概要
ホテル総合評価:80点
感想:昔ながらのロッジで風情はあり部屋のアメニティーは充実しているが、Wi-Fiがほぼ使い物にならず、食事はまぁまぁ、防音もしっかりされていないので気になる点は多い。
<利用詳細>
市町村名:マーチソン国立公園・パラア
宿泊施設名:Paraa Safari Lodge
部屋のカテゴリー:デラックスルーム
宿泊施設利用日:2022年4月
宿泊数:1泊
宿泊代:パッケージに含まれていたため算出不可
<ホテルの位置>
ナイル川の北側に位置します。
マーチソンフォールズの滝口までは車で約1時間の距離です。

滞在記
・マーチソン国立公園で一番老舗のリゾート
1954年創業のマーチソン国立公園内(Murchison Falls National Park;以下MFNP)に位置するホテルで一番古くから営業していて且つ最大規模です。
全室バルコニー付きで客室からナイル川が眺められる。
部屋53室(クラシック<デラックス<スーペリアの順)、コテージ1室、そしてテント3室が用意されています。


・デラックスルーム以上はエアコン付き
スタンダードのクラシックルームにはエアコンは付いていなく、天井のファンのみです。
デラックスルーム以上になると、エアコンが付いています。
ここMFNPの標高は首都カンパラや国際空港のあるエンテベよりも下がって680m程。
朝晩は過ごしやすいですが日中は結構暑くなります。
快適を求めるのであればエアコン付きの方が無難です。

バルコニーから眺めるナイル川は落ち着きます。

・バスルームはアメニティーが充実している!
ドライヤーの他、固形石鹸、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、ローション等一通りアメニティーが揃っています。



・バスルームの防音がしっかりしていないので気になる
古いホテルや建築物あるあるですが、バスルームの換気が固定されたブラインド式みたいなもので自然タイプとなっています。
バスルームの裏は廊下になっているので、普通に誰かが歩くと響くし、落ち着いて用が足しにくいかもしれません。

案内表にはエアドライヤーはフロントデスクでデポジットを払って使用が可能となっていましたが、宿泊時はバスルームに既に用意されていた印象です。

・Wi-Fiは接続状況が悪い!部屋では使用できない!
チェックイン時にWi-Fiのパスワードが案内されますが、残念ながら各部屋で利用する事はできません。
ラウンジやフロントデスクがある公共エリアでのみ、接続ができますがそれでも非常にスピードが遅く、SNSで写真をアップする事さえできませんでした。
利用時から3年経過しているので、ここは改善している事を願いたいです。
・食事はそこまで豊富では無いが味は悪くない
訪問時、満室では無いかと思う程食事時は全てのテーブルが埋まっていて、とても混雑していました。
ビュッフェスタイルの食事ですが、そこまで種類は多く無かったです。
サラダ、ホットミールは肉や野菜がしっかり入っていて栄養バランスは良かった。
美味しいとは思いませんでしたが不味くも無かったです。





評価
スタッフの対応:8/10(概ね親切なスタッフが多い)
部屋の清潔度:5/5(問題無し)
部屋の快適さ:8/10(エアコンがあって快適;トイレの換気窓が古いタイプで廊下の音が響く)
部屋の雰囲気:5/5(バルコニーから眺めるナイル川が良い;全体的に落ち着いている内装)
設備・アメニティー:7/10(部屋でWi-Fiが使えないし公共スペースでも遅いが、アメニティーは充実)
食事:7/10(種類はそこまで多く無い;味はまぁまぁ)
総合評価:40/50 = 80点
まとめ
一言で纏めると、「無難」です。MFNP内のリゾートでは老舗だし、老朽化は目立つけどその分風情もあり、安心感もあります。ただし、一応ウガンダ国内で最もメジャーな観光地ながらWi-Fiが全く使い物にならないのはどうかと思いました。高台に位置しているので部屋を含む敷地内から眺めるナイル川の景観が良いのはプラスです。