先日、ベジタリアンの友人がエミレーツに乗った際に送ってくれた特別食の機内食。
航空業界のコストカット化が進む中、エコノミーでも手を抜かない航空会社がエミレーツ。筆者が前回乗ったのは2016年なのでもう大分前の話になりますが、その時に乗ったドバイ→デリー路線のエコノミーのサービスがもの凄く充実していて感動しました。
>2016年9月6日:エミレーツ航空B777-300ERエコノミークラス搭乗記:ドバイ→デリー
どうやら、この感動のサービス、コロナ禍の中でもしっかりサービスクオリティーを保っている事を再確認しました。
特別食って、その名の通り一部の乗客だけの特別サービスでもあるから、結構手を抜いてしまってもおかしく無い状況なんですよね。この一般客から「見えないサービス」でどれだけ力を入れるかによって、その航空会社の素顔が見える気がします。
友人が事前指定したのはビーガン食。肉や魚やもちろんの事、乳製品、卵、白砂糖までも一切使用しない料理です。
ドバイ発がこちら。
メインの内容はピスタチオが振りかけてある白インゲン豆のベイクドビーンズと、もち麦とマッシュルームを一緒に炊いた様なもの。特に後者はあまりに美味しくて、レシピを教えて欲しいぐらいだった様です。
前菜とデザートのアップはこちら。
前菜はクスクスサラダにマッシュルームと野菜が入っているもの、そしてデザートはライスプディングに杏ジャムらしきものとピスタチオの砕いたものが入っていて、こちらも非常に美味しかった様です。
凄いのはチーズ。。。なんと、ビーガンチーズまで提供されていました!ここまでやるか、エミレーツ!乳製品では無いチーズって想像が付きませんが、こちらも美味しく召し上がったと。
因みに、ヨーロッパ発は典型的なビーガン食っぽいですね。
メインは豆のシチューとライスに茹でたとうもろこし、カット野菜のサラダ、フルーツとホールグレーンのパン。
やはり現地パートナーのケータリング会社に任せているためか、ドバイ発と比較すると若干内容に劣っている感じがします。
まとめ
エミレーツの拠点であるドバイだからこそ、ケータリングに力が入れる事ができる。エコノミークラスでしかもコロナ禍でも、しっかり手を抜かないエミレーツはまた機会があれば乗りたいですね。特にドバイ発で。
おまけ
上記のリンク内にもありますが、面倒臭い読者様向け(笑)。こちらが、筆者が感動したドバイ→デリーの機内食。エコノミークラスとは思えない程、質の高い機内食でした。
メインディッシュはマトンビリヤーニー。凄く美味しかった記憶があります。更に感動したのはデザート!
インドでは高級扱いとされている、ガジャル・ハルワ(人参のミルク菓子)。ココナッツやナッツのフレークがトッピングまでされ、大袈裟なく豪華なレストランで提供される様なプレゼンでした。