南アの大都市でアブナイ一角を夜歩いてみました

南アと言えば大抵の人が思うのは:

「治安大丈夫??」

という事。報道が大げさなのか、それとも本当に悪いのか。そのせいで、僕も正直、南アの都市部に一人で出歩くときは昼夜問わず気をはります。

確かに、南アは世界で最も貧富の格差がある国の一つなので、治安が良くないのは理解できる。プール付き豪邸が集まったの住宅街の裏にはトタン屋根が集まったスラム街(タウンシップと呼ばれる)があったり、訳が解らない。ただ、南アでは政府が低所得層に対して無料で家を提供したりしているし、スラムでは元気があって決して絶望的な感じはしない(逆にインドのスラムは絶対に社会的地位を上がれないだろうという絶望感はある)。

そして、南アの人は本当にフレンドリー。白人、カラード(混血)、黒人、どの人達と話しても、気さくで特に黒人の人は元気いっぱい。そして、紳士的。マナーも皆良い。決して、治安が悪い様には思えない。

で、今ヨハネスブルグよりも犯罪件数が多いと言われているケープタウンの、アブナイと呼ばれている地域に夜一人で侵入してみました。

元々民泊していたのが、ケープタウンのウッドストックと呼ばれる壁アートで有名な地区であり、ここはこれからお洒落になるだろうと言われている所。以前は結構怪しい地区だったらしいが、今でも夜は要注意な場所。

夜、家のオーナーに夕食でお薦めの場所を聞き、美味してお手頃価格のモロッコ料理店が近くにある事を知りました。ただ、治安が良くないのであまり行って欲しくないとの事。距離にして1㎞ぐらい。興味津々で是非行ってみる事にしました。徒歩で。オーナーは、車を出してくれると言ってくれたけど有難くお断りしました。

持ち物は携帯電話と最低限の現金とクレジットカード1枚のみ。財布なんて持ちません。バッグもNGだとか。地元の人達は、基本的に現金は持たず、南アではどんな小さな商店へ行ってもカードが利用できます。

行きはまだ少し明るかったので、特に違和感なく。ただ、早歩きで目的地へ向かいました。あまり歩いている人はいなく、ホームレスらしき人が道路の脇に横たわっている感じ。よくアメリカの都市部の中心部で見かける光景です。僕が一時期住んでいたサンフランシスコの町の一角とあまり変わらない光景でした。

レストランではお薦めの通り美味しいケバブの盛り合わせと前菜を頼んですごく満足!スパーリングウォーターと一緒に頼んで合計800円ぐらい。

美味かったモロッコ料理
美味かったモロッコ料理

さて、暗くなってから通りの雰囲気が変わってきた。街の中心部に近いのに、走行車は殆どない。店員は、中から鉄格子をかけてロックする。そして外では、誰かが怒鳴って喧嘩している様な感じ。

ケープタウン 治安:外で誰かが喧嘩中
外で誰かが喧嘩中

そしてレストランの前では、どこからか駐車中の車のガードマン(勝手に誰かが来てみはってくれて、後でチップを請求するパターン)が現れる。徒歩だから関係ないけど、こういう場合地元の人は大抵小銭を渡す。

そして帰り道。うん、何だか異様な雰囲気を感じました。安全ではないな、という感覚で、もう殆ど誰も歩いていない。自分に何があっても可笑しくない。アメリカの都市部でも全く同じ様な雰囲気の場所あったし学生時代そういう所を一人で歩いたりしたけど、南アだと色々言われているせいか不安になる。かなり早歩きで戻ったけど、一枚だけその光景を記録に残したく写真を撮りました。相変わらずぶれているけど(笑)。

夜のウッドストック地区
夜のウッドストック地区

宿に戻って、オーナーが心配して待っていてくれました。

何も無かったですよ~

実際に犯罪場面に直面した訳では無いけど、南アではそんなに神経質にならなくても良いと思う。大体アブナイとされるところは肌で感じ取れるし、人が周囲に居て、がやがやしていれば基本的に危険な目に合う事は無いはず。あとは、貴重品管理だけはしっかりしておけば。流石に、スーツケースを持ってこの地区を夜歩く、なんてことはNG中のNG。常識その場の空気を読めれば、特に何もない。

僕は今回5度目の南ア訪問だが、幸い何も被害に遭ってない。強いて言えば、最初の2回、連続でヨハネスブルグ空港で預け荷物をピックアップするときに、バッグの鍵を壊されていたぐらいかなー。

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