こういう時に助かるプライオリティパス

プライオリティパスでは、通常の航空会社が指定する上級会員・上級クラス利用者用のラウンジでは不可能な便利なサービスを受ける事ができます。

その中の一つが

①非制限エリア(ランドサイド)に対象施設がある

通常の航空会社が指定する上級会員や上級クラス利用者向けラウンジは、出国審査もしくはセキュリティーチェックを過ぎた制限エリア(エアサイド)にしか用意されていません。

一度チェックインを完全に済ませてからしか利用ができないので、場合によっては不便です。

例えば、国内線から国際線へ乗り継ぎをする場合で次のフライトまで大分時間があまり、且つチェックインカウンターがオープンしていないので預け荷物をドロップオフできない場合(航空会社が異なる場合)。

この様な場合、非常に助かるのが非制限エリア(ランドサイド)で対象の施設がある事。

例えば、成田空港であれば、日中の時間帯に限りカプセルホテルのナインアワーズが最高5時間まで利用可能。

ナインアワーズで休憩できる
ナインアワーズで休憩できる

クアラルンプール国際空港では、ランドサイドだけでもなんと3つの対象施設があり、ハシゴもできちゃいます。

その中でも、空港ターミナルに直結している5つ星カテゴリーのサマサマホテルにある対象ラウンジが凄く優雅で、食事も最高!

PP対象のロビーラウンジ
PP対象のロビーラウンジ

最近、このケースで個人的に最もプライオリティパスに助けられたのはフランクフルト空港での出来事。

<事例①:フランクフルト第1ターミナル

スタンヴァンゲル→フランクフルトをルフトハンザ利用、そして約7時間後にフランクフルト発のエジプト航空でカイロ経由成田へ出発予定でした。

エジプト航空は前日でオンラインチェックを済ませてモバイル搭乗券もあるので、スタヴァンゲル空港で預け荷物をスルーで成田までお願いしようと予定していました。

が、同じスターアライアンスでありながら、ルフトハンザの場合は次のフライトがルフトハンザグループで無いと預け荷物をスルーチェックインができない!

と言うことは、一度フランクフルトで荷物をピックアップして、エジプト航空のチェックインカウンターでドロップしなければなりません。

これには一つ問題が。

エジプト航空のチェックインカウンターは出発3時間前で無いとオープンしないので、7時間の乗り継ぎ時間がある場合、最初の4時間を非制限エリア(ランドサイド)で過ごさなければならない。

第1ターミナルには座って待てる様な場所が無く、あるのはカフェぐらい。

同じカフェで数時間も滞在する訳にもいきません。

そんな中、プライオリティパスのアプリを確認したら、フランクフルト空港第1ターミナルの対象ラウンジはなんと非制限エリアにあるでは無いか!

これを発見した時は嬉しかった。

LUXXラウンジ入口
LUXXラウンジ入口

決して豪華なラウンジでは無いけど、飲み物や簡単な朝食が頂けたし、ノートパソコンとスマホを充電する事ができたのでとても良かった。

ラウンジの朝食
ラウンジの朝食

②制限エリアの仮眠室

先程は非制限エリアの話でしたが、今度は制限エリアのケース。

ほんの一部を除き、基本的にラウンジに仮眠室を設けている場合は稀です。

あったとしても、プライバシーが無く落ち着かない事がほとんど。

そんな中、長いトランジットでとても便利なのが、プライオリティパス対象の仮眠施設。

ドバイ、ドーハ、バハレーンでは制限エリア内のトランジットホテルや仮眠ポッドが対象になっています。

ドバイ空港第1ターミナルでは2時間まで利用が無料。

ドバイ空港Sleep 'n flyの客室
ドバイ空港Sleep ‘n flyの客室

<事例②:ドーハ空港

先日、ドーハで乗り継ぎ時間が約12時間と、とても長かったのですがその中で助けられたのがプライオリティパス対象の施設であるSleep ‘n fly。

簡易な仮眠ポッドに3時間滞在ができます。

カタール航空のビジネスクラスラウンジの利用対象であったので、そこにある素晴らしい仮眠室を利用する事ができるのですが、生憎最高6時間までと決まっており、延長ができなかったのでこの仮眠ポッドに救われました。

仮眠ポッド
仮眠ポッド

上からカーテンを下ろして個室の様な感覚にする事ができます。

丁度この時日本時間の深夜でもあり、凄く眠たかったので3時間ぐっすり落ち着いて寝る事ができました。

まとめ

いくら豪華なエアラインラウンジを利用する権利があったとしても、どうしても限界がある事が感じられます。その中、幅広いタイプの施設が対象であるプライオリティパスはとても助けられる事がある。特に非制限エリアの施設や制限エリアの仮眠室は本当に便利だと思いました。

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