航空会社:スリランカ航空
便名:UL 196
フライト区間:デリー→コロンボ
フライト利用日:2018年1月12日(金)
予定出発時刻:18:35発
実際の出発時刻:18:54発
予定到着時刻:22:15着
実際の到着時刻:22:43着
時刻表上のフライト時間:3時間40分
実際のフライト時間:3時間49分
機種:エアバスA320-200
利用クラス:エコノミー
座席番号:24F
機材番号:4R-MRE
機材導入日:2006年4月14日
今回の旅行は全区間A320機材でしたが、その中で3種類別々のシートを体験する事ができました。
のろいチェックイン手続き
チェックインカウンターは4つあり、ビジネスクラス用1つ、オンラインチェックイン済み用1つ、エコノミー用が2つあったけどどれものろいのろい。カウンターが開く前から並び、前に並んでいたのは4組8人ぐらいだったのにカウンターオープンしてから自分達の番になるまで30分も経過した!対応は親切だったのだけど。
元エアデカン使用機材
まず最初のデリー→コロンボ行きは一番古いタイプの機材。もともとインド最初のLCC、エアデカンと呼ばれる航空会社に導入された機材で、LCCにふさわしくめちゃ座席が狭いです。今まで乗ったエコノミーでは最も狭いと言っても過言では無いぐらい。シートテレビも無し。1時間ぐらいの短距離路線なら我慢できるけどこの区間は3時間半ぐらいなるので結構キツイ。。。幸い、満席では無くて真ん中座席は空いていたし前に座っていた乗客はリクライニングを倒さなかったのでせめての救いでしたが。。。
ラゲージタグはしっかり厚い紙にくっつけて渡されます。搭乗券にくっつけた方が便利なのにな。
座席が狭すぎる!
その狭い座席、こちら。エアデカンは本気のLCCで、デリー→バンガロールRs. 1,000とか超破格値段を当時は提供していた事もあったので、理由が良く解ります。
機内雑誌のルートチェック。青色が実際のスリランカ航空機体による就航先。インドが多い。伊丹が朝鮮半島にあるんだけど(笑)。
暫くしてメニューが配られました。エコノミーの短距離路線でメニューを配る航空会社ってなかなか無いので、やります、スリランカ航空。大したものじゃないんだけど、あると無いとで結構印象違うんですよね。
なんと!ビールの銘柄がアサヒ!
このフライトで一番驚いた事。それは、ドリンクカートになんとアサヒスーパードライの缶があるではありませんか!最初、機内前方用のドリンクカートはチャンビールだったのに、同じフライトでも違う種類が!まるでビールのくじの様です(笑)。機内後方であたりでした。
そして、このビール、日本で製造されたもの。貴重ですね。最初、オレンジジュースだけを頼んだのですが、男性クルーにアサヒビールの感動を伝えたら、これも飲む?と言われて、是非お願いしました^^。
ところで、どうしてビールって多くの航空会社で缶丸ごと一個提供してくれるのに、フルーツジュースや同じ缶の炭酸飲料は丸ごとくれないのだろう。不思議です。
日系では無い航空会社で、しかも日本路線では無いのにこれを飲めるというのは不思議です。ちなみに、ナッツ類やおつまみは提供されませんでした。
機内食はチキンのビリヤーニかベジタリアンのパニールカレー。チキンを選択。サラダはコーンサラダ、デザートはキールと呼ばれるインドのミルク菓子です。
どれも美味しかったです。食後は、本場セイロンティーがエコノミーでも飲めます。レモンも付いてくるけど今回はストレートで。セイロンティーはミルクよりレモンの方が合います。
テレビが無かったので、退屈だった。同僚の持っていた文庫本を借りて着陸まで読んでいました。
コロンボは雨。北インドは今乾季でデリーはここ1か月ほぼ一滴の雨も降っていないので新鮮です。
到着は沖止め。
さて、目的のガン国際空港は、翌朝07:01の出発。コロンボ空港には便利なトランジットホテルが入国しなくてもあり、料金も良心的。6時間単位で借りれるしちゃんとしたホテルだから快適。これは次のレポートに詳細を。
コロンボ空港はこじんまりとして清潔で、結構お気に入りの空港です。この空港の良さは、到着も出発も同じフロアにある事。シンガポールのチャンギやクアラルンプール国際空港も同じ造りですね。この方がいちいち歩いてトランジットセキュリティーを通る必要が無く、その代わりに各ゲートにセキュリティーチェックがあるシステムです。この方が余計な歩きが無いのでトランジットする際には大変便利なのです。
さて、空港内は飲食できる店も沢山あり、バーガーキングでビーフバーガーを食べるぞ!思って実際行ったら超高い!空港内の店はすべてがUSD表示であり、スタンダードのWhopper MealがなんとUSD 15もする!単品でもUSD 10。鬼のような価格。馬鹿らしすぎるので即却下。
辛うじて、一店だけピザハットの隣にあるローカル風のカフェみたいなところに物価の安い店がありました。ここはちゃんとスリランカルピー表示もされている。パックの飲み物がUSD 1~2、サンドイッチ類もUSD 1からあるし、良心的。ピザハットも、フードコートも、飲み物は紙コップのコーラでさえUSD 3するし、メインはUSD 10以上になる。
この店で、地元の黒っぽいドリンクを購入してみた。ウッドアップルという果物のジュースで、甘酸っぱい。独特。こういうローカルドリンクってどこ行っても試したくなるんですよね。
<フライトの印象>
チェックイン手続きがのろかったけど、対応自体は結構良かった。クルーは全体的に感じが良く、親切でした。機内エンターテイメントは無くて機内雑誌のみで退屈だったのと、快適度が悪かったのは残念(この2つは機材の問題)。機内食は美味しかった。ただし量が少なかったので、ちょっと物足りない感がありました。アサヒビールがあったのはとても驚きでした。幸い、同タイプの機材を他の路線に巡り合う事は無かったので良かった。航空会社自体はしっかりしている印象です。
【搭乗評価】
出発空港でのスタッフ対応:☆☆☆
機内クルーの対応:☆☆☆☆☆
アメニティー・シートの設備:☆☆
シートの快適度:☆
機内食・飲み物のクオリティー:☆☆☆☆