昔から、筆者が窓際の座席指定をする際に必ず毎回確認している事があります。
進行方向右側と左側のどちらの方が景色が良いか、という事。
これを調べるのに最適なサイトは、無料バージョンでも十分に楽しめるFlightradar24です。
便名を入力すると、過去のデータが表示されるので航路をクリックすると、正確な航路が表示されます。
PCバージョンとモバイルバージョンで若干使い方が異なりますが、当ブログの読者さんはスマホ利用が多いのでモバイルバージョン(アプリ)を簡単に説明していきます。
JL41の羽田→ロンドン線を参考にします。




航路が表示されたら、次は進行方向どちらの窓際を指定するか決めます。
また、日によって若干ルートが異なる場合があるので、ひとまず過去数日間の航路を全て見てから、特に変わりが無いかどうか調べます。
大抵大まかな航路は変更ありませんが、着陸はその時の風向きによって進路が異なるので、到着時の景色に関してはギャンブルに近いです。
特に香港着陸の際に高層ビル群が見えるようにいつも狙っているのですが、毎回反対方向の海側から着陸する場合が多く、外しています(泣)。
筆者の場合、以下2つの要素を重要視します:
①直射日光が照り付けないか
日中のフライトでは、午前中は東側、午後は西側の窓際から直射日光がずっと入ってしまうので注意します。
特に、南北の横断する様なフライトでは。

②象徴的なランドマークが眺められるか
日本発着便なら富士山、インド北部を飛行するならヒマラヤ山脈、ドバイ発着ならブルジュ・ハリーファ等、象徴的な見所はどちらかの窓際からしか見えない場合が殆どです。


往復でルートが全く異なる事がある;特にヨーロッパ路線が面白い
現在、日本⇄欧州直行便はロシア上空の飛行を避けるため、遠回りをしています。
気流の関係で欧州へ向かう際はアラスカ上空を飛行して北極圏周りで、帰国の際は中央アジアや中国などシルクロードルートで。
例えば羽田⇄ロンドン線。
往復すると、世界一周した事になり、夜を一回多めに迎える事になります。


太陽は赤道付近側に位置している
これは個人的にずっと無知だったので記載しているだけですが、太陽って夏は北極圏が白夜というぐらいから、北の方に位置するのかな、と思っていました(笑)。
でも、本来は常に赤道付近に位置するので、北半球に属する日本や欧州から見れば、太陽は南側に位置する事になります。
日本で物件を探す時も南向きが需要ありますもんね(笑)。
一度ノルウェーで国内線に夜のフライトに乗った際に、白夜だから北の方に太陽があるよね、と勘違いしていたので南向きの座席に座ったら、実際に太陽が照り付けていて驚きましたw。

まとめ
窓際族の場合、該当フライトの航路を確認してから座席を指定するとより楽しみが倍増します。富士山や迫力のある山々の景色は特に心を癒してくれますね。Flightradar24は無料バージョンでも過去のデータが閲覧できるので、右か左側のどちらか座るかを判断するのに適しています。