丁度1ヶ月前、エコノミークラスで同じルートをビスタラ航空で飛びました。ビスタラ航空はタタとシンガポール航空資本の航空会社で、前回乗った時にサービスの良さに感動し、今まで乗ったエアラインでもトップレベルの体験でした。
今回は、エコノミーとプレミアムエコノミーの差がRs. 1,000以下だったので差額を実費にしてアップグレードしてみました。前回のエコノミーと体験を比べてみたいと思います。
前回とほぼ同時間帯のフライトで、デリー14:30発、アーメダバード15:55着です。
デリー空港では、プレミアムエコノミー専用のレーンがあります。1組チェックインをしていたので、隣のビジネスクラスのカウンターの女性が「こちらへどうぞ」と呼んでくれました。北東インド系とても対応が良かったです。チェックインが終わると、女性が日本語で「どうもありがとうございました」と良いアクセントで言いました。前は日系レストランにでも勤めていたのかな?
チェックインのバッグには、ちゃんと優先タグを付けてくれました。
搭乗時は、4つのラインに分かれます。ビジネスクラス客から最初に入り、その後はエコノミーの最後部から搭乗。その後、エコノミーの最前部の搭乗になり、最後にプレミアムエコノミーになります。搭乗に関しては、プレミアムエコノミーが一番最後になるのです。
機内に入ると、やる気たっぷりのクルーがちゃんとアイコンタクトをして乗客一人一人に挨拶をしました。
僕の席は6A。ビジネスクラスが4列あり、プレミアムエコノミーが始まってから2列目です。エコノミーよりは大分広く感じました。足元は本当に余裕があります。エコノミーは満席でしたが、プレミアムエコノミーはがらがらで3列座席にそれぞれ1人ぐらいしか座っていませんでした。プレミアムエコノミーは全部で36席ありますが、小型機でこんなにいらないかな?と言うのが正直な感想です。なんせ、エコノミークラスは満席っぽかったでしたから。
着席すると、エコノミーには無いサービスからスタートです。それはウェルカムドリンクとおしぼり。ただし、ビジネスクラスとは違い、紙パックのもので出て来ます。また、おしぼりはタオルでは無く、パッケージに入った薄い紙でした。ウェルカムドリンクは、バターミルク(塩味のヨーグルトドリンク)でした。
離陸後、エコノミークラスには無いもう一つのサービスが提供されました。テイクオフ・ドリンクです。こちらは、インドでは一般的なりんごのドリンク、アッピーが出されました。100%ではありません。
その後、すぐに食事のタイムです。時間的に、リフレッシュメント(スナック)ですが、デザートやサラダも付きます。食事の内容は基本的にエコノミーと一緒です。唯一の違いは、エコノミーは紙のボックスに出されますが、プレミアムエコノミーではトレイに提供されます。
メインのホットミールのチョイスは、サモサ(ベジタリアン)か、チキンカルツォーネ(ノン・ベジタリアン)でした。チキンカルツォーネを選択しましたが。。。前回のパイの様にそれほど美味しくはありませんでした。塩味だけし、甘味があまり無かったです。
ただし、付け合わせのティラミスだけはちゃんとコーヒーシロップみたいなのが入っていて、結構美味しく頂きました。豆のサラダはまぁまぁでした。でも、1時間ちょっとのフライトでホットミールが提供され、且つ2種類から選べるとは凄いです。これだけでもポイントアップです。
食事後、ホットの紅茶かコーヒーも選べます。
食事が終わるとそろそろ着陸態勢に入りました。アーメダバード上空はどこか景色が綺麗なんですよ。整然とされた農地がどことなくヨーロッパを感じさせられますw。家の感じもあまり貧しさを感じさせられません。
時間通りに離陸して時間通りに着陸。預けた荷物は、優先タグと共に一番最初に出て来ました。良い事ありそ♪
<まとめ>
今回もとても良いフライトでした。機内食のメインが少々がっかりでしたが、エコノミーと比べると座席の広さが全然違い、約1時間半の短距離フライトでも十分快適に過ごしました。Rs. 1,000ぐらいの違いでしたらこれはアップグレードの価値があります。
一番良いのは、プレミアムエコノミーは空いていること。3席を一列全部使用できたのはとてもプラスです。
ただ、ビジネスクラスは16席中乗客は1客のみ、プレエコは36席の中10人ぐらい、エコノミーは72席中ほぼ満席でした。ちなみに、インディゴは同じ機体で180席あります(全席エコノミー)。僕が経営者だったらビジネスは2×2の2列=8席、プレエコは3×3の3列=18席、残りはすべてエコノミーにします。