あの悪名高きエアインディアの新しい時代が始まりそうです!
民営化されてから初めて発表された機内の一新。
イメージがガラリと変わりそうです!
まずは、ロゴが大幅に変わる。
エアインディアのロゴはシンプルに!
新しいシンボルは金色の窓枠とカラフルなチャクラ。チャクラとは、インド古代から伝わる哲学の一つで、人体のエネルギーが出入りする箇所の事。シンプルながらも奥が深そうな意味があります。
![AI New777 1 エアインディアの新ロゴ](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-1.png)
![AI New777 0 エアインディアの新塗装](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-0.png)
機内一新!
そして、待ち遠しかった新しい機内!
現在、エアインディアは長距離路線機材としてボーイング787と777を導入していますが、老朽化が目立ち全く魅力が無いインテリアになってしまっている。
![IMG 5658 1 エアインディア777のビジネスクラスシート](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2016/07/IMG_5658-1.jpg)
![IMG 5659 1 エアインディア777のエコノミーシート](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2016/07/IMG_5659-1.jpg)
これらが、こんなのに変化する予定。
![AI New777 2 エアインディア新777機内](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-2.png)
<新しいファーストクラスはまぁまぁ?>
完全個室、ドア付きのシート。
![AI New777 3 エアインディア新ファーストクラスシート](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-3.png)
前方一列のみの4席の設定。
まぁ、ファーストクラスは業界スタンダードか、若干足元が狭くなる感じでそこまでラグジュアリーさは感じさせられない。
<ビジネスクラスが大幅に変化!>
基本的にビジネスクラスはファーストクラスと同じ様なセッティング。足元だけ、前方の座席に食い込む形になる以外は、ほぼ一緒です。
ドア付きの完全個室型。
![AI New777 4 エアインディア新ビジネスクラス](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-4.png)
![AI New777 5 エアインディア新ビジネスクラスシート](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-5.png)
これは結構魅力的!
<プレミアムエコノミーが新たに設置>
エアインディアオリジナルの機材としては、初めての設置となるプレミアムエコノミー(現在、デルタ航空から購入した機材には北米路線を中心にプレエコが搭載されています)。
まぁ、特別な感じは無い普通のシートかな。
![AI New777 6 エアインディア新プレエコシート](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-6.png)
<エコノミーは3-3-3から3-4-3配列へダウングレード!?>
エアインディアは現在世界の航空会社でも数少ない、ボーイング777機材は3-3-3配列のゆったりとしたエコノミー座席を提供していましたが、それもおさらば。3-4-3の波に飲まれそうです。
![AI New777 7 エアインディア新エコノミーシート](https://flysushimaru.com/wp-content/uploads/2023/08/AI-New777-7.png)
<新しい機内の改装予定は?>
2024年後半から徐々に777を始めとする、長距離路線用機材を次々に一新する予定。恐らく、成田に現在就航中の787もその内は新しいインテリアになる事が見込まれます。
新777のCGは以下の通り。
<エアインディアは確実に変わっている>
2022年10月、民営化になってから初めてインド国内線をエアインディアで利用した際、従業員の印象が見違えるほど変化しました。
デリー空港の国内線ラウンジでは常に見回りに来ている職員が居たし、機内ではクルーは同じタタ財閥下にある5つ星ホテルチェーンのタージホテルズのスタッフの様に洗練されていました。
あの、尖った感じの国営気質のクルーはもう見かける事は無く、本当にびっくりしました。
まとめ
タタ財閥はインドでは大変尊敬される信頼感ある巨大企業なので、エアインディアの将来は楽しみです。2024年までに同じ財閥の傘下にあるヴィスタラ航空がエアインディアと完全な経営統合を実施する予定でインドの航空業界も大きく変化しそうです。インドの経済成長力は非常に底堅いので、将来の可能性は無限と言っても過言では無いでしょう。