ヨーロッパ地域内のエコノミークラスってどうなの?

ヨーロッパ内を移動するフライトは日本や日本から近隣諸国へ移動するフライトと何が違う?

エコノミークラスに焦点を当ててみます。

空港では出入国手続きが伴う場合の伴わない場合がある

発着便はシェンゲンか非シェンゲン加盟国にコンコースが分かれる。

シェンゲン加盟国同士(例:フランス→イタリア)のフライトは国内線扱い、シェンゲンと非シェンゲン加盟間(例:フランス→イギリス)は国際線扱いで出入国手続きが伴います。

出入国手続きではとても時間が掛かる場合があるので、十分に余裕を持たせる事が必須です。

イギリスやアイルランド等の非シェンゲン加盟国は国内線以外は日本と同様に全フライト国際線扱いになります。

短距離路線フライトでもラウンジ飯は結構充実している

ゴールド会員等でラウンジ利用資格がある場合はここが結構熱いかもしれません。

例え国内線扱いのシェンゲン加盟国間のフライトでも、ハブ空港の航空会社が運営するラウンジであれば立派な食事やドリンクが提供される場合が多いです。

ルフトハンザの「国内線」ラウンジ飯
ルフトハンザの「国内線」ラウンジ飯

因みに、日本では考えられないけど、ラウンジへアクセスするのに出入国審査が発生する様になる場合、わざわざそのラウンジ訪問のために通過する事が可能です。

筆者もチューリッヒ空港で実際の出発はシェンゲンゾーンなのに、非シェンゲンゾーンにある立派なスイス国際航空のラウンジを利用するために、スイスを出国して再度入国しました。

同じ様な事をパリの空港でも体験しています。

シートはとても簡素;基本単一通路機材

大型機材が飛び交う事が多い日本国内線や日本と近隣諸国を結ぶ路線ですが、ヨーロッパ内は例外の除いて基本ボーイング737やエアバス320ファミリーの単一通路機材が大体数。

シートは「ただ座るだけ」のタイプが主流でエンタメなどは期待しない方が良い。

シートテレビは無し。

ルフトハンザCRJ機
ルフトハンザCRJ機
ルフトハンザCRJ機
ルフトハンザCRJ機

足元の広さは普通が多い。

ライアンエアーの様なLCCは、激狹ですけど。

機内食・飲み物は基本有料

ルフトハンザ航空やKLMオランダ航空、エールフランスなどのフルサービスキャリアーでも、競合LCCの台頭で機内サービスは基本有料。

シートポケットに、価格が記載されたメニューが記載されている場合が多いです。

SASはホットコーヒーが無料;ルフトハンザはミネラルウォーター+チョコレートが無料と各航空会社でサービスの工夫はしていますが、せいぜいそれぐらいです。

ルフトハンザ航空の無料ミネラルウォーター
ルフトハンザ航空の無料ミネラルウォーター
ルフトハンザ航空の無料チョコレート
ルフトハンザ航空の無料チョコレート

ただし、LOTポーランド航空等の旧東欧系はサンドイッチ系なども無料で提供され、旧西欧系よりもサービスが充実している様です。

毛布は論外

中・長距離路線とは異なり、毛布や枕は提供されません。アメニティーは一切無いと理解が必要。

まとめ

ヨーロッパ地域内のフライト移動は基本的にポイントAからポイントBまで運ぶだけの簡素な内容で窓の外の景色以外あまり期待できません。でも、もし上級会員等でラウンジ利用の資格があれば、飲食に力を入れている航空会社が多く、楽しめる可能性が高いです。

スパム防止のため、コメントは管理者が承認してから反映されます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近の投稿

アーカイブ

過去投稿
上部へスクロール