もうすぐ日本の夏休み♪
とは言っても、まだ入国制限のある日本で気軽に日本からインドへ旅行しまーす、と言うムードでは無いし、ましてやまたコロナ感染者が急増。
まぁ参考までに。
①ダージリンとシッキム
ヒマラヤ山脈の付近の展望及び避暑地として有名なこの地域は、モンスーン(雨季)の真っ只中。ほぼ24時間ずっと雨が降っている、と言う事も珍しく無いです。ちょうどヒマラヤ山脈の麓は南からやってくるモンスーンの雲を「さぁどうぞ、飛び込んでくれい」と誘っている様に時には非常に強い雨を降らせ、土砂崩れも起こりやすくなります。確かに涼しいですが、ヒマラヤ山脈が望める確率は非常に低い。
代案:この地域を訪れるベストシーズンは雨季が明けたばかりで晴天日の多い10月下旬〜1月中旬頃まで。
↑やっぱりダージリンへ行ったらこの景色は見るべき!!
②バラナシ
こちらも雨季の影響を受け、時によってはガンジス川は氾濫しやすくなる。川の流れが早いため、ハイライトである早朝のボートライドは実施が厳しく、雲に覆われやすいためガンジス川から昇るご来光を拝めるのも可能性が低くなる。
代案:バラナシのベストシーズンは空がくっきりしやすく、暑さも和らぐ2〜3月。
③極東インド:マニプール、ナガランド、メガラヤ等
同じ理由。やはりモンスーンの影響によって、山岳地帯は凄い降水量を降らせる。第二次世界大戦中に行われたインパール作戦も、この雨が日本軍を疲労させた。ただし、雨季ならではの幻想的な光景は見られるかもしれない。また、どれだけ過酷な環境の中、日本軍がこの地で勇敢に戦ったかを肌で感じるには、雨季の真っ只中がベストかもしれない。
また、メガラヤ州にある、世界で一番降水量の多い街で知られるチェラプンジは雨季に集中的に雨が降るので、それを体験しに行きたい変態(えっへん、筆者だ!)であれば、面白いかもしれない。その代わり、何にも景色を楽しめませんが(笑)。
代案:北東インドのベストシーズンは雨季の明けたばかりで滝の景色等が楽しめる10月中旬〜12月下旬。
まとめ
結果的に、これらの場所が共通しているのはモンスーン。この他、南インドの西海岸にあるゴアやケーララも同等です。波が荒くてビーチなんて楽しんでいる場合じゃない。デリーやタージマハル、ジャイプルなどは砂漠地帯に近づくため、モンスーンでもそれほど多くの雨が降らなく(土砂降りと晴れの繰り返し)、若干蒸し暑いだけなので旅行するには悪くない。空気も綺麗だし、ホテルはオフシーズン料金でお得に宿泊できるし。