今まで乗ったやばいビジネスクラス

筆者は2014年から積極的にマイルや格安運賃を活用してお手軽にビジネスクラスやファーストクラスに頻繁に乗る様になりました。搭乗の記録を残すために始めたのが、同年に始めた当ブログです。

毎度計画にはとても綿密に労力をかける為、飛行機の旅で嫌な思いをした事はありません。

評価のある航空会社にはある程度の期待を持ち、微妙な口コミがある場合には期待を下げれば、それなりに楽しめるからです。

ただし、以下の2つのケースは例外。何が問題だったのかを検証していきます。

ルフトハンザのビジネスクラス:フランクフルト→成田(2016年)

これはガッカリでした。

ルフトハンザと言うとある程度の期待を持てそうな航空会社。元々搭乗予定は無く、予約していたオーストリア航空の成田便が減便したために振り替えられたフライトでした。

運賃的にはオーストリア航空よりかなり高額であったため、少し期待をしてしまった。

<ガッカリ①:こんなまずい機内食は初めて!>

基本機内食で残すと言う事はしないのですが、この時完食する事はできませんでした。

塩分がきつかった前菜
塩分がきつかった前菜

まずは前菜。アジア風牛肉の冷製でしたが、しつこくてとにかくしょっぱい!

塩分がきつかったメイン
塩分がきつかったメイン

メインのイワナはどうかというと、こちらも塩分が強烈でしかもパサパサ。写真から伝わってくると思います。

搭載地がルフトハンザのハブであるにも関わらずこのクオリティーはやばすぎるでしょ。

ただし、朝食で頂いた日本人シェフ監修の和朝食は美味しかったです。

和朝食
和朝食

<ガッカリ②:座席のアレンジ>

長距離路線では全席通路側アクセスが主流になった2023年でさえ、ルフトハンザだけはまだ2-2-2配列の以下の様なシートが大多数です。

見知らぬ同士には抵抗あるシート
見知らぬ同士には抵抗あるシート
お隣との距離感
お隣との距離感

事前にこのシートである事は把握していましたが、改めて乗ると想定以上に違和感がありました。

お互い向き合う。

カップルや知人であれば良いですが、見知らぬ人だと結構抵抗あります。

つま先は隣人の足ととても近い距離になる。

足置き場
足置き場

窓際と通路側は向かい合わせでは無く、同じ方向に並びます。

向かい合わせでは無い窓際座席
向かい合わせでは無い窓際座席

残念ながら、上記の座席であればルフトハンザの長距離ビジネスクラスには二度と乗りたくない!

幸い、このフライトのサービス自体は対応が良かったです。

詳しい搭乗記はこちら

エアインディアのビジネスクラス:インパール→デリー(2018年)

こちらは民営化の前、まだエアインディアが国営だった時の体験記。

今ではタタ財閥が管理をして機内サービスが大幅に改善されてきているので、恐らく同じ様な体験はもう無いでしょう。

<ガッカリ①:最悪のクルー>

クルーで文句を言う事はほぼ無いのですが、このフライトは「最悪」が当てはまりました。

明らかに「仕事したくない」オーラを出し、食事を置くときは「ドン!」と雑。

搭乗時、最初の区間は客が自分と同行したご年配のお客様だけだったせいか、ウェルカムドリンクは提供されず、経由地からの二区間目は満席になったせいかしっかり提供される差別待遇。

元々民営化前のエアインディアではガサツなクルーが居たのはサプライズでもありませんが、このフライトは40回以上乗ってきた同社の中では最も酷かったです。

エアインディアA321のビジネスクラス
エアインディアA321のビジネスクラス

<ガッカリ②:ビジネスクラスなのにエコノミーと同じ機内食>

本来、当時の国内線であってもエアインディアのビジネスクラスではしっかり差別化されていました。

このフライトは例外。

お粗末な内容
お粗末な内容

どれもエコノミークラスで提供されるのと同じレベル。

サンドイッチとデザート、コーヒーカップは陶器だとは言え、メインディッシュは明らかにエコノミークラスと一緒。

カトラリーもエコノミーと同様。

幸い、この鶏肉のあんかけ焼きそば味は結構美味しかったのですが(そこはルフトハンザより上w)、なんとも見た目や量が寂しい。

本来、エアインディアのビジネスクラス機内食はこの様なものですから。

本来のエアインディアビジネスクラス機内食
本来のエアインディアビジネスクラス機内食

この写真は、ベンガルール→デリー路線の機内食です。このミートソーススパゲティー、美味しかったのですよ!

明らかにこの2つの機内食には違いがある。

エアインディアは民営化してから、激的にクルーのサービスに変化が現れています。タタ財閥が運営する5つ星ホテルチェーンのタージホテルズと同じレベルと言っても過言ではありません。

なので、このもろに体験した国営気質(ちょっと失礼かもしれませんが)は良い思い出という事にしましょう。

詳しい搭乗記はこちら

まとめ:問題点解消するには

やはり期待してはいけません。特にルフトハンザの場合、シートはある程度覚悟していましたが(それでも違和感あった)、機内食だけはフランクフルト発という事で高いクオリティーを望んでしまいました。

エアインディアは、元々かなぁーり期待値を下げてはいたのですが、こんなにNGなクルーはその平均的な期待を更に下げました(笑)。機内食に関しても、前回ベンガルールから乗った際と同じレベルを期待していたのがガッカリに繋がりました。

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「今まで乗ったやばいビジネスクラス」への2件のフィードバック

  1. エア インディア本当に これが ビジネスクラス かと 思うほど信じられない 全てでした
    まず 機材がボロボロ、スタッフのやる気のなさ食事も ひどく アルコールは一滴も出ませんでした。
    クオリティも低すぎて 食べる気になりませんでした
    バンコクからニューデリーに飛びましたが 来年2月 ニューデリーからバンコクに飛びますが前回があまりにひどかったので今回は TG を利用する予定です
    インド駐在員の婦人に聞きましたがエアインディアは絶対に利用しないということでした

    1. とてもショッキングな待遇ですね。インド人でさえエアインディアに好印象を持っている方は多くありません。

      ただ、2022年に民営化してから大分変化は見え始めています。特にクルーは洗練されてきているので、将来的にはとてもレベルの高い航空会社になっても不思議では無いでしょう。

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