④アメニティー編〜ファーストクラスとビジネスクラスの違い

①座席編
地上サービス編
③機内食編
④アメニティー編

⑤乗客編

<マットレスがグレードアップして寝心地が良い>

機内で寝心地を良くするために不可欠なのは座席の上に敷くマットレス。

直に座席に寝るのは衛生的に気になるし、蒸れたりして自分の汗が座席についてしまうのも嫌です。

最近はビジネスクラスでもマットレスを提供する航空会社が増え、だいぶ快適にはなりました。

ファーストクラスでは、そのマットレスが分厚くなり、まるでホテルのベッドの様になる場合があります。

ビジネスクラスのマットレスは薄いのが多い。

例えば、ターキッシュエアラインズやエミレーツのビジネスクラスだと:

これでも十分です。でも、ファーストクラスはその上をいきます。

キャセイやルフトハンザのファーストクラスはマットレスが厚い事だけで無く、毛布がふわふわでとても機内とは思えないレベルです。

<日系は既にビジネスクラスでも寝具のレベルが高い>

日系はビジネスクラスでも比較的厚めのマットレスを提供しているので、正直ファーストクラスと比較してもそこまで大差が無いように伺えます。

JALでは両クラスでエアウィーヴ製、ANAは東京西川製でブランドものです。

例えばANAでファーストクラスとビジネスクラスのベッド時を比べてみましょう。

ANAのファーストクラスは夏に搭乗したせいか、毛布は薄めでしたが機内が暖かいのでこれで丁度良かったです。

JALの場合は冬に搭乗しましたが、機内温度が既に高い上に、パジャマも厚く、その上毛布も厚かったのでかなり汗をかいてしまいました。

JALファーストクラス
JALファーストクラス

日本人は文化的に硬めのマットレスを好む傾向がある様ですが、ファーストクラスの寝具に関しては、柔らかくふわふわの外資系の方が筆者の肌には合います。

<パジャマが無料配布>

ANAのビジネスクラスでは着陸前に回収されるパジャマですが、ファーストクラスでは持ち帰りができます。因みに、外資系ではパジャマをワンサイズ小さく落とした方が良いかもしれません。

例えば日本のMでは海外のSがピッタリ。

<アメニティーキットが豪華な場合がある>

あくまで「場合」がある、です。

航空会社によって結構バラツキがあり、例えばルフトハンザは他社のビジネスクラスよりもしょぼい!

ルフトハンザのファーストクラスアメニティーキット
ルフトハンザのファーストクラスアメニティーキット

その反面、ANAは凄いです。

ANAのファーストクラスアメニティーキット
ANAのファーストクラスアメニティーキット

スーツケース型のポーチはとてもスタイリッシュ。でも、それ以上に写真にある3点のThe Ginza製の化粧品、市場価格だと結構な値が付いているのです。

2023年6月の公式ホームページで購入した際のお値段は以下の通り。

クリーミークレンジングフォーム(洗顔料):130gで8,250円(税込)

モイスチャーライジングローション(化粧水):200mlで19,800円(税込)

モイスチャーライジングエマルジョン(乳液):150gで22,000円(税込)

アメニティーキットとして頂いたのはそれぞれ30g(= 1,900円相当)、50ml(= 4,950円相当)、40g(= 5,850円相当)なので、合計すると12,700円の価値に!

アメニティーキットでこんな高価なものを提供するのはANAがダントツトップです。

<ベッドメイクをしてくれる>

ビジネスクラスの様に座席に既に寝具が置いてある状態と異なり、ファーストクラスではマットレスが大きく毛布も別々に用意してくれるのでベッドメイクはクルーにお願いしなければなりません。

この間、乗客は化粧室で歯を磨いたりパジャマを着替えたりするのがスマートです。

<一部ではシャワーが浴びられる>

現在世界では2社、ファーストクラスでシャワーを浴びる事ができる航空会社があります。

両方とものUAEの航空会社である、エミレーツ航空とエティハド航空。

シャワーは5分間のみ使用可能で、この間水量を止めたり調整する事ができます。

まとめ

ファーストクラスで一番重要なアメニティーと言えばどれだけ寝心地をよくできる寝具を提供できるか。ここはどの航空会社も共通して力を入れている様に思えます。アメニティー全体では日系の様に既にビジネスクラスでも十分に充実させている航空会社もありますが、ファーストクラスは更にレベルをアップした形です。

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