日系ビジネスクラスに乗る時、皆さんは和食と洋食、どちらを選択される事が多いですか?
僕は和食が多いです。
何故なら、①和食は副菜が豊富で②メインディッシュも毎回異なる。
JALとANAはフルコースの際、洋食はメインディッシュが定着していて、ほぼ全メニューがビーフステーキか白身魚のの二択で、数回乗ると大体想像がついてしまいます。
この記事では、僕が両社に乗って気付いた要点をまとめてたいと思います。
①洋食のビーフステーキは当たり外れがある
エコノミークラスでは確実に提供されないビジネスクラス定番のビーフステーキ。
これ、フライトによって焼き加減が異なるので当たり外れがあるのですよねぇ。
日本発なら両社とも、一流シェフ監修のメニューが提供されるのでさぞかし美味しいだろう!と期待をしますが、実際ANAの羽田発で乗った時は肉の焼き加減がウェルダンすぎてパサパサ・・・勿体無い・・・
反対に、牛肉の販売自体が禁止されているインドのデリーから成田へ戻るJAL便のステーキは、意外にも完璧なミディアムで超柔らかくて美味しかった!
この焼き加減はフライトによって異なると思いますので、ANAでも完璧な時もあるはずですし、筆者の様にミディアムが好きな人がいれば、気持ち悪くてしっかり焼いていないと嫌だという方もいらっしゃるので個々で意見は分かれるでしょう。
そもそも機内で注文の際に焼き加減を聞かれないので、機内のステーキは基本ギャンブルだと思います(ファーストクラスでは航空会社によっては聞かれますが)。
②前菜は和食の方が充実
JALとANA両社とも、前菜は和食の方が副菜が多く、とても充実しています。
まずはANAから見ていきましょう。
下記、両方ともフルコースの際に提供される洋食の前菜と、次に和食の前菜です。
↑羽田→デリー便の洋食前菜は、「鴨のスモークとエビのサラダ イチジクコンポート添え」。
↑羽田→ジャカルタ便の和食前菜は、奥が牛時雨煮、鰹のタタキ、そして手前には数々の一口料理が並びます。
洋食、和食とも十分に美味しかったですが、やはり後者の方が確実に凝っている事が伺えます。
次はJALの例。
まずはデリー→成田便の洋食前菜。
メニューは鴨ロースやサラダ各種です。
同路線(デリー→羽田)の和食前菜は洋食と比較すると天と地の差があると言っても過言では無い。
え、本当に同じクラスなの?と思う程、和食の前菜は充実度がワンランク上ですよね。
やっぱり日系の和食は前菜が強い!
③和食だとメインディッシュが楽しみ🎵
洋食はステーキか白身魚か、と定着してしまっていますが、和食のメインディッシュは鶏肉の照り焼き、シンプルなサーモンの塩焼きだったり、牛タン、トンカツ、牛すき焼きなどとにかく色々なパターンがあります。
ビジネスクラスの機内食は事前指定ができる!
現在、日系二社では予約管理画面から機内食を事前指定できます。
機内で注文すると、後方座席の乗客は希望の食事が切れてしまう可能性があるのでなるべく事前に注文しておいた方が良いです。
メニューはそれぞれのホームページで詳しく記載されているので、参考になります。
注意:ANAの深夜便(羽田⇄サンフランシスコ、ロサンゼルス等)等便によってはフルコースメニューは提供されない事があります。
まとめ
簡単にまとめるとJAL・ANAビジネスクラスフルコースの和食は量的に結構ガッツリ、洋食は腹に優しいというイメージです。和食は前菜からして種類がとても豊富で、目でも楽しめます。メインディッシュに関しては洋食はステーキか白身魚と定着しているけど和食はパターンが色々。もしメニューを見て迷うのであれば、和食なら後悔は無いでしょう。