アフリカで一番標高の高い山脈はウガンダにある!
アフリカ最高峰はタンザニアにあるキリマンジャロ山ですが、あの山は富士山の様に独立しており、山脈とはなっていません。
アフリカで2番目に高いケニア山も、同様です。
そして同大陸3番目に高いのが、ウガンダとコンゴ民主共和国に属するスタンリー山群のマルゲリータ峰が標高5,109mとなっています。
このスタンリー山群はいくつかの高峰から構成されているルウェンゾリ山地の一部で、山脈になっています。
赤道直下でありながら氷河が残り、途中の奇妙な植物がトレッキングの醍醐味でもあります。
でも、今回はトレッキングはせず、あくまで山麓付近に位置する野生のチンパンジーが生息するキバレ森林国立公園付近を目指します。


ルウェンゾリ山地は常に雲と霧に覆われている
ルウェンゾリ山地は年間を通して、世界で最も地上から肉眼で確認がしにくい山とされています。
乾季の6−8月と、12月〜2月であればまだ可能性がある様ですが・・・

※1提供:Emma Lind (Wikipedia)
以下、Wikipediaより抜粋:
ルウェンゾリ山地は、熱帯雨林から高山草原、さらに雪原と、非常に多彩な植生を持つ山地であることが知られている。この山地は、すっぽりと雲に覆われていることから、非常に湿潤な地域になっている。コケに覆われた一部の地域には、6mにもなるヒースが生えていることで知られている。また、キキョウ科ミゾカクシ属の植物でいわゆる「ジャイアントロベリア」が生えている地域もある。もちろん、マルミミゾウやいくつかの霊長類、固有種の鳥類など、多彩な植生と調和している個性的な動物相もまた優れたものである。

※2提供:Manuel Werner (Wikipedia)
ウガンダはどこへ行っても清潔!
ウガンダで最も感心した事の一つは、地方でも都市部でもゴミが落ちていない!!
ルワンダを除く周辺国だと結構ゴミが散乱している事があるのですが、見事ピカピカに見えます。

↓ほら、スッキリしていませんか?


↑ウガンダのお兄さん、車から隠し撮りで(笑)。
ウガンダでは、主食が米でも小麦粉でも無く、バナナ!
バナナを蒸して潰したマトケと呼ばれるものと、シチューに浸したり主菜と一緒に食べます。


そのバナナも、熟れる前に調理するので甘さが控えめなので黄色では無く、緑色で食べます。
昼飯は、ナイル・サファリロッジで手配してもらったチキンのドラムスティックと野菜。

途中の休憩場所で、木にハタオリドリの巣を見かけました。
見事な自然の芸術作品です!

山岳地帯に近づくにつれ、標高も上がってきます。
紅茶農園が広がり始めました。


そしてルウェンゾリ山地が見えてきました。

生憎厚い雲がかかっていますが、晴れていれば5,000mを超える山々が見渡せます。


遊園地のアトラクションの様な建築のロッジを視察!
ルウェンゾリ山地の麓にある拠点となる都市は人口50,000人弱のフォートポータル。
標高は約1,500mと標高600mのマーチソンフォールズ国立公園から大分上がってきました。
この辺りになると鬱陶しい吸血ツェツェバエも居なくなり、気候も涼しくなります。
赤道直下ですが、朝晩は長袖が必須です。
さて、ここフォートポータルには面白い建築のロッジがあります。
丘の上にツリーハウスみたいな形で建てられ、結構階段を上がらなければなりません。
その名もチャニンガロッジ。



ロッジから眺めるルウェンゾリ山地や、火山湖は正に絶景。
生憎、雨季のため万年雪を戴いたスタンリー山群は雲に隠れていましたが。











体験としては宿泊するのは面白そうですが、結構この宿は強気の値段設定をしています💦
ベッドシーツやカバー、バスルームのアメニティ等は正直ゲストハウスレベルっぽいので、コスパは高くないと思う・・・
我々の旅行会社出身4人グループも、ここはあくまで視察として通りかかっただけでこの日の夜は別の場所で過ごす事になります。
まとめ
フォートポータル付近は気候が過ごしやすくとても景色が美しい場所。野生のチンパンジーが生息するキバレ森林国立公園の玄関口となり、動物観察とルウェンゾリ山地の景観両方が楽しめます。この日はウガンダの街が清潔である実感をした事とアトラクションチックなロッジの視察がハイライトでした。