航空会社:シンガポール航空
便名:SQ 23
フライト区間:ニューヨーク(JFK)→シンガポール
フライト利用日:2022年10月9日(日)
予定出発時刻:22:30発
実際の出発時刻:22:24発
予定到着時刻:翌々日05:20着
実際の到着時刻:翌々日05:00着
時刻表上のフライト時間:18時間50分
実際のフライト時間:18時間36分
機種:エアバスA350-900ULR
利用クラス:プレミアムエコノミー
座席番号:42H(有料ソロシート)
機材番号:9V-SGD
機材導入日:2018年10月26日
<2回目の世界最長ノンストップフライト>
今度は復路のフライト。時刻表はこの区間を18時間50分で計算。往路は太平洋横断だったルートとは対照的に、復路は大西洋とユーラシア大陸横断ルートです。飛行機の中で朝を2回迎えます!
<チェックインの対応は良いがしっかり確認が必要>
出発3時間前にJFK空港のプレエコのカウンターでチェックイン。誰も並んでいませんでした。スタッフの対応は親切でしたが、まだあまり慣れていない様で預け荷物に優先タグを付ける気配が無かったので指摘をしました(スタアラゴールドなので)。スタアラゴールド会員でシンガポール航空のエコノミー・プレエコ利用時ではチェックインカウンターでしっかりサービスの確認をした方が良いです。今年だけでも3回のチェックイン時に何かしら案内が抜けていました。。。
①ヨハネスブルグ空港ではラウンジの案内が無くて指定のヴァージンクラブハウス(アラカルトダイニング有り)へ行き損ねてしまった。
②ムンバイ空港ではラウンジの招待券をもらい損ねたので聞くと発行してくれた。
③今回のJFK空港では優先タグを付け忘れそうになっていた。
<味気ないJFK空港第4ターミナル>
アメリカでは出国手続きが無いので、チェックインが終わるとそのままセキュリティーへ進んでトランジットエリアへ出られます。こじんまりとしていて、正直無機質な感じ。ラウンジアクセスが無ければ、退屈しそうです。
アメリカの空港の出発画面って、時間別では無くて目的地のアルファベット順なのが面白いです。
シンガポール航空指定のウィングティップスラウンジで寛いだ後はゲートへ向かいます。
比較的大型機材で、たった161席しか無いこのA350ULR機。参考までに、日本を代表するLCCピーチが小型機のA320で180席あるので、どれだけゆったりとしたレイアウトであるか判断ができます。
<最前列の足元ゆったりシートも快適そう!>
座席番号31AC、及び31HKの合計4席は座席の前が非常ドアとなっているため、とても広々としています。こちらは有料となっていてシンガポール⇄ニューヨーク間片道追加料金がUSD 120です。19時間フライト近いフライトでこの金額は破格です。
本来は片道ソロシート、片道この最前列のエキストラレッグルームシートを体験したかったのですが、生憎往復とも満席。ソロシートもやっと最後の一席が空いているぐらいでした。
<一般の座席>
こんな感じです。
最後列の42Gはトイレの入口の真横にあり、ここだけはお勧めしません。また、ギャレーへ少し出っぱっているため、乗客の移動時に座席にぶつかり易いです。
<またソロシートを満喫!>
往路と同じ座席番号42Hを指定。最後列の座席です。往路のフライトで座席やアメニティーの詳しい説明をしているので、こちらでは割愛します。指定は有料で一区間あたりUSD 140の追加料金がかかります。
<離陸>
ニューヨーク時刻22:24(離陸前17分):ゲートを離れ、飛行機が動き始めました。
ニョーヨーク時刻22:41(離陸後0分):離陸。地平線にマンハッタンの高層ビル群が明るく輝いています。
