数か月前、フェイスブック友達が神奈川県に神秘に輝く川があると言う記事を投稿して、とても興味を持ちました。是非、一度行ってみたい、と!
その川とは、玄倉川(くろくらがわ)。丹沢を流れる小さな川ですが、この川、ハイキングで上流の方へ向かうと、見事なブルーに輝く一帯があるのです。その名もユーシン渓谷。
場所は、かなり山奥にあります。小田急小田原線の新松田駅前、朝08:20発の西丹沢自然教室行きのバスに50分ぐらい揺れると、玄倉に着き、そこから2時間半程川沿いを歩くと、その場所はあります。
今回は大切な友人と一緒です。
ちなみに、この登山道は凄くなだらかで、簡単なハイキングには最適です。ずっと道路が続きますが、一般車の走行は禁止しています。基本的に道路の上をずっと歩く形。途中、真っ暗なトンネルもあり、スリルもあります。一つ長いトンネルがあり懐中電灯は必須です。
そして、ダムが見え、その後ろはこんなコバルトブルーに輝く川が現れます。そのブルーさには息を呑みます。
ただ、一点の難点はこのブルーを眺めるのに、直接川岸まで行けない事。上の道路沿いから眺める事しかできないのです。もしかしたら自然を守るためにわざとそうしているのかもしれませんが。。。そして、この色をしている場所はほんの一部だけです。この先を更に30分ぐらい行くと、ユーシンロッジ(2016年5月時点は休業中)があります。時間もあったので、更に先に進む事に。
このロッジは結構大きく、民宿みたいな感じです。公衆電話もありましたが、ランプは付いていなかったので恐らく使用できません。ちなみにAUもDoCoMoもこの辺りでは電波はありません。ロッジの前には、公衆トイレがあります。登山者が寛いでいました。
近くに小川の近くまで行けたので、川沿いで昼食にしました。新松田駅前のコンビニで購入したのり弁、エクレア、そしておにぎり。エクレアは美味しすぎて思わず悲鳴を(笑)。日本のスイーツやばすぎー。大自然の中で食べる弁当はめちゃうまでした。
そうそう、インドでのトレッキングの感覚で、リュックの中に2リットルのお茶を2本入れて持ってきました。全然そんなに必要無かった(笑)。2人で1リットルで十分でした。途中大地震が起こって土砂崩れになって通行止めになったりした事を考えたのですが、そこまで心配しなくても日本ならなんとかなりそうですね。万が一の時のために冬用のダウンジャケットまで持ってきましたが必要無かった。他のハイカーでかなり軽装な人達も多く、ちょっとカルチャーショックでした(笑)。
来た同じ道を引き返します。今度は日が照ってきたのでちょっと明るくなりました。
この景色は北東インドのアルナーチャル・プラデーシュに凄い似ていて、インドにもこの様な綺麗な小川が流れる大自然が美しい地域もあります。
午後は、新松田駅行きのバスの到着が遅かった事から、一本早い谷峨駅行きのバスに乗りました。谷峨とはJR御殿場線の無人駅です。ここから、小田原へ向かう前に一度御殿場方面(反対方向)へ向かいました。理由は、富士岡と言う駅のホームから富士山が邪魔無く綺麗に見渡す事ができ、この日は凄く晴れていたので絶好でした。
富士山は良く見えましたが、逆光でした。朝の方が良いですね。ちょっと霞んでもいたし。。。
やって来た方面の列車で引き返し、新松田経由で小田原へ向かいます。
夜は小田原で人気の魚介類の店、Sakana Cuisine Ryoで食事です。これは次のブログ記事ネタに。。。