ビジネスクラスなのにラウンジ利用ができない場合とは

もしかしたら、これから新たなトレンドが主流になるかもしれません。

それは・・・特定ビジネスクラスの運賃はラウンジアクセスが含まれない、という事。

<①大幅な割引運賃の場合>

現在、わずか二社ですが、大幅な割引運賃のビジネスクラスチケットではラウンジに入室する事ができません。

それは、エミレーツとカタール航空。

エミレーツラウンジ
エミレーツラウンジ

ラウンジアクセスがチケットに含まれているかは、予約時点で画面に表示されます。

エミレーツだと「Special」運賃が対象。

エミレーツの場合
エミレーツの場合

カタール航空は「Business Lite」が対象。

カタール航空の場合
カタール航空の場合

条件にしっかりラウンジのアクセスが不可である事を明確に記載しています。

ラウンジ利用が可能な運賃は一つ上の運賃クラスを指定すれば良いでしょう。

調べたところ、現時点においては日本発の運賃は両社とも全てのビジネスクラス有償チケットはラウンジアクセスが含まれますが、キャンペーンを実施した際の特別割引運賃は注意が必要かもしれません。

<②エコノミーからアップグレードされたチケットの場合>

こちらも同じくエミレーツとカタール航空が対象。

現金もしくはマイルでエコノミーからビジネスへアップグレードした場合、ラウンジ利用が不可です。

ドバイやドーハのハブ空港では、有料で入室する事はできます。

フィンエアーは、事前にアップグレードされた場合はラウンジの利用が含まれますが、空港のチェックインカウンターで当日実施した際にはラウンジ利用の権利が無いなど、タイミングによって条件が異なる場合もあり。

<③提携ラウンジが無い空港>

対象運賃やアップグレードに関わらず、提携ラウンジが無い空港というのも稀にあり。

最近では、世界最大級の空港の一つであるインドのデリー空港で、各航空会社が契約していたプラザプレミアムラウンジが当局と問題があり閉鎖を余儀なくされたことにより、様々な航空会社が乗客にラウンジ案内をする事ができませんでした。

キャセイパシフィック航空もその一つ。

その際、空港内バーやレストランで使用できるバウチャーを代わりにもらえ、記載先の中から食事やドリンクに充てがう事が可能になります。

キャセイのデリー空港バウチャー
キャセイのデリー空港バウチャー

この様な場所ではラウンジと異なり飲食が無制限では無い事が多いので、若干損した気分にはさせられます。

まとめ

ラウンジ利用はビジネスクラスに乗る時の楽しみの一つ!近年はビジネスクラスにも格安価格設定のトレンドが発生してきているので、今後対象者が限られる様になるかもしれません。既にZip Airの様なLCCにも快適なビジネスクラススタイルのシートが搭載される様になり、基本料金にラウンジは含まれなくなりました。

スパム防止のため、コメントは管理者が承認してから反映されます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近の投稿

アーカイブ

過去投稿
上部へスクロール