香港空港→マカオ口岸人工島直通バス移動体験記

2023年9月12日追伸:

現在、バスの乗り方は大幅に変更しています。

バス運行会社は同じですが、本数と香港国際空港の出発地点が異なります。

本数:07:30〜19:30に毎日1時間おき

香港国際空港の出発地点:香港の入域審査をせず、トランジットとしてマカオ行きバス乗り場へ移動

新しいメリットは、このブログで記載している、香港口岸人工島での出域手続きが無い事で時間の節約になる事。

参考記事:Yahoo!ニュース

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香港国際空港からマカオへの移動手段。

パンデミック前は、空港からマカオへ向かう直行の高速フェリーが毎日数時間おきに頻繁に運行していましたが、2023年6月現在では週3本のみ。殆どあてになりません。

その他の直通移動手段は1日3本毎日1時間おきだけ運行しているバスがあります。

それがMacau HK Airport Direct

香港国際空港出発は:

10:30

13:30

16:30

毎日07:30から19:30の間1時間おき

所要時間は1時間強

2018年に開通した世界最長の海上の橋である港珠澳大橋を通ります。

チケットカウンターはA出口付近(香港の入域審査を通過せずにマカオ行きバス乗り場のカウンターへ直行)

オンラインでチケットを購入できますが、飛行機が遅れたら面倒くさいので現地で直接購入する事にしました。

香港空港出口A
香港空港出口A
チケットカウンターの位置
チケットカウンターの位置
チケットカウンター
チケットカウンター

<支払い方法は現金のみ>

金額はHKD 185です。クレジットカード払い不可。

マカオ口岸人工島までです(目的地はここのみ)。13:30出発。

チケット
チケット

<出発時刻10分前にチケットカウンター前に集合>

チケット購入後、出発時刻の10分前に購入した場所に戻る様指示されます。

シールを渡されますが、これ結構重要かも。後で説明します。

胸に貼るシール
胸に貼るシール

出発10分前にチケットカウンターのスタッフがバス乗り場のエレベーターまで案内します。

バス乗り場まで移動
バス乗り場まで移動

バス乗り場まで降りて目の前にマカオ行きのバスが停まっていました。

マカオ行きバス
マカオ行きバス

バスの中は清潔。エアコンがガンガン効いています。トイレはありません。

バス内
バス内

定刻通り13:30に出発。

10分程で香港の出域手続きをする香港口岸人工島に到着します。

出国審査場入口
出国審査場入口

バスは反対側へ回ります。同じ場所には戻りません。

出国審査場
出国審査場

建物めっちゃ広いです。この時は全く利用者がいなかったので、出国審査通過は5分もかかりませんでした。

その後が結構歩きます。迷うのは4つある出口のどこへ行けば良いのか。

直通バス停留所は4番
直通バス停留所は4番

マカオ行きは「2」と表示されているので2番出口へ行こうとしたら、係員が、

「君は向こう4番だよ」

と教えてくれました。胸に貼ってあったシールのお陰だったと思います。

確かにバスは4番出口の先で待っていました。

全員がバスに乗り込むまで20分ぐらい待機しました。

v
途中の景色
途中の景色
途中の景色

香港って結構大自然が多いんですよね。今年3月は空港付近の山をトレッキングしました。

マカオまでの移動は40分ぐらいです。結構あっという間でした。途中渋滞も無かったし。

マカオ口岸人工島
マカオ口岸人工島

バスはこの入域審査場がある建物で終点です。香港空港を出発してから1時間15分程です。

マカオ口岸人工島
マカオ口岸人工島

マカオはポルトガルも公用語。ポルトガル語の表示がなんだか新鮮です。

入域審査はスムーズ。ただ、ここも広いので結構歩きます。

出口からタクシー乗り場まで歩き、そこから市内まで向かいます。

マカオ中心部まで所要約30分。リビエラホテルまで日本円で2,000円弱でした。

因みに、マカオではポルトガル語名の地名が多いですが、現地の人には通じない場合が多いので目的地はしっかり中国語表記を出せる様にしましょう。

リビエラホテルと伝えても最初タクシーの運転手は理解できず、また中国語表記の証明も無かったので運転手にホテルへ電話して確認をお願いしました。

ホテルの到着は15:30頃。丁度、香港国際空港を出発してから2時間です。

まとめ

直通バスは1日3本しかないけど、これが唯一の香港国際空港とマカオを結ぶ毎日運行の交通手段。これ以外だと、バスを乗り継ぐか、香港島までエアポートエクスプレスで移動してそこから高速フェリーに乗り換えるのみ。帰りはこの高速フェリー+鉄道のオプションで戻ったので次回比較してみたいと思います。

おまけ

マカオは最高に面白い土地でした。世界の海を最初に制覇したポルトガルに400年以上領地とされていたため、中華とヨーロッパだけでなくインドやアフリカの影響も面影があります(特に伝統のマカニーズ料理)。

また、この地は日本史にもとても深く影響しています。種子島に渡った銃や、日本料理になった天麩羅やカステラはここマカオを拠点にして伝わったとされています。

マカオ市自体は品川区と面積がほぼ同じでとても小さいため、徒歩で周れるのも魅力。世界中の文化が凝縮した形で遺産として残っています。

あまりにも素敵すぎたので、写真をシェアさせて下さい。

Jardim da Rua da Boa Vista
Jardim da Rua da Boa Vista
Patio da Ilusao
Patio da Ilusao
Largo de Santo Agostinho
Largo de Santo Agostinho
中心部の果物屋
中心部の果物屋
アフリカンチキンと呼ばれるマカニーズ料理
アフリカンチキンと呼ばれるマカニーズ料理
Riquexoにてチーズたっぷりのアフリカンチキン
Riquexoにてチーズたっぷりのアフリカンチキン
媽閣廟
媽閣廟
Moorish Barracks
Moorish Barracks
西望洋聖堂から眺める市街
西望洋聖堂から眺める市街
西望洋聖堂
西望洋聖堂

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「香港空港→マカオ口岸人工島直通バス移動体験記」への2件のフィードバック

  1. パイナポー

    香港空港に深夜着くんですが、ダイレクトバスが動き出す朝まで待ってマカオに行くとかは可能でしょうか。

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