<個人のクレカでWi-Fiのための決済をして頂いた親切なクルー>
このフライトで一点問題がありました。機内Wi-Fiにログインしたく、クレジットカードで決済をするのですが何故かJALのビザカードも、りそなデビットも入力したらエラーになりました。前回のフライトではインド発行のクレジットカードで通ったのですが、今回そのカードが見つからず(帰宅後発見しましたが)、躊躇してしまいました。
クルーのKelvinさんに事情を説明すると、個人的に彼のカードで決済しても良いと!その代わり、現金でお渡しする事を約束しました。全フライト無制限使用でUSD 16なのですが、カバンからUSD 1札を探している最中に「USD 15で良いですよ」なんて言ってくれました。それはいくらなんでも申し訳無さすぎる。。。結果的にUSD 16をしっかり支払いました。
<1回目の食事:夜食の提供>
離陸後の最初の食事は夜食(Supper)です。正直、プレエコの場合は夕食(Dinner)も夜食も量は一緒ですが、ビジネスクラス以上になると提供内容が大分異なり、夜食の方が結構簡素になります。例えば、サテーのサービスが無かったり、チーズの提供が無かったりします。ビジネスクラスで機内食を楽しみたい場合は、しっかりフルコースで提供される昼食(Lunch)もしくは夕食が提供されるフライトを選びましょう。シンガポール航空では、オンラインで機内食のメニューを確認できます。
通常、ニューヨーク発のフライトではBook the Cookから指定ができますが、コロナ禍以降は機内メニューのみとなっていました。ただし、2022年11月現在、再開しています。
プレエコの特権として、機内メニューでもメインディッシュを事前に指定できるので、搭乗前にオンラインでビーガンミートボールのリゾットを指定しました。
ニューヨーク時刻23:15(離陸後34分):機内食を事前指定した乗客に機内食が配られます。8分後にドリンクカートがやってきました。
機内の照明の関係で写りが良くなく申し訳ありませんが、このビーガンミートボール、本気で食感は肉!味はあっさりしていてとても食べ易かったです。機内でビーガンミートは初めてでしたが、結構良いです!
ニューヨーク時刻23:44(離陸後1時間3分):デザートと2回目のドリンクが提供。
ニューヨーク時刻翌00:08(離陸後1時間37分):食事サービスが終了。
<中欧上空までぐっすり睡眠!>
食後はすぐに就寝。6時間ぐらいはぐっすり眠れました。起きた時はオーストリア付近。
<小腹が空いたのでギャレーへ>
シンガポール航空では、ギャレーに様々なスナックが用意されています。そう言えば、メニューには無いけど、カップラーメンが前のフライトには搭載されていたっけ!クルーに聞いてみると、カレー味、シーフードトミヤム味、野菜味の三種類が用意されているとの事!
是非、シーフードトムヤム味をお願いしました!
でも、今回は裏メニューだよ!
機内で食べるカップ麺は美味い!
<映画鑑賞:シンガポール映画>
シンガポール航空でしか恐らく観ることのできないシンガポール映画を一本観ました。作品タイトルは「Ah Girls Go Army」。
この映画は、出生率の低いシンガポールが将来直面する問題を描いた映画。シンガポールは徴兵制で、現在では男性のみが必ず一度は入隊しなければならないのですが、今後男性の人口が減少するので女性も含める様になったらどうなるか、というのをユーモアたっぷり表現したもの。この様な社会現象をテーマとした作品がシンガポール映画には多いですね。
ちなみに、ホリウッド映画だけでも164本も用意されています。移動する映画館ですね!
