今回は4度目のカシミール訪問。目的は、カシミールを離れ更に北にあるグレーズと言う場所への訪問です。1日目はカシミールの(夏の)州都であるスリナガルでゆっくり過ごす事にします。
スリナガルはデリーからわずか1時間たらずのフライトですが、がらりと雰囲気がデリーや他のインドとは異なります。人の雰囲気もガラッと違います。ここはインドと言うより、中央アジアの世界です。
カシミールは:
○人口の9割以上がイスラム教徒。敬虔な信者が多く、女性はほぼ皆髪を覆っている。
○パキスタンも自国の領土として宣言をしているため、両国間でこの地域を巡って対立している。一部はパキスタン領ともなっている。また、独自でインドからの独立運動の動きもあり、90年代は治安の問題があったが今は大分情勢が落ち着いている。
○美しい大自然が残り、森や氷河等のコントラストが美しい。
○細かい細工や工芸品、ショールの服飾品等でも知られる。クルミの木彫りやペーパー・マシェ、パシュミナのショールや絨毯等が有名。
○夏は涼しく、冬は寒く、四季がはっきり分かれている。日本の様な気候。
○雨季や乾季が無く、年間を通して雨量は多くないがそれぞれの月に均一的に降るため、夏は緑がとても豊か。
○豊かな気候により、フルーツの産地。夏は各ベリー類、サクランボ、キウィ、桃、ぶどう、冬はリンゴ等。
スリナガルの写真を何枚かお見せします。
古い遺跡へ行ったら普通に大量のベリーが木から土の上に落ちていました。勿体ない!全部拾ってジュースにしたりデザートの付け合わせにしたいです(笑)。実際、木にまだ付いていたものを採って食べたら甘酸っぱくて美味しかった~。
次はスリナガル宿泊の醍醐味でもある、非常に景観が良いナギーンレイクに浮かぶハウスボートからの景色を紹介します。