ラダック視察旅行~1:プラン概要

H2 Travelsではラダック旅行のお問い合わせが結構増えるようになった。少し前の話になってしまうが、今年4月、ラダック手配には力を入れようと言う事で10日間程同僚とラダックの主要名所はすべて周ろうという事で、視察に行った。2人しか居ない会社なので、10日間休むと言うのは結構きつい。この間の手配はすべてお断りをしなければならないし(ラダックのほとんどが通信事情が良くないため、もし何かあった時の対応ができない)、場合によってはご愛用頂いているお客様にも迷惑が掛かってしまう。

しかし、インドのヒマラヤ地域でラダックは最も重要な観光地で、しっかり見ていかなければいけない地域。実は会社をスタートする前に自分達でラダックを含むデリーから北部山岳地帯は一通り見てきたのだが、ラダックはそれほどじっくり見てこなかった。これじゃ、詳しく案内したくても実際見てこないと分からない事は多いはず。

なので、視察の約4ヶ月前の昨年12月にラダックへ行く事に決定。日頃からお世話になっている現地の協力会社に依頼して車をチャーターする事にした。

なぜ4月にしたか。3つの理由がある。

①飛行機代が安いから。4月はまだラダックはオフシーズン。デリー周辺は40度近くなる猛暑日が始まる季節だが、ラダックではまだ冬。去年の夏のシーズン中(特に8月)は往復Rs. 40,000近く値上がりしている時もあり、日本まで往復できる価格だった時もあった。今年は増便もあり、夏のシーズン中は去年よりは安くはなっているがそれでも他のインドの地方へ行くよりも全然高い。たった1時間弱のフライトなのに、これじゃこの路線は大儲けだなとも思わせられる。

②4月はラダックがちょうど冬から春になりかける時。特にレーより標高が低い下インダス地域では杏の花が満開になる時。杏の花は桜の花によく似ており、とても美しい写真が撮影できる事を期待した。

③シーズンが始まる5月より前に行って置いた方が、タイミング的に今夏にラダック訪問を検討しているお客様にも案内がしやすくなる。

今回は4月11日にスタートして、21日までの滞在。ラダックでは大まかに4つの地域があり、この4つの主要観光名所はほとんど周った。

①下ラダック:レーから西の地域。レーより標高は低くなる。アルチやラマユルなどの主要ゴンパ(仏教寺院・僧院)があり、インダス川沿いを下流に走っていく感じだ。

チョスリン・ゴンパ
ラダックにはゴンパ(仏教僧院)が沢山

②ヌブラ:レーから北の地域で高い峠を超えた向こう側に広大な谷がある。スケールの大きい大自然や素朴な村々がある。

③上ラダック:レーから東の地域。レーより標高が高くなっていく。インダス川沿いを上流に走る。ここには個人的にはラダックで最も景観の良いゴンパ、ティクセイ・ゴンパやラダック最大のゴンパであるヘミスゴンパがあり、多くの観光客が訪れる。

④チャンタン高原:上ラダックから更に高い峠を超えて東側へ出るとチベットへ繋がる広大な高原が出現する。平均の標高は海抜4,000メートル以上あり、ここに有名な湖、パンゴン・ツォやツォ・モリリがある。人口は少なく、遊牧民が多く暮らす。また、野性動物の宝庫でもあり、ドライブ中にも沢山の動物に遭遇する可能性がある。パシュミナで有名なヤギもこの地域のみに生息する。

てな訳で、旅行へ出発!

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