因みに、この頃は窓の外は夕方。イラン上空でした。まだ寝ている乗客が多いため、ギャレーにある非常口の小さい窓から撮影しました。
<2回目の食事:朝食>
ニューヨーク時刻翌09:05(離陸後10時間24分):朝食が提供。
事前にオンラインでオイスターソースのチキン焼きそばを選んだので、他の乗客よりもいち早く到着しました。
シンガポール航空の中華料理はハズレがありません!特に麺類。ちょっぴりアルデンテで硬さがあり、肉も具沢山。
ヨーグルトはブルーベリー味でした。
ニューヨーク時刻翌09:50(離陸後11時間9分):トレイがクリア。
もう外は真っ暗!朝食とは言いながらも、現地時刻では夜になっています。
<最終目的地のデリー近辺を通り過ぎる>
フライトマップを確認するとインド上空を飛行。この旅程の最終目的地デリーはすぐ。ここで降ろしてくれ〜、とさけびたかったです(笑)。このままシンガポールへ向かって、ムンバイへ逆戻りしてから更に乗り継いでデリーへ。まだ目的地へ到着するまで18時間もあります(笑)。
<間もなく3回目の食事が提供>
ニューヨーク時刻翌13:19(離陸後13時間38分):軽食が提供。
着陸までまだ3時間半もあるのに、軽食が提供されました。恐らく、ニューヨーク時刻に合わせて提供されている様ですが、何だか中途半端な感覚です。
中身はチキンハム一枚。。。これは酷い。まぁ、ニューヨークのケータリングなのでしょうがないかもしれません(往路のシンガポール発は温かいチャバッタサンドで野菜も入っていた)。
<クルーからラブレターをもらいました!>
チャンギ空港到着前、クルーからサプライズがありました。なんと!手書きのお手紙と、お土産にトランプとビジネスクラスのアメニティーキット!
お礼をしなければならないのは個人のクレカでWi-Fiのための決済してくれたクルーへ対する自分なのに、向こうから!周りを見渡すと、自分の他にご年配のカップル一組のみが同様の待遇を受けておられましたが、何故自分???思わず、クルーに「一体この価値を受けるために僕は何をしましたか?」と聞いてしまいました(笑)。いや、とても嬉しいです。
ビジネスクラスやファーストクラスでこの様なサプライズを受けた事はありますが、プレエコでは初めて!さすが、シンガポール航空だと思わず実感させられました。
<早朝のシンガポール>
飛行機で2回目の朝を迎えました。外はまだ暗いですが、到着前はライトアップされたチャンギ空港が一望できました。
ニューヨーク時刻翌16:51;シンガポール時刻翌々04:51(離陸後18時間10分):チャンギ空港に着陸。
ニューヨーク時刻翌17:00;シンガポール時刻翌々05:00(離陸後18時間19分):ゲート到着。
<おまけ:天井のクルー休憩室>
さて、シンガポール航空のA350ULR機では、追加でクルーの休憩室を設けるために、後部座席の真ん中天井をそのスペースとして設置されています。最後部両側3列の窓際がソロシートである理由は、真ん中の乗客が真上に荷物の収納スペースが無いため、窓際のものを使用します。その分、窓際の乗客が本来なら座席である部分を収納スペースとして一席分を利用する訳です。
<搭乗評価>
地上サービス:☆☆☆☆(チェックイン担当者の愛想が良かったがあまり慣れていなかった)
機内クルーの対応:☆☆☆☆☆+(至れり尽くせりで本当にお世話になりました)
アメニティー・シートの設備:☆☆☆☆☆+(高品質のヘッドフォン、電源コンセント、USB電源が2つ、リクエストに応じてアメニティーキットあり、500mlサイズのミネラルウォーターのボトルあり)
エンターテインメント:☆☆☆☆☆(映画の本数がとても充実)
シートの快適度:☆☆☆☆(前の座席の下にエンターテインメントボックスがあるため足元スペースが限られるが、ぐっすり眠れた)
機内食・飲み物のクオリティー:☆☆☆☆☆(軽食はがっかりだったがその他の食事と裏メニューのカップ麺は最高)
コスパ:☆☆☆☆☆(ムンバイ⇄ニューヨークプレエコ往復20万円はお得)
有料座席のコスパ:☆☆☆☆☆(18時間以上のフライトでソロシートがUSD 140の追加料金で確保できるのはお得!)
<フライトの印象>
往路のフライトがあっという間であった事を記載しましたが、このフライトもあっと言う間でした!やはり隣人を気にしなくても良いと言うのはかなり快適度をアップさせます。プレエコレベルでこれが体験できるのはとても貴重です。そして充実したアメニティー、エンターテインメント、美味しい機内食(軽食のサンドイッチを除く)、豊富なスナック類、どれをとってもレベルがとても高いです。でも、一番のハイライトは何と言っても温かくて気さくなクルーのサービス!
前回にも記載しましたが、シートの快適度は座席下のエンターテインメントボックスが足元を邪魔するので、若干落ちます。