力。

発券中
発券中
発券完了のお知らせ
発券完了のお知らせ

ステップ6:Eチケット番号を確認

ハプニングが起こりました。

待ってもメールにEチケットが届きません。

予約が完了しても、Eチケット番号が無いと確実に発券されている証拠が無いので、必ず確認しましょう。

予約確認
予約確認

「My trips」をクリックすると、予約済みの詳細が表示されます。

情報が足りない
情報が足りない

予約コードはあるけど、Eチケット番号は無い。

不便なサイトです。

エジプト航空のホームページから、予約番号を入力して確認します。

幸い、アビアンカ航空とエジプト航空は共通した予約管理システム(恐らくアマデウス)を使用しているので、同じ番号で予約詳細を開く事ができましたが、航空会社によっては異なる場合があるのでこの方法が通用しません。

万が一予約システムが異なった場合には、アビアンカ航空に電話をして相手先の航空会社の予約コードを聞き出す事ができます。

ライフマイルズでは以前ANA、シンガポール航空、ルフトハンザの特典航空券を発券しましたが、幸い皆システムが共通していたので各社のホームページで座席指定等の操作が可能でした。

エジプト航空の予約管理画面
エジプト航空の予約管理画面

スクロールすると、ちゃんとEチケット番号がありました。

正式に発券されている証拠です。

Eチケット番号確認!
Eチケット番号確認!

アビアンカ航空の航空番号134からスタートしていればOK。

まとめ:ライフマイルズは上級者向け

安価にビジネスクラスやファーストクラスのチケットは入手できるけど、Eチケットが届かなかったり、エラーが起こりやすかったりと適当かつハプニングが起こってもおかしく無い状況であります。

前回ライフマイルズでANAのファーストクラス航空券を手配した時は、最後の画面で発券エラーになって、中南米のコールセンターへ電話をして問題を解消してもらいました。

変更やキャンセルはオンラインで対応していない等、不便もあります。

いつでも、コールセンターへ電話をする意気込みが必要です。

ただし一度チケットが発券できれば、過去2回(今回で3回目)のフライトの様に問題無くスムーズに乗れてファーストクラスの旅をかなりお得に堪能する事ができています。

コールセンターの担当者も訛りはきつかったですが丁寧に対応してくれました。

もし、安心が第一であれば、多少金額が高くなりますがエアカナダのアエロプラン経由の方が良いかもしれません。

この手法のメリット・デメリットは事前に把握しておきましょう。

今回はUSD 1,056 + 148.28 = USD 1,204.28で、ヨーロッパから日本へ片道ビジネスクラスのチケットを入手する事ができました。

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